スチール板、フリクションプレートの状態
一部スチール板にフリクションプレート(ケブラー)から削られたレコード盤のような筋がつくようになりました。クラッチシェル側にも筋がついています。
布巾で拭けば取れるのですが、数十km以内走行しただけ不着する事が確認できました。
↑左上~上側のみ筋が濃いのですが、右~左下が薄いのは拭き取って撮影した後のためです。
筋は円盤状に均一についています。
やけに1,2枚だけフリクションプレートの色が変色して画像の状態になっています。
こちらも筋を拭き取った後です。
フリクションプレート単体でみますと溝がありそうなのですが、
こうなったら全交換した方が良いでしょうか?
貧乏性なので、もったいなくなかなか交換に踏み込めないのですが、
よろしくお願いいたします。
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これまでは手でスルスル回すだけしか試していなかったのですが、改めて解説して頂いたお蔭で良く分かりました。本当にありがとうございました。
原理が理解出来ましたので、今後はキックも活用しようと思います!
ちなみにサビなどでクラッチが張り付いた場合でも、この方法で無理矢理引き剥がすことも可能な場合があります。出先とかで張り付いたらとりあえずニュートラルに入れてクラッチきってキックです。
↑の情報も目からウロコでした。
ありがとうございました!
基本的にはニュートラルに入れてクラッチを切ってキックを踏んでみます。
スプリンガーさんも組んだ後に手で回していましたが、原理的にはあれと一緒の効果?があります。
手で回す場合もキックでの場合も基本的にはミッションのメインシャフトが回るんですが、コレを足でやってしまえって感じです。
でも足の場合のほうがより力が強いので、どっちかって言うと走行状態に近い…ってかより力強く回せます。
手で回した場合でも重くて回らない場合でもキックならスルスル回る場合があります。これなら切れていると判断ができます。んで、クラッチがきれていない場合はキックの場合だとエンジンがクランキングしたり、ギヤを入れている状態であれば車体が前に出たりするんですね。なんでより効果的?ってのかな、手で回す場合より切れているか切れていないかの判断が付きやすいのです。
なんで、手でスルスル回れば最高にOK!
でも手で回らない場合はキックふんでまぁスルスル回るなら及第点!
みたいな感じで順序で渋さの判断をしたりするんですよ。
ちなみにサビなどでクラッチが張り付いた場合でも、この方法で無理矢理引き剥がすことも可能な場合があります。出先とかで張り付いたらとりあえずニュートラルに入れてクラッチきってキックです。
キックってエンジンの始動に使うものなんですが、プッシュロットから点火時期、腰上組む場合やクラッチのメンテなどについていると非常に便利なものなので、メンテナンスの必須装備とも言えます。
クラッチ回りを交換してマフラーからのアフターファイヤが収まる原因…
正直思いつかないです。
今回クラッチ周りを交換することによってエンジンの運動に影響を与える可能性があるとすれば、今までクラッチが滑っていてソレが今回新品にすることによって直るってパターンだと思いますが、クラッチって滑っていると乗ればすぐわかるはずなんですよ。
なんで今まで滑っていたとスプリンガーさんが感じていないようであればクラッチ周りがアフターファイヤに影響を与えたって事にはならないんじゃないかなーと思ったりもします。
他になにかあるかなーと思うんですが、今は思いつきません。
クラッチのノーメンテはちょっと言い過ぎたかもしれません(笑)
管理人的には切れてスパッとつながればそれでいいんじゃね?って感じなので、雨の中乗ってクラッチが張り付かなければノーメンテでいいと思ってます。
でも、中にゴミが溜まって調子が悪くなるようならやっぱりメンテナンスは必要です。
定期的なメンテってより調子を見てバラせばいいんじゃないか程度の意味におもってください。
いい感じになったみたいですね
手で回せないぐらいだとクラッチ切ってもたまに車体が前に行っちゃったりすることもあるんですが、バッチリなような何よりです。
BDLのやつですね
ちょっと詳しく調べていないのですが、それはwet/dryの商品かな。つまり濡れている状態(クローズドプライマリーのようにオイルが付いてしまう状態)でもドライ(オープンプライマリー)の状態でも使えるってものだと思います。
で、入れるのがきついのは新品では割とそんなもんです。
今までつかってきた状態にもよりますが、スタッドが曲がっていたりハブについているスチールプレートが引っかかる部分なんかもまがったり減ったりしてきついことが多いです。
んじゃ全部新品ならゆるゆるなのかって言ったら決してそうでもなく、やっぱりキツめな感じがします。
あまりにもきついようなら削ったりもしますが、その前に一度走ってみましょう。それで問題ない、ちゃんとクラッチが切れるのであればそのまま使って問題ないですよ。
後はオイルに浸せってのですが、これはフリクションプレートだけOKです。
以前はノウハウに当たる所だったので、あまり答えたくない事でしたが最近は社外品の説明書にも結構書いてあるので答えても問題ないでしょう。
浸すのがめんどくさかったらうっすらオイルを塗るだけでいいです。
これは切れる、切れないの問題ではなくてジャダーの抑制効果があります。
浸すほどベチョベチョにすると最初のうちは飛び散って汚くなることがるので個人的にはすきじゃないかな。めんどくさいし、オイルもったいないですしね
こんな所だと思います
5本入りかぁ…今はそれしかもう無いのかな?昔は一本売りでいいのがあったんですが。
で、そこはメンドラ周りのオイル漏れとは全く関係のない部分です。
そこから漏れるオイルははるか彼方のキックカバー、メインシャフトの反対側からやってきます。
んで、確かにそこのシールを交換すればいいんですけど、交換するためにはナットを取らなきゃいけないし、そのナットを外すには特殊工具かインパクトが必要になります。
現在はそれほど漏れてないみたいなんでまだいいと思うんですけど、クラッチのプレートが何やら油っぽくなるようなら要注意です。更に漏れてくるとそのオイルが原因でプレートがはっついてクラッチが切れなくなったりします。あと汚いんですよ…オイル飛び散ったりで。
お手軽にそのナットを取れるのであれば今すぐ交換してもいいですが、もし取る事ができないって状態なら現状でも問題ないと思います。何かの機会に交換してしまいましょう。
カスがポロポロ落ちるはすごい!いい加減交換してもいいかもです。そろそろ許してやりましょう。
後、スプリングですが厳密に言えばまたテンションだのなんだのになりますが、考え方はやっぱりその他の部品と一緒です。使えるとこまで使ってみよう!でいいかも。
ただしあんまりサビが進行すると折れたりなんだりとトラブルが考えられるので、もし変形するレベル(表面がサビでポロポロ落ちて歪な形になるレベル)であればさっさと交換するほうが吉です。
そうじゃなければ…そうですね、適当に油でも塗っとけばとりあえず大丈夫だと思います。でもあんまりやらないです。サビ防止程度でなんか塗ってもいいんじゃね?ぐらいです。10本あれば1本2本出先で折れても大丈夫!あと折れたのは見たこと無いかも。
アジャストスクリューはプッシュロッドに当たる一番奥の面ってんですかね、これが需要です。当たりが悪いとか欠けてる、斜めに削れてるなどの目で見てわかる異常があれば交換するべきです。
これがまた以外とシビアな部品で、割と露骨にクラッチの動作に影響します。
社外品では先端にボールがはいっているもの、平らなもの、尖ってたりなんかだめそうだったりといろいろありますんで、選択には注意が必要になります。実はクラッチで一番消耗して交換が必要な部品かもしれません。
こんな感じです。
写真見ました。
えーっと写真見る限りはだいたいこんなもんです。
クラッチは切れている状態だと割と猛烈にこすれています。なんでちょっと走っただけでも筋がついたり汚れが付着するのもわりと正常な動作です。
んで、交換時期なんですが…う~~~ん
恐らくサービスリミット的な数値はありますが、現在はほとんどが社外品に入れ替わっている上に、この社外品も年式とかなんとか割と適当で純正の数字が当てはまらないと思います。各部品ごとに恐らくリミットは設定されているんでしょうが、そんなのいちいち覚えてられないですし。
てことで、個人的にですが著しくオイル食っててなんか汚かったり、歪んでたりしたら交換を考えます。ただしこれも絶対じゃ無いです。
クラッチってレバー握ったときにきちっと動力が切れて、つなぐときに半クラがしやすく、走ったときに滑らず、これららの動作中に異音がしないってのが基本動作のすべてです。
これらが出る前に予防の意味で交換してもいいんでしょうが、貧乏性の管理人としてはクラッチがぶっ壊れたら交換・・・でいいんじゃないかなと思います。
基本メンテナンスはたまにバラして掃除です。ただオープンの場合は雨天にでも乗らなければほとんどメンテフリーだと思います。
補足になります。
画像のケブラープレートは8、9年以上前に装着されたものなのですが、最近ネオファクトリー(http://www.neofactory.co.jp/product_detail/019969/)で予備を購入してみたのですが、最近のスチール板はマット系になっているのですね。