1976FXE アイドリングについて
1976FXEについて質問いたします。 エンジン始動および十分暖気した後に 走行後15分ほどすると下記の様な症状になります。 アフターファイヤー&失火のパーン、パンッやキャブからバックファイヤーのくしゃみ(パスッ) これらの理由や可能性がわかる方いらっしゃいますか?ご回答よろしくお願いいたします。
補足 消耗品や電気系統はレギュレーター以外は新品交換済みです。プラグも焼け具合は程良いです。
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ポイントのヒールが見えないのでなんともですが、ぱっと見だともうちょっとって感じですかね?
もしそうならタイマープレートが駄目なパターンだな。
これ、タイマープレート交換してもいいかもしれません。かなりずれている感じがする。
んじゃ、どれがいいかとなると…今現在売っているのはみんな台湾か中国製のもので選んで買える状態じゃないですけど、どーなんだろ?個人的にはV-TWINは避ける感じで習性がついているので、それ以外のやつならどこでもいいのかなと思います。
長穴切るって方法も無いわけじゃないですが、面倒なんでとりあえず新品にしちゃいましょう
あれま
そこまで開けたんですか?ピニオンとカムのマークはあっているでしょうか?
他にもそこまで開けたんで、ついでにカムギアとカムのズレとピニオンギヤのキーや破損もチェックしましょう。
あと、ケッチンと圧縮の強さはそこまで相関関係が無いです。ケッチンはエンジンがかかる程度の圧縮があれば発生します。
最近ここまでの故障を見る機会が少なくなってきたので、一体何が原因か気になってしょうがない…
管理人様
お世話になっております。ご丁寧にありがとうございます。質問内容の時系列など複雑になってしまったため下記に書き直します。
1
エンジンの始動が悪いため電気系統はレギュレーター以外新品交換。
2
何とか掛かったが走行後しばらくするとアイドリング不安定でエンスト。バックファイヤー、くしゃみなどの症状。(最初の質問時)
3
管理人様のご指摘の通りガバナをチェックしたらガバナー内側の爪が折れて無くなっていた。その為、毎回ガバナー自体を点火時期に合わせカムボルトを固定。(爪がない為、自由に動いてしまう)その後プレートで最終調整をする。
結果的にブレーカーカムもガッチリ固定されてしまいスプリングも一切動かない。そのため始動時は一見調子良く感じたと思われます。
点火時期は何度も調整しケッチンが来る場合は少し遅らせたりし始動のコツは掴んでいた。(故障ガバナ仕様時)
4
今回の質問を投稿。ガバナを新品交換。取付け内容を何度も確認し設置終了。
5
点火時期の調整を行う。フロント上死点に合わせるがプレートを右に目一杯回してもギリギリ届く程度。ポイントギャップを0.45ミリ程度に合わせると更に点火時期が遅くなっている(新品時、最初はギャップが広かった為)
6今現在に至る。ガバナ爪が掛かるカム溝が遅れた場所にあるのか?と疑う。もしくはプレートを加工して点火時期を早止めることは可能では?という考えで昨夜、質問しました。
⭐︎キックの軽さですが「3」の時点でかなりケッチンくらいましたので大丈夫だと思います。最近私の体重増加でキックが楽になった為、重く感じたと考えられます。
⭐︎画像は点火時期「 l 」の画像です。(厳密には穴を覗くと数ミリ進んでます。すいません。)
大変お手数ですがご確認のほどよろしくお願いいたします。
いやいや、大丈夫ですわかります。
まずプレートです。これの取り付け部分長穴を目一杯早い方に降っても点火のタイミングがうまく取れないってことですよね?
原因はガバナの取り付け不良か、ポイントがついているそのプレートがおかしいかどっちかだと思います。
カムの位置とかエンジンの中身由来でおかしくなる事もありますが、今回はばらしていないでしょうから、とりあえず除外です。
ガバナの取り付けをもう一度確認して問題なければプレート不良かなー。これめっちゃあるんですよ。現在売られているものってかなり適当に作られている物が多くて、そもそもポイントのマウント位置がおかしいんです。
そのため長穴を使い切ってもいい位置にマウント出来ないなんてのがたまにいたりします。
この場合確かに加工ってのも一つの方法ですが、個人的には面倒なんで別のものを使ったりします。
でですね、キックが軽いのと点火時期が合わないのは別問題です。
キックが軽い=圧縮が抜けているです。(他にもクラッチが滑っているってのありますが)
圧縮抜けている場合、燃焼室周りの摩耗に気密性の低下と、バルブがいらいないところで開くってのがあります。
今回のタイミングが合わないと圧縮が抜けているの合わせ技を考えるともしかしたらカムシャフトの位置がおかしいのかもしれません。
んー、一度ちゃんと圧縮上死点を出した後ポイントのヒールがどこにあるか写真がみたいかな?
もしかしたらバイク屋さんに持っていく案件になっちゃうかもしれません
管理人様
点火位置ですが一番早めても上死点あたりに来るのがやっとです。キックもすごく軽いです。エンジンも滅多にかかりません。プレートに穴あけなど加工してずらす事で点火時期を早める方法を試すのはありでしょうか?
分かりづらい説明で申し訳ございません。
って書いといて肝心の調整方法を書いてなかったw
ここからは完全に個人的な点火時期の調整方法です。世間一般のあってるあってないの基準がわかりませんが、個人的には始動に問題が無くノッキングを起こさないギリギリで点火時期が早い事があっているの基準です。
あとキックがついているのが基本になるのでその辺ご了承ください。
で、どうやってあわせるか。
あくまでもポイントやダイナSなどのガバナがついている点火システム限定で話を進めます。
まずはポイントのプレートを緩めて割と思いっきり点火時期を早めて仮締めします。
そこでイグニッションをON!軽くキックを踏みます。ケッチンが来るようならNG!ちょっと遅らせます。
もしケッチンが来ないようならちょっと点火時期を進めます。
こうやってケッチンが来ないギリギリを狙います。
で、そのタイミングに合わせたら次は試乗です。エンジンがチンチンに温まるまで乗って頃合いをみてアクセル全開!ノッキングしなければOK!って感じです。
この方法ならどんな状態のバイクでも合わせることが可能です。なれて来ればこんな事しなくても点火時期をいい感じにすることが出来ますが、不慣れならこれがいい感じの点火時期を出す早道だと思います。
カスタムされ、軽くなって2次減速比がいじられている車両だと思いの外タイミングが早くなると思いますが、クッソ重いFL基準のタイミングよりは塩梅よくバイクが動くはずです。
タイミングマーク原理主義者からは外方の方法として疎まれるでしょうが、もう20年ぐらいこの方法でやってます。
なぜこんなのでいいのかちゃんとした理由もありますが、長くなるので書くのはやめておこう…
チョー簡単だし、調子もよくなるので是非お試しを
点火時期ですね
この問題は非常にナイーブ?っな問題でして、触れるのも面倒な感じです。
この際なんで、点火時期のタイミングマーク絶対原理主義者が掲げている点火時期の合わせ方は間違いと言っておきます。
まず、点火時期をその当時の方法でしっかり合わせるのであればマニュアルではタイミングライトの使用を推薦しています。
今、巷で言われいてるフライホイールの点火マークってか丸いポンチマークがタイミングホールからちょっと見えたところで合わせるって方法はタイミングライトが無い時の非常用の合わせ方として乗っているだけです。
当時の点火時期調整に厳密に従うのであればタイミングライトを準備して、オイルでビタビタになって全く見えないフライホイールの縦マーク「l」←こいつが2000Rpmでが見えるようにして、そこからちょっと送らせてBTDC30°に合わせるべきです。
が、おそらく不可能でしょう。
やったことありますが、いくら透明のプラグをタイミングホールに突っ込んでライトを当ててもオイルでべったりのフライホイールのマークなんて全く見えませんから。だからといってマニュアルに書いてあるタイミングが絶対と言うのであれば、ありとあらゆる方法を駆使してこのタイミングを出さなければならないはずです。
でも実際に広まっているのはマニュアルに乗っている簡易的な方法です。
ってことで、巷で出回っているタイミングの合わせ方は厳密には間違いで、一体なぜそんな話になっているのか全くわかりませんが、マニュアルに乗っている簡易的な調整方法がまことしやかに正しい合わせ方としてまかり通っている現状は非常に問題だと思います。
また、どこかで書きましたが当時と現代では内燃機の修理やガソリンの質、カスタムされていれば車両重量も違いますし、そこまでありとあらゆる物が違っているのになぜ点火時期だけは当時の方法がよしとされているのかも疑問です。
そもそも当時の点火時期ってあれですよ?
重量もギヤ比も全く違うFXとFLが共通って時点でおかしい話だったりします。重たく荷物満載でサイドカーなんかがついているFLとそうじゃないFX、ここが同じ調整方法ってところで当時のマニュアルの調整方法に疑問を抱くべきです。
ってことで、ネットに流れている当時のマニュアルにですら否定されている点火時期調整の方法は忘れましょう。