4速の純正オイルタンクに穴を追加するとしたら
こんにちは
4速の純正オイルタンクなのですが、オイル交換の際に底を覗くといつもスラッジ?が残っているのでフィルタの穴から棒やらウエスやらを突っ込んで出来るだけ綺麗にしています。
毎回面倒なので、たとえば底や脇に手が入るくらいの掃除用の穴を追加したいのですが、いい方法が思いつきません。何かアイディアがあればお伺いしたいです。
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またアホな事を…
まず、オイルタンクに開ける穴の選定です。
横か下かということですが、下や横だと常にオイルが浸る場所になり、オイル漏れのリスクが増大します。
また、下にした場合は作業性が著しく低下するし、横に開けたとしても車両側面側だとするとその見た目にも大いに影響するはずです。
以上の条件から考えると穴はシート下、オイルタンク真上という選択になるでしょう。
次にもう一度オイルタンクに穴を開ける目的のおさらい。
タンク内の清掃ということなので、最低でも大人の手がスッッと入る程度のサイズはあるべきです。
今現在管理人の手を見るに最低でも1辺15cm程度の正方形、もしくは直径の円が必要になると思います。
このサイズの穴を開けるにはオイルタンク上面に邪魔者がいます。そう、オイルフィルター入れる穴ですね。
しかも記憶なんでアレなんですが、フィルター野郎、どういうわけか真ん中にあるわけじゃなくちょっとオフセットしていたような気がします。コレはいけない。
この辺をなんとか回避するように正方形、もしくは円で穴を開けましょう。フィルターは別途別の場所に移設します。移設すれば普通のカートリッジ式フィルターも使用できるようになり、スペースも空く、フィルターの性能も上がるで一石二鳥です。
さて、無事に穴もあきタンク内の清掃もできました。
いよいよこの穴を塞ぐ時です。
ただ塞ぐと言ってもこの穴はタンク掃除の時に再び開ける事になりますし、走行距離によってはかなりの頻度で開けることになります。よって蓋をつけるべきです。
そのことから考えるにこの穴の蓋の開閉には以下のような条件が必要となるでしょう。
- 開閉は極めて簡単でなければならない
- 部品等は極力抑え構造を簡略化、耐久性を持たせる
- 絶対にオイルが漏れてはいけない
まず1番の簡単である事。
できればボタンひとつで・・・と行きたいところですが、コレだと振動の多いハーレーの場合、誤動作で開いてしまう可能性があります。誤動作を起こさない程度の硬さおボタン等ならいいのですが、それだと操作感がスポイルされてしまう。
ここはぐっと我慢して蝶ネジ等で止めるようにしましょう。蝶ネジであればそこそこトルクもかかりますし、開閉に工具もいりません。
何より無くしたとしても代用品がすぐにてにはいりますね。
次に2番の簡略化/耐久性
質素な作りにすればそれだけ部品点数も下がり、構造も単純化それ故耐久性も増すという考え方です。
ただしあまりに単純に作ると①の簡単と相反する事になります。
例えば蓋の反対側をヒンジを使ってオイルタンクに固定。ぱたっと閉じて反対側は蝶ネジを使って止める。こんな風にすれば高耐久、簡素、そして簡単の3つをてに入れることができるでしょう。
最後に3番、気密性
難しい問題です。頻繁な開閉、高温、流動浸透性の高いオイル、そしてそこそこかかる内圧…
これらをすべてブロックし、オイルをせき止めるためには高耐久のオイルシールが必要です。
また、締める時にあまりに締め付けを強くしないと漏れるようでは簡単の原理にはんします。このためある程度の厚みとクッション性のある素材が必要になってくるでしょう。
そこで今ちょっと選定してみたのですが、ニトリルゴムの発泡体でできている柔らかいホース類です。
これらを蓋の縁に貼り付ければ相当な耐久性とクッション性、気密性が確保できるかと思います。
これににて蓋は完成!安心して走ることが可能になるでしょう!
とか書いてみたけど、穴開けるのはやめたほうが良そうだな!