マグネトー点火タイミング
度々お世話になります。
67年式XLCHに乗ってますがマグネトーの点火タイミングはタイミングホール確認して遅角が縦線2本,進角が縦線1本ところで合わせればいいんでしょうか?
初歩的な質問ですみません。
マグネトー専用テスターで合わせて火花はバチバチ来てるんですが全然かからずで困ってます。
宜しくお願い致します。
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かなーり記憶が曖昧ですが、点火マークって一本線だったような気がします。
TDCが●←こんなのがちょっとタイミングホールから覗いてきたらのはず。
で、このサイト内で何度も書いているのですが、このタイミングホールを覗いて点火時期をあわせる方法はタイミングライトが無い場合に仕方なくやる方法であり、手間暇の割には正確性に欠けるためおすすめしません。
まぁ新車時と全く環境がちがうところで正確もクソもあったもんじゃないのですが…
ツー事で管理人的なまずはエンジンをかけるぜ!って一点突破の点火時期合わせ方法を書いておきます。
かなり昔は一般的な方法だったし、今でもやりますのでまぁなんとかなるはず。
まずはフロントの圧縮上死点を出します。
このためにはフロントのインテーク側のプッシュロットカバを外し、プッシュロットの動きがわかるようにしておきます。アイアンショベルなら下手すりゃプラグホールからバルブの動きが見えるので、みえるようならそっちでもOK
インテークプッシュロットを見ながらクランキングしていると、プッシュロットが開いて(持ち上がって)下がるところがあります。
この下がったタイミングでピストンが上に来る場所が圧縮上死点です。
プッシュロットの動きを確認したら、今度はタイミングホールでも良いですし、プラグホールから割り箸でも突っ込んでピストンの上死点の場所を出します。
上の話で行くなら●がちょいとタイミングホールから覗く場所です。
リアのバルブスプリングの重さでフライホイールが逆回転したりなんかしたりしますが、そこは頑張れって感じで。
いい塩梅に場所が決まったらこの場所で点火をあわせます。ポイントが開くかな?ぐらいの場所に合わせてください。
うまくあっているようならタイミング的にはエンジンはかかるけど、ちょっと遅いかな?ぐらいの場所に合います。
この場所ならまずケッチンは来ないですし、エンジンの始動にも問題がある場所にはなりません。
なんとなくあったら各部を固定して、今度はクランキングしてフロントとリアのポイントギャップの確認です。両方とも問題なく開いているようであればとりあえずOK!
ここからいつものようにエンジン始動開始となります。
この方法のいいところはタイミングホールを開けなくていいことと、タイミングマークとか知らなくてもなんとかなるところです。
タイミングマークを見て合わせる方法だとどーしても早くなってしまう傾向があるので、これでいいと思います。
まずは試して見ましょう。