1997 FLHTCU フロントアクスルシャフトの締め付けについて
初めまして。困っている事があり質問させて頂ければと思います。
フロントフォーク磨きのためにホイールを外し、作業完了したので組み直したところ
ジャッキアップ状態でホイールを回すと一部ゴロゴロする感触があります。
色々試した結果、アクスルシャフトを固定する割クランプ?を緩めるとスムーズにタイヤが回り、締め付けるとゴロつきを感じます。(タイヤの回転も悪くなります)
ブレーキの引きずりはなく、ベアリングも半年前に新品に交換しているので原因としては除外しています。
原因と対策についてアドバイス頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
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始めましてー
まず異常に気がつけてよかったですね。場所が場所だけにほうっておくとろくなことにならないと思います。
1997のFLHTCってことで純正41パイのフォークがついている前提で回答します。
まずこのタイプのフォークだとフォークの高さが違うってのはほぼ起こらないので除外です。フォーク下の割クランプ(あれなんて名前なんだろ・・・)を緩めると症状が緩和される=ホイールががプアにマウントされると緩和でいいと思います。
これを前提に考えると・・・
- アクスルシャフトが曲がっている
割とあります。もしタイヤを組む時にアクスルがきつい、すんなり入らないようであれば疑いましょう。 - ベアリングのクリアランスが取れていない。
1997年のFLHTCであればホイールベアリングはテーパーベアリングだったはずです。
テーパーベアリングは完全に0クリアランスで組むとかしまって回りが渋くなります。 - ブレーキローターが歪んでいる。
ローターが歪んでいると歪んでいる部分だけが軽く引きずるような感じになりホイールの動きが悪くなる。
以上3つのどれかが原因かと。
大穴として実はフェンダーとかどっかがあたっていいるなんての考えられますが、今回は除外します。
まずは①の確認方法として、アクスルシャフトを外してまっすぐな定規とかそんなので目視チェックです。
フリクションになるレベルで曲がっているようであればこれで確認可能です。また、もし車体に組むときにやたら入りづらいとかであればなおさら曲がりが疑えます。
こんなシャフトが曲がっているなんてないだろ?
と思うかもしれませんが、これが結構曲がっているんですよ。油断禁物です。
2番は新品にした時に油断しているとよくやります(笑)
テーパーベアリングの特性上、クリアランスをちゃんと取らないとそれはもう派手にかしまります。
確認方法は、ホイール単体の状態でアクスルシャフトを指してナットをきっちり締められるようにします。多分カーラーとかなんか色々足りなくてできないと思いますが、そこはなんか適当な筒みたいなのを入れてきっちり締めらるようにしましょう。
ここまでやってアクスルシャフトが回るか回らないかチェックです。正確にやるにはオイルシールを外してベアリングの油分も切って・・・となるのですが、渋さの原因を見極めるならこんなまずはこんなやり方を試しみましょう。
次は3番。
これのチェックは簡単。ばりっとくんだ状態で、ブレーキキャリパーを外してタイヤを回します。
もちろん各部ちゃんと締めた状態で外して回してみましょう。
おそらくここまでやれば原因がわかるはずです。症状だけ見るとアクスルシャフトの曲がりかなーと思いますが、上記の順番でチェックしていけば原因はわかるかなと思います。
試しにやってみてください