マグネトーの火花
明けましておめでとう御座います。
早速ですが質問よろしくお願いします。
サイドバルブエンジンにWICO固定マグネトーが装着された車両なのですが片方しか火花が飛びません…
片方は良い火花が飛んでいます。
交換部品はローター、コイル、コンデンサー、ポイント、プラグ、蓋(カバー)です。
ポイントギャップは0.35にセットしました。
コイルの下側に少し錆が出ていたのでペーパーで錆を落としました。
プラグコードは火花が飛ぶ方のを差し替えて試したりしましたがダメです。
蓋も違うのがあったのでそちらにしても片方しか飛びません。
何がおかしいのでしょうか?
次にチェックした方が良い箇所があれば教えて頂きたいです。
宜しくお願い致します。
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なるほど
まずはエンジン停止用のアースがあると思いますが、ここの絶縁や配線等も一応チェック。
もしリア、若しくはフロントだけしか火が出ないーとかならポイント回りのトラブルって判断してもいいかなと思ったんですが、コイル側で片側しか出ないとなると電気不足かな
つか多分ですが、片側が弱すぎて目視不能って感じかと。
マグネトーってこのコイルトラブルが結構多くて、大体の不調マグネトーはコイル交換で治ることが多かったりします。
ただし今回は交換済みってことで、ここは除外でいいかと。ただ不良品の可能性もあるのでもしでしたら前ついていたコイルをくっつくけて火花テストしてみるのもいいと思います。
後は、電気不足についてです。
まずは可能な限り分解です。コイル取って、ポイント取って本体と真ん中の軸だけ状態にします。ここまでは見えるネジ外していくだけなので比較的簡単なはず。
この状態になったらローターとコイル回りを徹底的に掃除です。エアブローしたり色々です。ともかくコイルと磁石の間にゴミが無いように!
掃除後、ちょっと回してみたりしてガタがないか、また磁石の重さ(磁力の抵抗?)でかっくん!かっくん!って動くかチェック。
あんまり覚えていないんですが、確か180°ごとにかっくんカックンしたはずです。
多分ローター交換済みってことなので、ここまではやっているんじゃないかと思います。
で、ここまでやってまだ駄目となると、いよいよマグネトーについている磁石本体が夜割り切ってんじゃね?となります。
こうなると再着磁作業を行います。これは永久磁石にまたパワーを与える作業で、専門の会社とかもあります。ただし結構お値段がはるらしい。
が、管理人の結構少ない経験上、ここまでやったことも無いですし、ちょっと回りにでも聞いたことがありません。
ここまでやれば大体直ります。
あとはここ最近感じたんですが、歳とってキックのこつってかつかみが悪くなって始動できないってパターン…
多分筋力の問題なんでしょうが、なんかうまくキック踏んでるつもりでも駄目なことがあるんですよ。これでなんの罪もないマグネトーをバラバラにして部品変えて・・・ってやったパターンなら知っています。
それでもかからなくて、悩みになやんでいたときに若い人が来て一発でエンジンをかける。それもなんの苦もなく連発でかける。こんな事もありましたので、今一度キック始動を見直してみるとかもいいと思います。