83FXSB ニュートラル時の異音?について
こんにちは。
83FXSBに乗っております。
タイトルの件ですが、ニュートラル時にクラッチを離している状態で、プライマリケースあたりからカタカタ、ガタガタと振動音が鳴り、クラッチを切ると(握ると)音は止まります。
ギアを入れた状態(クラッチはなすと動くので聞けてない)や走行中は鳴ってるか鳴ってないかはわかりません。
停止時のニュートラル状態でのクラッチ入切で音がわかる感じです。
最近気になりだしました。
MTオイル交換後1500kmほど走行、ギア周りは何もいじってません。
ショベルのニュートラル状態はこんなものなのか、クラッチのベアリングやケースの劣化なのかご教授いただきたく思います。
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ニュートラル時の多分ゴロゴロ音かな?
まずショベルでもニュートラル時に派手な音がなるってことはまずありません。もし気になるレベルで音が出るようなら古いバイクでもやっぱり異常です。
状況が細かく書かれているのでそこから推察するに、十中八九プライマリーのサポートベアリングからの異音だと思います。
仮に車両が動いていない状態で、ギヤを入れる、このとき当然クラッチは切っている状態です。この状態だとエンジンの回転はクラッチで空回りしてミッションには到達していません。つまり停車しているのと差して変わらない状態です。
で、ニュートラル状態でクラッチをつなぐと車体は前進こそしませんが、ミッションの中にはばんばん動力が伝わり走行しているときのように各部が回転しています。
これだけで音の原因はメインシャフトから先と考える事ができます。
で、バンバン回っている場所で異常だと音が出やすいってか伝わりやすい場所がプライマリーベアリングです。
これはでかいプライマリーカバーにくっついているので共鳴し易いんでしょう。些細なゴロゴロでも結構な音がきこえたりします。
対してミッションの中の異常って相当な状態じゃなければオイル入っているし、カバーされているしで結構聞こえづらいんですよ。もし音が外まで漏れているようであれば走行不能ぐらいのダメージが入っていることが多いので、今回は除外です。
というわけで、インナープライマリーカバーを外してべエアリング交換って作業になるとおもいます。
やるとなるとセル外したりあれ取ったりと結構な大作業になるので、大変ですしバイク屋さんに頼むとなるとそれ相応の出費になると思います。あれ、洗うのも大変だし、ホースつなぐのもたいへんなんだよね…
後は、フロントのコンペセレーターナットの緩みってのが異音の原因にもなったりしますが、あれは走行中やエンブレ時なんかにも聞こえるので今回は除外しました。
が、ベアリング交換するならどうせバラしますので、その際にしっかりチェックしてみましょ!
写真で判断するにこれはダービーカーバーのガスケットかな?
カバー本体ではなく、多分ですが純正で言えば改良型フォーメット製ガスケットに接触しているので、まぁそこまで目くじら建てなくてもいいと思います。
が、当たっているのは良くないのでガスケット変えましょう。つかクローズドベルトプライマリーならガスケットいらないですよ。
水がーとかゴミがーとかあるかもしれませんが、んなこと言ったらオープンプライマリーはどうするんだって話ですし、何よりクローズドベルトは熱でベルトがブチブチ切れるんですよ…
その対策の為にダービーカバー外したりプライマリーカバーに穴開けたりと今までやってきました。
そーですねー、走行状況や距離によりますが、大体2年ぐらい走ると切れます。
当時もこりゃあかんとなったのでしょう。当方の記憶が確かなら確か1982年から1983年のわずか2年程度でクローズドベルトは廃止されたはずです。
当時のスータージスには2次ドライブベルトの上に誇らしげにTWIN BELT DRIVEとか書かれていましたが、短命なシステムだったのを考えるとその当時から切れていたんでしょう。
こんな事情があるため、気休めかもしれませんが、ガスケット外してでも気密性を失わせたいのでいっそ取っちまいましょう。
気休めですが…