4速ミッションについて
管理人様
いつもお世話になっております。
昨年はミッションの件から色々とご教授頂き有難う御座いました。
今回も以前同様、ミッションについての質問なのですがちと違う角度で質問させていただきたいと思います。
「メインシャフトの動力伝達について」です
当方、オープンプライマリー1.5インチ、
ベルトドライブ、フットクラッチのロータリートップミッションです。以前相談させてもらった「1速が入りにくい」件について、今も変わらずN→1の際のみたまに(5回に3回くらい)症状が出ています。信号待ち等1速入力中にクラッチを切れば問題無く止まってますがリリースディスクはクラッチシェルと同じくらいの速さで回ってて、手で止めようと試みても指吹っ飛んでいきそうなくらい止まる気配ないです。
先日、ツーリング帰りにいよいよミッション内部が不安になりシフトカバーのみ開けてみました。
その際、シェル内にオイルも溜まっていましたのでクラッチ板も一度外して洗浄致しました。
下記にシフターカム画像添付します。
(添付できませんでした)
開けたところ、ミッション内は何と無く大きなダメージはなさそうでしたが
シフターカムの1速側の山が随分と摩耗して角が取れておりました。シフターフォークのトップキャップみたいなやつはスムーズに動きました。
ミッションのギア類は大したダメージも無いと判断しましたのでそのまま復旧して試運転したらあら不思議普通に1速がスコスコ入るようになりました。
個人的見解として、
クラッチ版が張り付いててメインシャフト回ってるんか?
停車時は車重とブレーキで前進まないだけなんか?
との疑問が浮かびました。
ここで、先の質問についてです。
「フリクションプレートが張り付いてるとメインシャフトも一緒に回ってタイヤへ動力伝達しようとしているのでしょうか?」
です。
クラッチ切っててもフリクションプレートが張り付いてる場合、表面上はクラッチ切れてても(車両が前に動かない)ミッション内はえげつないくらい回っててそのせいで1速ギアにシフタークラッチのギアがスムーズに噛み合わないというのはあり得ますか?
それとも、クラッチ切っている時はスプロケット回ってないんだからメインシャフトも回るわけないじゃん!なのでしょうか?
エンジン停車時ジャッキアップしてクラッチプレート外してギア入れてクラッチ切った状態でクラッチハブを回すと車体は進行方向に進もうとしたんですが、それだとギア入力時クラッチ切った状態でリリースディスクがシェルと一緒に回ってると前進むんじゃ....と内部構造がよく理解できておりません。
ご教授いただけたら幸いです。
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「フリクションプレートが張り付いてるとメインシャフトも一緒に回ってタイヤへ動力伝達しようとしているのでしょうか?」
そのとおりです。
これはクラッチが切れなくなる代表的な原因の一つです。
オープンプライマリーであればメインシャフトからのオイル漏れ、クローズなら潤滑エンジンオイルが、更にオープンであれば濡れた後の錆などでフリクションプレートとスチールプレートが張り付くのはクラッチにとっての致命傷ですね。
クラッチ切っててもフリクションプレートが張り付いてる場合、表面上はクラッチ切れてても(車両が前に動かない)ミッション内はえげつないくらい回っててそのせいで1速ギアにシフタークラッチのギアがスムーズに噛み合わないというのはあり得ますか?
えーっとですね、この状態を一般的にクラッチが切れていないといいます。
車体が動かないけど、動力がしっかり伝わっていてシフト操作に影響が出る・・・クラッチが”切れていない”と言われる一番の症状です。
エンジン停車時ジャッキアップしてクラッチプレート外してギア入れてクラッチ切った状態でクラッチハブを回すと車体は進行方向に進もうとした
これはノーマルハブを使っている4速クラッチにはよくある現象で、クラッチプレートとかとってもハブとシェルのフリクションがデカく何気に動力が伝わってしまう現象です。今回のメインシャフトの動きとかとは切って話して考えないとパニックになるのもわかります。
って感じなので、まぁ今まではクラッチが切れていなかった!ってことでいいと思います。多分これでなんか色々納得できるんじゃないかと…
その上でメインシャフトってなんでまわってんだ!にお答えします。
さっき、書きかけで画面消して落ち込んだから2回に分けよう
んじゃ改めてなんでメインシャフトまわってんだ!です
メインシャフトはクラッチが繋がっている状態であればエンジンと直結です。この時はクラッチシェルとクラッチハブ(メインシャフト)は1:1で回っています。
ではお次はクラッチを切った状態。
ここでは細かい状況は抜きとして理想論としては1:0となります。エンジンからの動力が伝わってないから当然っちゃ当然です。
じゃあ半クラはどうか?
半クラ状態とのときはフリクションプレートとスチールプレートが微妙に当たりこの摩擦の加減によって伝わる力が変わってきます。
この時の動力の伝わり方は可変します。加減やなにかによっては1:1にもなりますし、1:0でありえて1:0.2、1:0.5とか1:0.8とかにガンガン可変するでしょう。
ここで仮にミッションのギヤが入ったとしましょう。この際何速でも構いませんが、ギヤが入ったとします。
ギヤが入ると初めてメインシャフトはスプロケとつながります。
ギヤが入っていなければ摩擦以外のちからでメインシャフトとスプロケは一切つながっていません。
ギヤが入ってやっとエンジンの回転がリヤタイヤまで到達するって感じです。またリヤタイヤとメインシャフトが繋がったので、
エンジンがメインシャフトを回す力 VS リヤタイヤがメインシャフトを回す力
の構図になります。
仮にクラッチが半クラで大して力がかかっていない時は車体を押し出すほどの力がありません。この場合上記の勝負ではリヤタイヤがメインシャフトを回す力が勝っているといえます。
はしっている時は逆です。エンジンがメインシャフトを回す力が勝っているからこそ車体は走ることができるのです。
こんな感じです
一言でメインシャフトの回転とっても・・・
- エンジン
- リアタイヤ
からの力があります。ここにクラッチとかミッションとかが入ってくると分かりづらいかもしれませんが、動力といった点ではコレだけです。
まとめます。
今回ギヤの入りがわるかったのは単純にクラッチが切れていなかったからってかんじですね。
シフターカムは長年の無理がたたってちょっと・・・ってか今写真みたらめっちゃ変形しとる…けど、ちょっと走って調子みて、問題ないようならそのままでもいいかな
ちょっと説明がとりとめもなかったんでわからないところがあれば追加できいてください。改めて文章にするのって難しいな―
管理人様
ご回答ありがとうございます!
まぁ今まではクラッチが切れていなかった!ってことでいいと思います。多分これでなんか色々納得できるんじゃないかと…
とっても納得致しました!
その通りの事なんですね!
ちゃんとクラッチ切って入力してるのに無理やりギア噛み合ってるなって不思議がスッキリしました。
今後の課題は、大前提オイル漏れ対策ですね。
自分のミッションはクラッチのプッシュロッドのシール付近からの漏れですのでシールの交換してみます!
スチールプレートも虫食いみたいになってるし
これも交換した方がいいのですかね....
触った感じそんなに段付き起きてるって感じじゃないんでほったらかしでした
フリクションプレートはケブラーのオレンジっぽい色のやつ使ってて、過去に他所でなんかの記事を拝見してオイルに一晩浸して入念に吹き上げてから取り付けしたんですが管理人さんの見解としてはオイルの塗布は推奨派でしょうか?
なんとなーく、何と無くですが
乾式なんだから余計な水分なり油分は摩擦抵抗増やす要因だから塗布しない方がいいんじゃないかって内心思っております。
オレンジのケブラーっぽくてスリットが入っているやつかな?
オイルは塗ります。あれ、基本的に湿式でつかうようなやつなのでオイル塗らないで使うとめちゃくちゃジャダーが出ます。
最近はあまり見なくなりましたが、完全な純正リプレイスタイプでもやっぱり軽く塗ります。
ただドブ漬けにすると拭き取りがめんどくさいし、染み込んだやつが飛び散ったりして汚いので、組む前に指でぬりぬりしたりはします。やるとわかりますが、結構染み込みますんで何度か塗る感じです。拭き取りが面倒じゃなければドブ漬けでもいい・・・けど飛び散るんだよな―
ともかくオイルはある程度染み込ませないと乗れたもんじゃないので、オイルは塗っといたほうがいいです。
オイル漏れは確かにシール交換して終わりです。ここはまぁいいとして、スチールプレートですねー。
エボ以降とかの超絶他板クラッチだとスチールプレートも減りだのソリだの気にしますが、4速クラッチならまぁぼちぼちでいいと思いますよ。極端に曲っているとかなら論外ですが、多少減っている程度であればそこまで影響ないのでまずはオイル漏れ直してクラッチ切れるようにしてそこから様子見でいいかと。
最近あれも高いからな・・・
管理人様
有難う御座います。
フリクションプレートはスリットの入ったやつです。一度浸してありまして、しっかり拭きあげ後に取り付けしたはずだったのですがエンジン始動時からずっとオイル撒き散らしててハンドルまでびしゃびしゃになってて飛散でした...笑
一度塗って(去年8月くらい)それっきりなんですがある程度時間経ったらメンテナンス兼ねて再度塗ってあげても良いのでしょうか?
あと、こちらは別件なので恐縮ですが
ロッカーアームのバルブ接地面の研磨は素人が行っても大丈夫でしょうか?
リアのインテーク側が虫食いになってるんです。
削った分(0.5mmとか)プッシュロッドで調整など可能でしょうか?
やっぱり盛大に飛び散ったかー
管理人も一度やってもう二度とドブ漬けにはしないと誓った。飛び散って大変だし、いつまで立っても滲み出てきてそれでクラッチ汚れるしでいいことひとつもなかったな―
あとはジャダーが出なければもうそのままでいいですよ。一度塗れば大体は次はやらなくても問題おきないし。
減るとか減らないとか塗る理由は色々あるんでしょうが、乾式の状態で使うのにオイルびったびただと乗る人間にダメージ多いので、もういいでしょう。
暴論ですが、クラッチなんぞきちっと切れて操作が軽くすべらなければそれでいいのです。どうせ大して減らんし。
で、ロッカーアームの虫食いですね。原因はほぼほぼオイルなんですが、研磨かー。うーん、やめたほうがいいかな?
やるのであればあの形状をしっかり維持したままきっちり削る必要があります。
ヘッドをオーバーホールする際にはバルブシートの高さを調整してバルブの突き出し量を決めるのですが、突き出し量の許容量がパンとかショベルは極端に少ないのです。
ちょっと適当ですが、だいたい39mm強から41mm程度とたしか2mm程度です。これが他のバイクだともうちょっと数値が大きくて、これはロッカーアームのあの当たりが絡んでくるからの数値です。
なので結構頑張って削る必要があったりします。
とはいえ決して100分台で死ぬ気で削るとかいう問題でも無いので、できるっちゃできるのですが、この辺の理屈がわかっていないとあんまり手を出さない方がいいかなーと。
参考になれば
たびたびのご回答有難う御座います!
クラッチはジャダーも割と出まして...
発進時とか動画ってくれる人がいるのに
ガガッてスムーズに発進できず恥ずかしい思いした事も多々あります笑
一度、フリクションプレートの方は軽く塗布してジャダーの改善とクラッチの改善に挑戦してみようと思います!
せっかくなので...大変恐縮ですが
下記にロッカーアームの虫食い画像添付します。

管理人様の言う通り下手にやらない方が良さそうなのでとりあえずこのままにしておきます!
なん度もなん度もお時間頂戴して貴重な知識のご教授有難うございました。
またご相談させていただくことあると思いますのでその際はまた、ご教授いただけたら幸いです。
季節の変わり目なのでお体ご自愛ください。


下記にシフターカムの画像添付致します。
