ドラムブレーキのシングルカムとダブルカムの違い
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まさに名前の通りでカムが一つか2つかなんです。じゃこのカムがどこについているかなんですが、他の質問に写真を投稿してもらったので拝借して説明します(toshiさんありがとうございます)
この赤い丸の所がカムです。純正とかシングルカムであればカムがどっちか一つしかなく、ブレーキを使ってもどっちか片方しかシューがひらきません。
でもドラムも円だし、シューも円だとして、その片方を開いても反対側の円の大きさは変わらないので、ドラム対してシューが当たる面積が小さいのです。これがシングルカム。
それじゃもったいないだろ!てんで、両方開くようにしたのがダブルカムです。
つまりダブルカムは今まであんまりあたっていなかったシューを当ててやれって感じです。
シングルでもシューをうまく削ったり色々やれば当たる面積を増やせるんですけど、シューの厚みの調整なんていちいちやってらんないですよね。
と、分かりづらかったかもしれませんがざっくりこんな風に思っていればOKだと思います
いつもながら分かりやすい解説ありがとうございます。お陰様で良く分かりました。
シングルカムなら効きが悪いってのも分からなくもないのですが、このダブルカムであっても対策をしないと効きが悪いってのが腑に落ちないですね。素人ながらダブルカムの仕組みなら効いても良さそうな気がしますが、品質の問題なんですね。
このダブルカムって調整が面倒なんですよ。
どっちかが先に当たってしまうともうかたっぽが当たらなくなる。てことは調整次第ではシングルと一緒になっちゃうんですね。
やり方はあるんですが、それでも最後には微調整が必要だったりします。でもバリッと調整出来ると劇的に変わった記憶があります。
なんか他のバイクでの話です。車種は忘れてしまった…