ショベル4速ミッションについて
こんばんは。お疲れ様です。
4速ミッションのショベルですが、うまくギアが上がりません。
仕様はオープンプライマリーにラチェットトップのミッションです。
クラッチ版清掃して調整し、クラッチを握ったままプレッシャープレートは回るようにします。
1速であれば問題なく入り半クラッチも問題ないのですが、ニュートラル、2足と上げようとすると硬くてまったく上がりません。
エンジンを切って車体を前後しながらギアを上げるとニュートラル・2速に入ります。
ただニュートラルはなかなか出にくい感じではあります。
そもそもミッション本体の問題でしょうか。クラッチ版やスチールプレートの消耗とかでしょうか。
それともスローアウトベアリングあたりが関係しているのか。。。
一応スローアウトベアリングはミッションオイルフタから確認したところ
クラッチをきると回転してなかったので交換予定です。
おおよその原因がわかるとありがたいのですが、いかがでしょうか。
アドバイスがありましたら、よろしくお願いいたします。
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大雪で回答が遅くなりました。
当地は新潟市なんですが、普段は10センチも降ると大騒ぎするような場所なのに、24時間で80センチ近くもつもりやがってしばらくパニック状態でした。
なにせ普段降らない場所なんで、除雪が間に合わない。でかい幹線道路すら昨日ぐらいにやっと除雪。住宅街の道や駐車場などはまだ除雪住んでないのに、次の寒波が明日から暴れる予定らしいのでちょっと準備しといたほうがいいかなとおもってます。
ニュースでやっていたあの大渋滞の場所は当地から80キロぐらい離れているけど、あそこも普段ほとんど降らない場所だから仕方ないかなーと。
話がそれました。
みっしょんですね。クラッチがは切れているけど1速2速とニュートラルが渋いといったところでしょうか?
症状から見るに走行不能状態ってかんじかな?
で、ミッションの中身が原因でこんな風になることがあるかどうか?
当然あります。シフター周りのトラブルとかそんなので起こる可能性はあると思いますよ。
あくまでもクラッチが完全に切れていて、ミッション内部のトラブルに限定して推測すると、
- カウンターシャフトシフタードック不良
- ラチェットトップのラチェット部、特に爪の部分の不良
- カウンターシャフト2stギヤブッシュとかその辺の不良
- そもそもカウンターシャフトエンドプレイが限界値にきた
- シフターフォーク異常、もしくは調整不備
ざっと適当に思い出してもコレぐらいはぱっと出てきます・・・それだけシフト異常ってのは原因が多く、ポピュラーな以上なんですが、すべてはギヤ類が本来あるべき場所に無いから起こる感じです。
とにかくもう一度クラッチの切れに問題がないかどうかの確認です。
もしでしたら、タイヤを浮かしてミッションスプロケットを手でましてみたりした時にやけに思いとかそんなのがあるかないかも確認してみてください。
ミッションの異常はスプロケ(メインドライブギヤ)やメインシャフトの動きの異常という形で現れます。
先週ですが、オイル漏れ修理で入ってきた車両がメンドラが手で回らないほど硬かったため、ミッションをおろしてみたらカウンターシャフトが異常な組み方をされていたためあえなくオーバーホールとなりました。
相当おかしな組み方をされていていたので、オーナーに乗った感じはどう立ったかと聞くと極めて普通だっと言ってましたが、ハーレーってこんな感じででかいトラブルを背負っててもわからないことが多いんですよ・・・
確実にクラッチが切れているとわかっているのでアレば一度車体から外して徹底的な点検をおすすめします。
一日で80センチですか!想像以上にすごい状況ですね。。。
新潟は以前仕事でいっていましたが、都市部はそんなに積もっているイメージありませんもんね。
安全第一でお過ごしください。
走行不能ではなく、1速では問題なく走れる状況です。ただ1速から上げられない状況です。
張り付きの症状があったので開けて清掃して走っていたら急に2速に上がらなくなりました。
カスタム車でマウストラップでなく、ステーが作成されてれそこからリリースレバーにつながっています。
道中諦めて1速で帰宅していたのですが、走っていたら急にスコスコ入るようになって、
次乗ろうとしたらまったく上がらない状況です。
調整手順としては、ワイヤーを大分ゆるませ、アジャストスクリューを締め、プレッシャープレートのナットを均一にして、ワイヤーを握りながら遊びを調整でやっています。
アジャストスクリューを締めすぎて奥までいかないように意識はしています。
スローアウトベアリングは交換したので、スローアウトベアリングとレリースアームの接点を指で触りながらちょっとだけ離れている位置で調整を終えました。
雨天なのでまだ走ってないのでわかりませんが、こんな感じで調整手順は大丈夫でしょうか。
色々調べてみたらエンジンをかけてクラッチレバーを握った状態でプレッシャープレートが回っているぐらいが正常な調整とでてきたのですが、
現在はレバーを握るとプレッシャープレートが完全に止まっています。以前はレバーを握ってもプレッシャープレートは回っていました。
クラッチが切れすぎてもダメな感じですかね?
なるほど。
2速に全く入らない状態ってことか。
途中で入ったり、その後入らなかったりとか機械的にいやらしい症状です。この手は故障の原因の特定が難しいです。
で、クラッチ調整ですが4速の場合の基本的な調整方法を書いておきます。
巷ではどう言われているかわかりませんが、ハーレーのマニュアルに載っている方法ですし理にかなっています。
- クラッチレリーズレバー(キックカバーの中にある部品)をスローアウトベアリングと水平にする
- クラッチアジャスタースクリューをどん突きに当てて、そこから1/4から1/2程度スクリューを戻す
- ロックナットを締める
こんな感じです。
ワイヤーなどの遊びはこの後好みの範囲で調整してください。コレでクラッチがきれれば問題なしです。
エンジンをかけてクラッチレバーを握った状態でプレッシャープレートが回っているぐらいが正常な調整
そんな事は無いでしょう。
各部の設計があやふやでオープンベルトなんかにしているとどーしてもクラッチを切っても回ってしまいがちですが、きっちり整備したノーマルプライマリーだと適当に整備しても一緒に回る事はあんまり無いですよ。
構造がぐっと近代的になった5速クラッチではまず一緒に回るなんてことはありません。4速クラッチのオープンベルトの状態だけを見てアレが正常というのは個人的には賛成出来ないかなー。
ハブが回っているのは正常でもなければ異常でもなく、こんなもんだろって感じでしょう。
ちなみにクラッチが切れすぎていて、困るのがニュートラルから1速に入れるときです。コレはマジで面倒。ミッションの中が完全に止まっているのでシフターが噛まないってやつです。
コレもコレで嫌なんで、クラッチは完全にすっぱり切れていたほうがいいのは間違いないんですが、ちょっと回ってるぐらいが乗りやすくていいかな・・・と思います。
でですね、ここまでクラッチの事を書きましたが、如何にクラッチがおかしかろうと2速に上がらないってのはミッションの問題です。
難しいのはたまに入ってまただめになって・・・といったところですが、それもバラせばなんとなくわかるかと思います。
ともかく一度ミッションを除いてみるべきってのは当方の変わらない判断になります