チェーンの遊びについて
こんにちは。お世話になります。チェーンの遊びについて質問があります。バイクはナックルヘッドで、リアはドラム固定の51丁スプロケット、スターハブ、16インチスポークホィール、リジットフレームです。チェーンは530シールチェーンです。
以前にチェーン交換について質問しました。無事にカット、プレート圧入、ピンカシメを終えてチェーン遊び調整とアライメント調整をしました。
ところが新品チェーンなのに方伸び状態になります。差は約15ミリほどあるようです。その前のチェーンはショップにて交換してもらい(前後スプロケットも同時交換)ましたが、後から気付いたんですが、その時も新品なのに同じような方伸び状態でした。
これってリアドラム固定のスプロケットが歪んでるのが原因でしょうか?今回はスプロケット交換はしていないので(そもそも自分でできない)、摩耗具合も加味されるかとは思いますが。
後ろからタイヤとスプロケットを見ると、タイヤに対してスプロケットが斜めに付いてるように見えました。他にもドラムにちゃんと付いてるかや、ドラムがハブにちゃんと付いてるか、フレームが歪んでたりとか理由は沢山ありますか?
何を信用して、何を基準にしていいか分からず、可能性や確認方法、改善方法などあれば教えていただきたいです。
実際の走行では何か不具合があったりはなく、ずっとこの状態で30,000キロほどを乗りました。チェーン交換の理由はシール劣化かグリス抜けでガタが出てうっすら錆粉みたいな赤茶色のものが確認されたから交換しました。
あと話が逸れるのですが、ロッカークラッチのフリクション材というのでしょうか、円状の薄い厚紙のようなもの、紙を圧縮した圧縮紙みたいな物は、何かで代用できますか?なんて材質でしょうか?
VT 37-8939 という品番で売ってるみたいです。
欲しいのですが、材質が分かれば自分で作れるかなと思いまして。
よろしくお願い致します。
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無事にチェーンがついたようで良かったです。
で、このこのメカニカルドラムでチェーンの張りが変わるのは割とみんな共通です。大体のナックルとかパンのリジットの車両はこうなります…
原因としてはスプロケのマウント方法そのものがいい加減なもので、センターを出してセットするのが至難の業ってのもありますが、ちゃんと測定したこと無いのでなんとも言えませんが、そもそもドラムもハブも何もかもがそこまで真円が出ていないんじゃないかと勝手に思ってます。
あとはフレーム。
これも当然歪んでいます。純正ならなおさら。歪んでいないわけがないと思ってください。特にナックルはフレームがそこまで強くないのでなおさらです。
これはもうコチさんの車両に限った話ではありません。
おしなべてほぼすべての純正リジットメカニカルドラム車両に出る問題だと思ってください。
なのでチェーンの調整方法も古くなってチェーンの時と同じようにタイヤを回しながら一番張る位置をみつけそこで調整するような形になります。
この際、左右のアクスルシャフトの位置を均等にすることを忘れずに。まぁあまり細かいことをって調整可能なようにするとホイールを交換するところまで行くと思いますのであるここは妥協しましょう。
あとはロッカーのフリクションプレートですね。
自作するのも結構面倒かなーと思って値段調べたら今結構な結構高くなってるんですねー。以前は1枚500円ぐらいだったような…
で、材質ですが個人的に触ったり折ったりしたときの感想だと、ただのガスケットシートです。厚みはだいたい1ミリから1.5ミリ程度でしょうか?
要するにかなり厚めのガスケットシートなら多分代用可能です。
回答ありがとうございます。やはりそうなんですね。なるべく芯を出してスプロケットの取り付けが出来たらいいですが、ここは自分で出来ないから次の交換タイミングで相談してみます。
現状は一番張るところに合わせました。アクスルシャフトの左右位置も合わせましたが、いつも目視なんです。極端なズレはないかと思いますが、管理人様やショップではどんなふうに合わせますか?国産車だと目盛があったりしますし、部品やスイングアームなども精度が出てたりして合わせやすいのかなと思うのですが。
ミッションスプロケット基準でリアスプロケットを見たり、タイヤを回してチェーンのフレを見たり、フロントタイヤをなるべく真っ直ぐにし、リアタイヤを見たりしてます。
この時、右のアジャスターボルトを調整しても、アクスルナットを締め込むと結局は収まりの良い位置にアクスルシャフトの右側(デカいナット形状の部分)が来ます。なので、アジャスターボルトを締め込んでチェーンを張る方向には調整できますが、緩める方向へは調整ができません。アジャスターボルトとアクスルシャフトに隙間が出来てしまいます。これが正常でしょうか?
そもそもちょうど良く調整するとアジャスターボルトを緩める方向にはならないのでちゃんと当たった位置で収まるのですが、まだこういうメンテナンスをし始めた時に、これで良し!と作業を終えたら、なんか隙間ができてる!となったんで。
フリクションはガスケット材を探して試してみます。もうずいぶん前ですが、五個入りで2,500円ぐらいで買ったんですが、在庫切れになり今は高いからなんかこれにこれだけ出すのもなぁとなりまして。買っても長持ちするからいいんですが、もし近所で材料が手に入るならそれがいいかと。ありがとうごさいました。
まずはタイヤのセンターってかアクスルシャフトのセンター出しから。
割と重要な作業ですが、ひどいバイク屋さんだと目感とかでやっているところもあります。ナンセンスなんですが、あまりにフレームのひずみが多い場合は目感も有効な場合もあるのかな?
あと、このやり方がマニュアルにとかに載っているちゃんとしたやり方かどうかは不明です。
ちゃんとしたハーレー指定の合わせ方ってそういえばマニュアルとかでちゃんと確認した記憶がなく、なぜこの方法で長年やっているのか不明ですが、理屈にはあっているので問題ないでしょう。
フレームが歪んでいる等のネガティブ要素はとりあえず置いておきます。
まずアクスルシャフトの位置ですが、これはフレームのメインラインに対して完全に垂直になるのが理想です。
そのため合わせるにはフレーム内になるこの垂直部分を基準にします。
んじゃそれはどこかって言うと、4速フレームでもリジットでもまぁ大体リアのミッションマウントが・・・生えている?板の部分になりす。
4速フレームならフレーム下側の鋳物部分の穴(説明がむずいからなんとなく感覚でご理解ください)あたりが適任です。
ちょっと何言ってるかわかんねー!
と、なってしまったら自分のバイクのそれっぽいところを見てみましょう。なんとなく理解してもらえるはず…
場所としはバイクのキャブ側はだいたいキックカバーの下、プライマリー側はクラッチのちょいしたぐらいにこの板があるので、この板の角部分からアクスルまでの距離を左右均等になるように調整するってのが基本になります。
これで原理的にはメインフーレムのラインとタイヤは水平になるはずです。
んじゃこの距離をどう取るかって言うと、適当な太さの棒を曲げて目印をつけたものを使ったりします。
もちろん日本では無いですが、外国製で専用工具としてこの距離を測る棒が売ってたりもしますが、この辺は要工夫でやってみてください。
決して単位がわかるような測り方は必要ないです。
あくまでも左右が等距離になるように調整するのが目的なので、混乱の元になるcmとかが書いてあるもので測るのはやめときましょう。