燃料ホースの勾配、角度について
はじめまして。お世話になります。
ハーレーの後期ショベルで、キャブはケイヒンバタフライです。
燃料ホースについて気になったので質問させて頂きました。
車体を譲り受けた時からコック〜キャブのホースは前後シリンダー間を通るU字型になっていて、「ホース内を上り下り」して燃料がキャブに入っていく構造でした。
(おそらく普通ですよね?)
重力落下式コックからの燃料の流れ考えた場合、下向きの角度が付いているのが理想かと思いますが、ショベルの場合、キャブの位置とインレットの向き的に、上がって→下がって、という勾配になっています。
ホースを短くして水平気味にした場合、シリンダーヘッドに近づく熱害がありそうですが、何か流速、キャブへの流入量的なメリットはあるでしょうか?
やはり、一度下向きに流れた方が流速は上がるのでしょうか?
コックのフィルター清掃後、フロート調整やジェットの変更、キャブの各ポートやノズルの清掃、タンクキャップやホースのベント系を確認をしても、何となく燃料が追いつかないような感触があり、最後にホースが気になりました。
エンジンはフルノーマルです。
マニュアルにもホースの長さには言及されていないので、ご存知だったらご教示頂けますと助かります。
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はじめまして
あー悩みますねこれ。ホースの取り回しってオイルも含めて結構悩みます。
まずホース内をガソリンが上下することによって流量が変わるかどうかですが、これはほぼ変わらないかと。
重力落下ですが、そこにはサイフォンの法則だったかな?が効いており、以前は大気圧が押すために流体が流れるとか言われていましたが、現在は重力と大気圧が作用してるんじゃね?とか未だに議論の的になっている法則ですが、ともかくこいつのお陰でガソリンは落ちてるのではなく押されている状態です。
つまりホースが上に向かっていてもバイクの燃料ホース程度の長さなら流量にはあんまり関係ないってことです。
これをなくすために取り回しを熱源近くに持っていくのはデメリットのほうが圧倒的に多いのでやめておきましょう。
んで、ガソリンの流量ですがこれはコックとホースと、バタフライのガソリンが入るホースが刺さる場所の太さ、あとはタンクのベンド性能、これらに依存します。
その中でもコックですかねー。これが純正だったり純正リプレイスのものだったりすると結構・・・なんていうか・・・二日酔いの管理人のしょ・・・みたいな情けない流量だったりします。
ただこれでもノーマルエンジン、バタフライの組み合わせなら足りなくなるって事はまずないです。
まさに昨日ですが、現在アイアンスポーツに後期バタフライをつけてセッティングしていまして、メインジェットのセッティングなんかやっていると猛烈にガソリンを消費するんですよ。リッター10キロを切るぐらい(多分リッターあたり6キロぐらいしか走れない)の猛烈なガソリン消費になるんですが、こんな乗り方をしてもノーマルのコックで根を上がる事はありません。
気になるようでしたら一度コックをタンクから外して清掃、チェックしてみてください。
あとは一度適当な入れ物にガソリンを流し続けてどれぐらいスムーズにガソリンが出続けるかチェック。
どう見ても問題なさそうなら今度はキャブのセッティングとかそんな話になっていきます。
ただバタフライってなんかねー、たまに言う事聞かないやつがいるんだよなぁ。