ショベルフロントプーリー
管理人様
いつも大変お世話になってます。
バラシついでにレフトクランクの
オイルシールも交換しようと思うのですが
フロントのプーリーは
この六角外して取るんでしょうか?
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シール結構奥まではいりましたね。
多分どこにもあたらなかったと思うので大丈夫だと思います。
んでですね、何かを組む時になにかを塗ることが結構ありますが、大別するとなにかを塗る行為は以下の目的に集約されます。
- 長期潤滑
- 初期ガジリ防止
- シール類のリップ保護
- 圧入など入れる際の潤滑
- 防錆
こんなとことでしょう。
まず1ですが、代表的なのがホイールのベアリングとかです。たっぷりグリスねじ込みます。
で、2番。これは動きだすとたっぷりオイルが回るけど、その回ってくるまでの時間に対する潤滑です。組付けオイルとかですね。
3番はシール類のリップや当たる場所の保護。組み付け時のグリップを防ぎシールがひっくり返ったりしないようにする目的もあります。後からオイルが回ってくるような場所なら初期ガジリ防止みたいなものです。後は塞ぐオイルで潤滑します。
逆にオイルが回りづらい場所のシールなんかは定期的に潤滑油を塗ってやると寿命が劇的に伸びます。
4はシールやブッシュの外径にぬって圧入しやすくします。ただし今回のエンジンスプロケットシールなどシールの外周にもシール機能があるものには塗りません。
で、最後に5番
これで一番メジャーなのはアクスルシャフトでしょうか?タイヤ外してシャフト組む際にグリスを塗りますが、あれは潤滑のためではなく防錆です。
勘違いしていて潤滑目的だと思い超高級グリスをふんだんに塗りたくっていた人がいましたが、後から猛烈に後悔してました。
そしてこれらには適切な種類のグリスを使い分ける(もちろん共通でバンバン使えるのもあるけど)のが大事です。
ちと頭に入れて作業してみてください。