パンヘッド オイルポンプのリリーフバルブについて
お世話になりなっております。
今回は51パンヘッド のオイルポンプについているリリーフバルブはどの様な働きをするのでしょうか?
それがなぜ気になったかと言うとエンジンスタート時にはオイルランプが消えるのですがあたたまると点灯しアイドリングをあげると消えます。知り合いのバイク屋にはふかして消えるなら大丈夫って言われましたがどうなんでしょう?オイルランプをバラそうと思っているのですがまずすぐに開けられるチェックバルブとオイルランプから突き出しているリリーフバルブを開けてみたところ中に何も入っていなかったのです。オイルランプ点灯に影響しているのでしょうか?
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パンのリリーフバルブは奥に入っておりました。笑
でしょ?これねーぱっと見な~んも入ってなさそうな見た目しているんで結構な罠なんですよ
確かに質問がたくさんだw
よろしい!一つ一つ答えてみましょう!
しかしエンジンをかけてあたたまると(10分くらい)でオイルチェックランプが点灯。アイドリングを上げると消えます。
鉄ポンプの油圧低下は残念ながらそんなもんです。オイルがちんちんに温まった状態だとアイドリングでろくにオイルを送らないのはまぁ普通です。
でも10分は早いな。オイルがそんなに早く温まることはまず無いので、ポンプの性能低下が疑われるなー
チェックバルブのスプリングは関係ありますか?
無いですねー。チェックバルブはいらないオイルを排出するだけであって油圧には直接的に関係あありません。
たまにこのチェックルブスプリングを強くすれば油圧が上がるなんてのを見ることがありますが、元々送り出すギヤの能力が低けりゃここが弱かろうが強かろうが関係ない話なのです。
ロッカーアームからそのような唸り音がでる事はありますか?
ギャーギャーの様な唸り音
これも無いです。ロッカーアームやバルブは純粋な往復運動です。このため異音が出るとすればコココッコココとかガガガがが的(?)な打音や規則正しい音が異音として出てきます。
逆にうねり音や連続した音は回転部分、つまりほとんどが腰下やミッションからの音になります。この辺は異音からバイクの状態をある程度確認するのに非常に重要な要件です。
また、腰下での異音がエンジンヘッドから聞こえている気がする・・・ミッションの音がエンジンから、もしくはその逆なんてこともよくあります。みんな繋がっていますからねー
ですので、現時点ってか文章のみで判断するならギャーギャーのような唸り音とがエンジンからと言われるとギヤカバー内でなんかあったか?とおもちゃいます。
ラチェットトップのスプリングが弱っているとかは関係ありますか?
クラッチ張りすぎとかですか?
はいはい
完全にシフタースプリングの破損もしくはヘタレです。クラッチはこの際関係ないと思います。
管理人がまだ若かりしメカニックメーンだった頃、この手の無人ショベルが勝手にギヤ入りやがりまして、それに轢かれて脇腹をしこたま打った苦い経験があります。
あのときは心底ハーレーが嫌いになりました…
直し方ですが、バネ交換しろ!なんですが、このバネ交換が見えるのに手が出しづらいいやなー構造をしています。シフターパウルって名前だったかな?この辺を外すんですが、はめるのが厄介です。
ちょっと説明が難しいんですが、プライマリー外してラチェット部分に下からアクセスできればまぁ行けますが、基本はミッションおろしてやる感じになるかなと。
ざっとこんなでしょうかね?