ブレーキマスター
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ブレーキレバーがすぐカチカチににあってなんかにぎれねー!問題ですね。
それでいて1982年から1994年タイプってかハーレー全般手がでかいアメリカ人サイズなのかなんなのかわかりませんが、それでいてレバーが遠いんだよな…握りづらいことこの上ない。
で、この問題。
ハーレー以外のバイクでもふつーに起こり得ることで、ブレーキまわりの部品がすべて正常だった場合マスターシリンダーの内径のミスマッチにより起こります。
細かいところは違いますが、わかりやすく説明します。
マスターシリンダーは2種類あってシングルキャリパーとダブルキャリパー用です。
どこが違うかっていうとマスターシリンダーのピストン径の違いで、シングル用は小さくダブル用はでかいです。
この違いで何が起こるかって言うと、小さいシングルキャリパー用のマスターでは仮に1cmレバーを握った(マスターシリンダー内のピストンを動かした)場合とダブル用のやつを動かした場合、単純に押し出すブレーキフルードの量が違います。
当然ピストン径が小さいシングル用のほうが押し出すフルード量が少なく、でかい方はいっぱいフルードを押します。
で、この押し出したフルードがキャリパーピストンを押してブレーキが効くわけです。
んじゃ、単純に小さいストロークで大量に押し出したほうがブレーキきくんじゃね?と思うかもしれんが、これが今tomさんが体感してる現象で、小ストロークで大量にフルード押し出すと人間的にレバーが握れなくて逆にブレーキが効きづらくなるんですよ。
つまり今ついているマスターがダブルキャリパー用のやつの可能性が多いにあります。
これを確認するにはマスターシリンダーをハンドルから外してハンドルに隠れる部分に大きさがい込んであったりします。具体的なサイズは忘れましたが、その頃の年式なら刻印があったはずです。
仮になかったらバラシてシリンダーの内径を測るとかになります。
この辺踏まてTCの中古に流用が流用可能化どうか
1.単純に可能でしょうか?
可能です。
ハンドル径は一緒ですからつけることはできます。ただしアクセルワイヤー類を選ばなければなりません。この辺はキャブによっては相当面倒な話になりかねませんので、気になるなら次の質問等でお願いします。
2.ウィンカースイッチのキャンセル方法が違うとの情報があって悩んでます。
確かに違います。
FXR86年ならウインカーは機械式リレー、次にウインカーモジュール、ツインカムに入ってモジュールは進化し、更に後年になればBCM(ボディコントロールシステム)なるものが採用されている車種があります。
問題になるのはものBCMモデル用のスイッチ類でして、それまでのモジュール式がDC12V制御だったのが信号線に変わり、配線が劇的に細くなっています。わかりやすいかどうはは別にして例えるとtom号FXRがハンドルにふつーにスイッチがついているのであれば、BCMモデルのスイッチはキーボードなどのボタンに変わっているみたいなものだと思ってください。
当然これでは12V制御はできませんから、機械式リレーで使うのは難しいとなります。
ただし、前期型のツインカムモデル用であれば基本12V制御ですので、そのまま移植可能です。
3.後々ダブルディスクにアップデートしたいんですが、マスターのボアはダブル用じゃないと効きが
変わります。
説明は前に書いた通り、マスターシリンダーの径の差はブレーキの効きに効果てきめんです。
今回はシングルキャリパーにダブル用のでっかいマスターつけたらどうかとの説明でしたが、これが逆、つまりダブルキャリパーにシングルスターだとそれはもう猛烈にレバーが握れるようになります。
レバーがハンドルにくっつくレベルで握れます。が、これでも結構効くのでまぁ場合によってありなのかもしれませんが
こんな感じですので、まずは今ついているマスターシリンダーの径を確認です。
仮にダブルキャリパー用がついているようであればいっそ将来とは言わずここいらでダルブブレーキ化計画を進行してもいいのかもしれません。
これもちょっと記憶が曖昧なのですが、1982~1994年タイプのマスターはWディスクモデルが少なくW用マスターって純正なら貴重だったような気がします。
参考にしてください。

ご多忙中返信いただきありがとうございます。
非常にわかりやすく参考になりました。