リンカート
はじめまして。パンヘッド49年に乗っております。
リンカートM74bの事で教えて下さい。
最近程度の良いリンカートを譲って頂き取付致しました。購入時からEキャブが付いておりそれほど飛ばさず走っていましたが復活に乗っておりました。
インマニは当時物でバンドタイプです。
Oリングを入れてw&wの真鍮?の両方から挟み込むタイプのバンドにして取付しました。
インシュレーターはベークライトとガスケットで挟む物を新品にしました。
エンジンはかかり、アイドリングが落ち着くところはスローがかなり濃い状態にしないとダメです。
黒煙が出始めるところがアイドリングが下がり落ちすくところです。。
ハイスピードは半回転くらいしか開けてません。
フロート調整はマニュアルより少し低めにセットしてオーバーフローとかはありません。
何度もバラして試したのですが一向に改善されないので助言頂けたらと思います。
二次エアとかでそのような症状は考えられますか?
あと確認の為こちらも助言頂けたらと思いますが手動進角は最大進角にした瞬間にプラグの火がパチっとしたら正解ですか?
いろいろ問題を探っています。
よろしくお願いします。
スポンサードリンク
何故か本日は51年PANですが、同じM74Bをリビルトして2次エア吸い直して手動進角の点火時期調整をするという全く同じ作業をしてました・・・なんでや
真鍮の2分割アレってパンだとエンジンに当たったりしてうまくつけるのに相当イライラしたような気がします。
やっぱりバンドタイプがええですわ。
圧縮上死点はフロントのインテークプッシュロットを見ます。
プッシュロットが下がった頃合いから圧縮行程にはいりますから、そしたらプラグホールからピストンの様子をみて上死点付近を出しましょう。
それこそタイミングホールはずして上死点マーク出しても良いんですけど、あそこは古い車両だとネジ穴が炒っている事が多く、なるべくならバラしたくない場所です。
で、そこで点火合わせておけばキックでエンジンがかかるので、そこから点火時期のセッティングってながれになります。
はじめまして
まずOリングを使っているとのことですが、49年であればインマ二をでっかいネジで固定するタイプだったと思います。
社外品を使アップグレードされているんでしょう。
それを真鍮製の・・・多分2分割で両端から挟み込むタイプのものを使っていると思うのですがこれがちょっと使いづらいのでNGです。
Oリングってかゴムを挟み込んむんですが真鍮のそのタイプだとどうしても合わせ目に隙間ができちゃいます。
ここからエア吸いを起こすことが多いので、普通の純正と同じようなバンドタイプを選びましょう。
ただしこのバンドも節操も良心もない部品量販店で売っている安物はだめです。この手の安物は主に鉄製なんですが、ネジ部分の耐久度も低くOリングのを締める肝心のバンド部分も歪んでいたりと、まさに安物買いの銭失いみたいなものが多いです。
材質がステンレスっての目安に良いものを選びましょう。
次に
インシュレーターはベークライトとガスケットで挟む物
ここですが、リンカート本体の歪は確認済みですか?
4つ穴リンカート用のガスケットって厚みのあるものが多くリンカート本体が相当歪んでいるケースが多いです。
ここからエア吸いもままあるので要チェックになります。
ここまでが2次エアーです。ここが問題内容ならいよいよセッティングです。
スローの調整ですが、リンカートにかぎらずアイドリングが一番上がり安定したところが調整の目指す場所です。
下がって安定するのは濃くしてやればそうなりますので、今の症状は間違いでは無いと思います。
ともかく一度アイドリング一番上がるところを目指してみましょう。
後ハイスピードはもうちょい開いていてもいいかと思いますが、M74Bはハイスピードとロースピードが経路的に切り分けられているので、今は考えなくていいかと思います。乗りながら適当いに調整しても大丈夫でしょう。
後は点火のタイミングですが、これがまたリンカートの特にスローのセッティングに関わってきます。
今現在スローの調整は遅角状態でおこなっているでしょうか?
もしスローが遅角でバッチリ出たなとおもったら今度は進角させた状態でスローを見てください。
多分セッティングが変わるはずです。ともかく一度アイドリングが高くなり安定するところを探してみましょう。
リンカートと手動進角の調整はまともに書いていくとめちゃくちゃ長くなっちゃうのでここで一旦切りますね。
ふー
続いて手動進角の点火時期調整いくぜ!
手動進角は最大進角にした瞬間にプラグの火がパチっとしたら正解
多分間違いです!
この辺はショベルとかの点火時期調整でもそうですが、嘘がネット上でまかり通っている状態です。正確な点火時期調整の方法として紹介されている方法はマニュアルに書いてある簡易的な方法だったりします。
メーカーが定めた点火時期を正確に出すにはタイミングライトでの測定が絶対であり、フライホイールマーク絶対の人はタイミングライトを使って正確にメーカーの基準に従いタイミングを出すべきだと思うのですが、何故か簡易的方法が正しい方法としてまかり通っているのは実に嘆かわしい事態です。
つーことで管理人は見えないタイミングマークを無視して勝手に調整しています。てか点火タイミングって立派なセッティングの一種なので、バンバン基準無視していじっていきましょう。
手順としては
- プッシュロットの動きやピストンを確認して限り無く圧縮上死点を出す
- 出したらそこで遅角の時に火が飛ぶように調整
- 終わり
こんな感じです。ともかく遅角(本当は遅角/進角って良い方も正しく無いらしいが便宜上良いでしょう)部分で一度合わせます。うまく行けばこれで終わりです。
で、問題なのが手動進角の場合本来であればワイヤーの遊びに当てる部分のストーロークを目一杯使い猛烈に進角する状態の車両が多いことです。
ぐっと左のグリップを回すと点火時期が早くなりすぎる問題があったりします。この辺はうまく調整してください。早すぎる点火は車両にとっては良くないので、調整がうまくいかないようであれば、正しい方法ではないですが起点となる遅角部分を遅らせるって手段を取っているバイクも多いです。
ともかく点火時期は進角時だとよーわからん!ってなると思いますので、圧縮上死点付近で一度遅角状態であ取ってみてください。まずはここからがスタートになると思います。
管理人さま
お返事ありがとうございます。
そうです。真鍮製の二分割タイプが良いと聞き購入致しました。考えればたしかに分割部分から吸いますよね。。
材質がステンレスのものを探して取り替えます。ありがとうございます。
リンカート本体の歪は一応確認をし大丈夫そうかなと思います。
先ずバンドを取り替え二次エア対策をしてからセッティングしてみます。
現段階で調整したのは遅角状態でしていました。
スローでアイドリングが1番上がり安定したところを探して、調整がうまくいったら進角してどのようになるかみてみます!
購入時から点火時期調整はまだ触っていませんでした。今回確認の為みてみたら最大進角時にバチッとプラグの火花が飛んだのでお伺いしたかったのです。
調整しなおしてみたいと思います!
今まで違う車両ではフライホイルのマークで合わせていました!勉強になります!
プッシュロッドで圧縮上視点を見てみます!
間違えた調整をしてしまうといけないので再度確認したいのですがプッシュロッドが下がりフリーの状態、フロントインテーク側で良かったですか?
よろしくお願いします。
お疲れさまです。そうだったのですね。笑
真鍮の2分割アレってパンだとエンジンに当たったりしてうまくつけるのに相当イライラしたような気がします。
ほんとそうでした!途中ほんとうに付くのかと思いました。本日バンド発注しました。
プッシュロッドでの圧縮上死点の出し方わかりました!やってみます!
そこから遅角で点火時期の調整ですね。
わかりました。ありがとうございます。