空冷エンジンのオーバーヒート対策
こんにちは。
4輪ではラジエターやオイルクーラー、インタークーラーの冷却のためにそれらに水噴霧して気化熱で冷却するアイディアや実践例をネットで見かけます。(見かけますというか探しにいってるんですが)
この方法、空冷バイクの冷却フィンやオイルクーラに対しても有効(熱的に厳しい大排気量車は特に)だと思うのですが、2輪ではうまく実践例を見つけられませんでした。
昔、エンジンのフィンにアルミの洗濯ばさみを取り付けた空冷バイクが走っていたと聞いていますが、今はあまり見かけることがありません。それと同じで過去にすでに試されているがそれほど効果がないことが分かっている、ということなのでしょうか?何か情報ありましたらお願いします。
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あれですね
その昔、車のエアコンコンデンサーにエアコンから出た水をためてかけるのとかチャレンジしたなぁ・・・(遠い目)
この水かけるのは効果覿面で、特に夏場にインタークーラーに噴射するのは体感できるレベルです。
んじゃ、これらをなぜ空冷エンジンに採用しないか?
先のインタークーラーので行きますと、ある程度の大容量化と効率を追い求め、行くとこまで行ってやりようが無い先の夏場の対策として苦肉の策でやっているようなもんです。
んじゃ空冷エンジンはどうか?まだ水冷化という切り札が残っていますので、水かけるシステムを搭載する前に水冷にしろになります。
更に、熱交換が得意なラジエター類に水をかけるのと違ってエンジン温度がまちまちな空冷エンジンのどこに効率的に水をかけると冷えるか?
そもそも現存する公道を走る車両では空冷エンジンを積んでいるのはほぼバイクなため、大量に水を積むにはスペースの問題もあります。
以上の理由によりそもそも空冷エンジンに水をかけて冷やすのはナンセンスかとおもいます。
で、昔にあった金鋏はさみまくるの!見た目が気持ち悪くて受け付けない・・・
管理人はアレを現役でやっていた世代では無いのですが、当時を知る人間に聞くと、「多少こうかある・・・かも」との事です。まー気休め程度だと思ってください。
んじゃ、空冷エンジンを冷やすにはどうするか?
答えは簡単、止まるな走れ!です。オイルクーラーがついていようがなんだろうが、空冷エンジンは走行風がなければ冷えません。
また、外気温の影響ももろに受けます。冬ならちょっとオーバークール気味だし、ショベルなら30°超えてきたぐらいでゆだんすればオーバーヒート起こします。
古いハーレーにとっても人間にとっても快適な温度レンジは極めて狭いと思うので、いい時期に渋滞にはまらず思いっきり走り倒すのが空冷エンジンをよく冷やす方法かなー
回答ありがとうございます。
「空冷エンジンを冷やすには、止まるな走れ!」
その通りですね、肝に銘じます。(エンジンオーバーホール中で走りたくても走れないのでこんな妄想ばかりしちゃうのかもしれません笑)
確かに水をかけるくらいなら空冷エンジンに乗ればいいんじゃ・・・、って話ですよね。
その一方で、「エアコンから出た水をコンデンサーにかけるのをチャレンジしたことがある」は管理人さんの経験の幅広さと奥深さを垣間見た気分です。
やはりなんでも自分でやってみて経験するのが一番ですよね。せっかくなので水噴霧、もう少し考えてみます。(確かにエンジンのどこにかけたら良いのか分からないので対象はオイルクーラにします)