夏場は一速に入り難い
ロッカークラッチで純正仕様のハンドシフトのハイドラに乗っています。
単に下手なだけなのかもしれませんが、夏場は特に信号待ち等の停車時、ニュートラルから一速への入り難い感じがします。
割合としては、3割位入らない感じです。
ロッカークラッチを動かし、何度かニュートラルと一速を往復すると一速に入ります。
一応、ロッカークラッチの踵の動きは意識しており、しっかり踵がフットボールに着いた状態で、クラッチは切れていると思います。
また、ロッカークラッチの操作後、直ぐ、ほぼ同時位のタイミングで、ニュートラルから一速へ動かす操作を意識しています。
冬場は、夏場程、一速への入り難い感じはありません。
何かアドバイス頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
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難しい問題ですねー
そして慣れればなんとかなるが、煩わしい問題ですね。
ちょっと書きながらなぜ?を考えてみます。
夏=冬季に比べると高温になる以外でバイクに取って変化は無い(無いよね?)ので温度が上がる弊害がどこかで起きていると思います。
で、今回の問題で温度上昇によってバイクに起こる何かと言えば・・・
- 各部の熱膨張
- オイルやグリスなどの油脂類の軟化
こんなところか。
後、ニュートラルのような1速と2速の間のビミョーな位置ではなく1速なので、クラッチの切れが悪いのが原因の線は無いと想像。
また、1速というところの焦点を当てると、車両が停止時に起こることが多い…となると思う。
その際クラッチがバリバリ切れている場合、ミッション内のギヤは不動となるため、この1速が入らない問題は他車両でも結構ある。もちろんパンヘッド以外でもある。
これの対策の為クラッチ切ったら速シフトを入れるってことですよね?
さらにさらにタンク脇にシフトゲートを持つ当時のパンヘッドでクラッチに問題がない場合シフト(1速以外でも)が入りづらいクラッチの切れを除いた主だった原因として
- シフタードラムとシフター・・・(なんだっけ?ドック?ど忘れ)の位置関係が悪い
- シフタードラムが渋い
- カウンターシャフトのシム調不良
- シフターゲートのストローク不足
- シフターリンケージロットの調整不良
と、ざっくり5点思いついた。
で、普段よりアチアチになる夏季期間に1速が入らないってことは、上記の問題が熱によって顕在化するって事じゃないかな?
あと上記の4番はまぁ持病みたいなもん。ストロークや位置が悪いんだよ!はよくある話。
ここまで書きながら考えると元々ギリギリのバランスでシフトが入っていたのが、夏の暑さの影響によりビミョーにシフトしづらくなった、特に上記の2番と3番あたりが悪さしてんじゃーねか?と思います。
対策としては4のシフターゲートのストローク不足を解消するために多少の加工、後、シフトアップ時にそこまでギヤの抜けとかないなら5番のリンケージロットの調整を今一度してみる。手っ取り早いのはこの辺かと思います。
今まで経験がないので、なんとも言えないんですが原理的にはこの辺が今現在では妥当かな~ともう回答です。
また思いついたら書き足します
親身に考えて下さりありがとうございます。
少し補足します。
例えば、信号待ちの停止ラインに近づく際、私は、あらかじめニュートラルに入れて、惰性で走って止まります。
その際、止まりそうで、信号が青に変わった場合、その時の速度により、ニュートラルから、二速か一速に入れて、そのまま走ります。
この時、タイヤが少し回っている状態ですと、夏場でも全く違和感なく一速に入ります。
何か関係あるのでしょうか?
なるほど
これ、クラッチが切れすぎてミッションの中のギヤが止まっちゃって入らないパターンですね
シフタードックがいい位置にないと当然噛み合わないんですが、ミッションギヤが止まっているとこの入らない位置にシフタードック関係が止まっていて、そこに当たってそれ以上ストロークできずギヤが入らない。ちょっと説明が難しいんですが、こんな状態ですね。
なんで夏場だけこうなるかちょっと謎なんですが、これ直すの難しいなー
クラッチが切れているのに微妙に動力がミッションに伝わる、エボ以降の湿式クラッチの場合この役目をオイルがやってくれているのですが、4速ミッションの乾式クラッチ、特に高性能のプロクラッチとかだとたまにある症状です。
もしクラッチのフリクションプレートが社外品のスリットが入っているタイプであればフリクションプレートにエンジンオイルを塗る、プライマリーがチェーンでクラッチにラムジェットリテーナーが入っているようであればこれを外す、もしくはちょっと緩めに付ける・・・とかになるかな。
もしくはもうちょっとクラッチの切れを悪くしちゃう・・・も結構難しいしなー
ともかく停車中にちょっとでもメインシャフトが回るように対策するしかないかと思います。