レブテック4速ミッションスプロケが動かない
初めましてよろしくお願いします。
最近手に入ったレブテック製4速ミッションなのですが、やはりオイル漏れを起こしていました。
スプロケを外すとミッションケースとスプロケが当たって削れてました。シールとスペーサーを交換してスプロケを
締め付けるとミッションケースに当たって回らなくなります。何をどうすればいいのか分かりません。
説明が分かりにくいとは思いますがよろしくお願いします。
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はじめまして!
レブテックの4速ミッション、まだうってるのかな?CCIがぐたらなければ今でも覇権メーカーだったろうに残念でならん。
説明が分かりにくいとは思いますが
いや、よーわかります。管理人が4速ミッション散々バラしているってのもありますが、このスプロケが回らないってのも珍しいことじゃなかったりします。
で、結論から書きますとスプロケがロックして回らないを直すにはミッション全バラ確定です。
このスプロケットを取り付ける場所はメインドライブギヤ(以下メンドラ)なんですが、これを外すためにはミッッションを全バラする必要があります。
で、買ったミッションの年式ってか何年のミッションをモデルにしているかで変わってくるんですが、このメンドラとミッションケースの間に入ってくるベアリングが2種類あってこれが前期型(1977年以前)モデルであればベアリングのクリアランスからメンドラのエンドプレイ調整もできるので、全バラは必要ですが、梅吉さんのような故障?にも割とお手軽?に対処できます。
てか、この部分の調整が甘いとスプロケがガバガバ動いたり、かしまって回らなくなったりします。
問題は後期タイプです。
これになると一切の調整が構造上できなくなっているので、メンドラがかしまる場合は結構な加工が必要になってきます。
この77年(78年かも)を堺にメンドラのベアリングがう●こになって、更に79年にローターリートップへと4速ミッションは変更されていくんですが、これ、基本的に機能の改良ではなくコストカットのために行わた改良だと思います。
だって部品点数が少なくなり、作りが雑になって組む手間暇がなくなる代わりに調整すら不可能って変更ですから。
あとはオイル漏れですが、これも結局メンドラの修理にかかってくるんですよ。
メンドラはケースのベアリングに支えられ、更に真ん中にメインシャフトが貫通します。この両方にシールが入るですが、メインシャフトを支えるメンドラ内のブッシュやケースのベアリングがゆるいといくらシールを変えてもオイルが漏れてきます。
この辺も踏まえるとそのレブテックミッションはそろそろオーバーホールの時期だったのかもしれません。
一度きちっと分解して整備しましょう。
早速の返答ありがとうございます。
長文になるといけないと思い、省略しましたがこのミッションは97年式のS&Sショベル搭載の今は無いフェニックス社のリジット車両に組み付けられていたものです。走行距離3200キロです。8年間車庫で放置されていたそうです。シールとスペーサーを交換するまでは回っていたので組み付けかたを間違えたのかと思いました。気になったのがスペーサーなんです。
付いていたのは抜き取り時ものすごく硬くてヒートガンで温めて色々大変でした。
でも新しい部品は少し形状が違ってシュルッと手で入りました。ガタとかは無いのですが
手で回すことができます。やっぱり手で回る状態ではいけないのでしょうか?
念願のリジットショベルなので直したいのですが3200キロ程度で不具合って起きるんでしょうか、今まではホンダのバイクにしか乗った事がないので色々戸惑っています。
ミッションのオーバーホールって自分で出来るものなのでしょうか。
色々不安で近所には国産バイク以外は見てくれるショップさんも無いので。
長くなりすみません。よろしくお願いします。
長文問題ないですよー
文章でのやり取りが基本ですし、何より管理人が長文書く方なので問題なし。
で、フェニックスですね。懐かしいですな。エンジンがS&Sでまた純正とは一味違う感じですが、同じ排気量でもなんかパワフルで楽しいので、個人的には好きです。
さてさて、8年放置ってことなんですが、この辺に原因を求めるのはちょっと違うと思うので、ここはかんがえません。
付いていたのは抜き取り時ものすごく硬くてヒートガンで温めて色々大変
まずこれが異常ってかだめですねー。基本はスルッと手で抜き差しできるので後からつけたやつが正解になります。
後は組ミスですが、このスペーサーはただいれるだけなので組ミスっってのはまず起きません。シール交換でやらかして渋くなるってことはあります。これは前期のシールの前にコルクを入れる場合ですね。
このコルクいれるの失敗して渋くなるとかはありますが、そもそもミッションケースにスプロケがあたっていた跡があるってことなので、シールの入れ方以前に問題ありだと思ってください。
お次に
3200キロ程度で不具合って起きる
うーん、これはなんとも難しいですが絶対無いとは言えません。
が、だいたいの場合はもともとぶっ壊れていたってのが正解の事が多いです。仮にパリッとすべてが組まれているのであれば、乗り方にもよりますが何万キロも普通のメンテナンスで持ちますよ。その辺はご安心を。
フェニックスは社外部品を手作業で組み上げた組み立てバイクってのが基本です。この時に組み立て不良とかそんなのは昔は結構ありました。
また、エンジンはS&Sなので(年式的には不安だが)大丈夫だと思いますが、ミッションはレブテックです。
このレブテック、ここ近年なぜか高性能?ってか間違いないミッション的な扱いをされているを見ますが、個人的には値段の割にはまぁいいんじゃね?ぐらいの扱いです。
最初の回答にも書きましたが、レブテックはcustom Chrome Inc (CCI)の部品ブランドの一つです。CCI自体は今現在全然元気が無いですが、その昔はこのCCIがあれば他の新しいバイクも古いバイクも一通りの部品が揃い、しかも部品の品質は現在のそれより高かったので、マジで社外部品のシェアって点では天下を取っていました。
レブテックブレンドはオイルなんかもありますが、その中でエンジンやミッション部品もあります。この辺は韓国のメーカーが製造していたと記憶してます。
でですね、当時でもこのミッション猛烈に安かったんですよ。純正ミッションをガチでオーバーホールするより安いぐらい。
その代わり品質は値段相応かちょいとコスパええなぐらいでした。
つまり製品自体は信頼に足りるものじゃなく、そもそも組付け的に問題があるものがあったんです。要するに梅吉さんのミッションは不良品だった可能性があります。
もちろん修理すれば使えますが、まぁ大変な作業になります。
ミッションのオーバーホールって自分で出来るものなのでしょうか
できないとは言えません。ただし工具や旋盤、プレスとか何枚ものシム、そして何よりも部品を選定する知識が必要になってきます。つまりかなりハードルが高い。
近所にバイク屋さんが無いって方は結構います。この際多少遠くてもいいと思いますので、信頼できるバイク屋さんを探すべきだと思います。
不良品ってショックですね。国産バイクでは経験が無かったので考えてもみませんでした。
隣の県には持ち込みでも大丈夫なショップがあると知人が教えてくれました。本当にありがとうございました。