ハーレーにターボを組んだ話②

ハーレーでのターボ制御②

全開(誤字だ)に引き続きハーレーターボのお話。

前回のブログで言ってた圧力センサーだけど、あれ、本当は2BerMAPセンサーって言うらしい。
自分が取り付けた当時の記録にかいてありました。

低速では加給せず、いくら低圧ターボどいえど確か0.8kps程度の加給をするトラスクターボ
正直9:1程度の圧縮があるTC96エンジンで果たしてそのまま取り付けて大丈夫かって心配があった。

取り付けた当時(確か2009年とかそれぐらいだったかな)の管理人の中の常識ではターボの場合は圧縮下げといて加給に備える ってのが普通だと思っていたんで、9:1の圧縮比で本当にターボが付くかどうか疑問だったんだよね。なんでメーカーの人といろいろ やり取りをしていろいろな工夫の上にノーマルに取り付けられるようにしてあるとの事だった。

んじゃその工夫はってと、

  • ●タービンサイズ
  • ●サージタンクサイズと内部加工
  • ●サンダーマックスによる完璧な燃調と点火タイミング
ってことだったんだけど、詳細を覚えていいないんです…。ただサージタンク(圧縮した空気を貯めておくところって認識でOK)についてはなんか 特許取れるような工夫がしてあるらしい。

まぁそんな工夫により遠慮なくノーマルエンジン付けてくれって事でした。

ちなみに耐久性を証明するかのように本国、アメリカでは相当数の取り付け実績があり、取り付け後10万キロ以上走っている車両もちらほら いるらしい。道路環境の違いこそあれそれぐらい走れればなんの問題もないと思う。

サンダーマックスによるターボ制御

サンダーマックスが如何にターボを制御するか。

まず、サンダーマックスにこの車両にはターボがついてて、2Berセンサーが付いているよってのを認識させる。
その上で専用のマップを選択して本体に記憶させる。

サンダーマックスはこれらの情報を元に以下のような感じでターボってかエンジンの制御を行う。

ターボが加給していないとき

この場合は廃棄効率が悪い(そりゃエキゾーストにあんなタービンがついてたら悪いわな)ノーマルエンジンとして動く。 決められた点火タイミングを繰り返し、オートチューン(これも勘違いされている事が多いけど決して自動的にセッティングを 出す機能じゃない)によって決められた燃料を出す。

ターボが加給している時

加給が開始されている事を2Berセンサーが感知、それと同時にどの程度の加給圧かのデータも受け取る。
その値をもとにオートチューンに基づいて予想される空気量(酸素)に対して適正な燃料を送る。また、タイミングも制御する… らしい。

点火のタイミングもノッキングなどの異常燃焼が起きないように調整。
あくまでもベースマップをもとにして主にタイミングを遅らせる方向に調整をする。

と、ざっくりこんな感じでバカパワーを作ってくれる。
文章中にも出てくるけど、あくまでもベースマップに対しての補正であり、サンダーマックスを付けると簡単にターボのセッティングがでる わけではない。

ただね、この制御技術は本当に驚きで、インジェクションが純正ででたわずか数年でここまでのことができるようになったのは 長年ハーレーをいじってた管理人の一番の驚きだったし、その後もこれ以上の技術発展か転用はちょっと経験がない。

お待ちかねの試乗だ!

なんだかんだ言ってもちゃんと動かなければ意味がない。耐久性のテストも含峠、市街地、高速と結構な距離を乗り倒した。
ただ単に楽しかったから乗り回しただけなんだけどね。

その昔書いた文章があるんでそこで書いたことは ある程度省く。
後、前は立場上抑え気味の表現をしているけど 今回はただのバイク乗りとしてとその後の経験も含めてもうちょっと忌憚なく感想を書いてみたい。

まずとにかく乗りやすい。スリーブの角で紙が切れるんじゃないかってレベルで排気量上げたTCなんかは下から パワーもりもりで且つハイギヤードのやつとかに比べると確かに2000RPM以下はパワーがない。ってかノーマルと同じなんだけど、 それ以上まわすとそれはもうハーレーのそれじゃないようなパワーが出る。

前に書いた感想だとピーキーではないって書いてるけど、これはそもそも下のトルクがあるハーレーならではって感じで、実際のパワーの出方と しては十分ピーキーだと思う。
でも決して乗りづらいわけじゃないけどね。

あとは発熱自体がノーマルと同じかもしかしたらちょっと低いかもしれない。これはサンダーマックスのモニター機能 (走行状態をPCに記憶させる機能。回転からAFR、エンジン温度に至るまでほぼすべての状態を記録できる)を使って確認した。
2000RPMとかの巡航域だと吸入温度が下がる上にプチ圧縮状態でガソリンがたくさんはいるせいかなと推測している。これって空冷エンジンとしては 結構メリットがあると思う。

後は峠かなー。
割とタイトな低速コーナーが続くような峠で1速とか2速キープで2000RPM以上をを維持しつつ、リアブレーキ使ってトラクションをコントロール しながらの登っていくようなところでブローオフの音と独特の吸気音、排気音を聞きながらブリブリ登って行くのがたまらなく楽しかった。

ハーレーらしくないパワー何だけど、きっちりハーレーってか…
なんとも表現が難しいんだけど、ともかくハーレーにターボの独特のたのしさがあったのは確かだな。

ざっくりだけどこんな感じ

ともかく独特の魅力があるし、耐久性にも問題なし、熱的にもそれほど不利ではないしとにかくハーレーを早くしたいならいい選択 だと思います。

何か質問があればバイクの質問として新規質問で受け付けまーす! こんなところで!

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