まだ解決していない状態ですね

確かにエンジンかけないと出てこないし、でてこなければ場所の特定が難しいってのもわかります。しかしかけた直後にぼたぼたと出てくるってことなので、かなり派手に漏れているもの確かです。

以前の質問の回答にも書きましたが、その部分からオイルが漏れてくるのは

1. シールの組ミス
2. シールが当たる部分の摩耗によるシール不良
3. ケースに射込である鉄部分がガタガタ、もしくは割れ
4. ケースの合わせ面、ネジとかからの漏れ

と、この辺になるんですが、エンジンをかけないと出てこないってことなので恐らく4については除外、出方が派手なので1と2あたりも除外かと。

あとは3かなと思うんですが、もう一つあり得るのがオルタネーターとスペーサーの当たりが良くなくてその隙間から漏れてくるってのがある・・・かもってところです。

シャフトのギザギザの隙間にたっぷり液体ガスケットを塗っていますが、そこは構造上沢山オイルが出てくる場所ではありません。が、多少出てきたオイルはスペーサーとオルタネーターの当たり面によって外に出てこないような構造になっています。

ちょっと文章での説明が難しいですし、あんまりありえないので例として上げるのはちょっと抵抗があるのですが、可能性としてはありえます。

で、このまま何度も取ったり外したりしてどこから漏れてくるのがを確認するのは大変なので、管理人が以前やった方法を紹介します。

基本的には簡単で、見えなくなっている原因のステーターローターなどの発電機を取ってエンジンをかけてみましょう。
この際、ステーターローターの厚み分がなくなるので、適当なワッシャーなどでスペースを厚みを埋める必要がありますが、このワッシャーを準備すれば簡単に出来ます。

また、ステーターの配線を止めているなんか白いプラスチック？みたいななのを止めているタッピングビスみたいなのがあると思いますが、このネジが車両によってはクランクケースに貫通していることがあるのでこのネジとプラスチックだけは入れいておく必要があります。

他には今まで塗った液体ガスケットの”完全”な除去です。これが残っているとオイル漏れの原因になり得ます。徹底的な除去が必要です。これが面倒で管理人はあんまり液体ガスケットを使いたくなかったりします。

ここまでやったらシールを新品にして液体ガスケットを塗らず発電機を外した状態でエンジンスタート！

派手に漏れているようなので、多分一発でどこから漏れているかがわかると思います。

漏れている箇所によっては完全修理にケース交換という恐ろしい手段しかない状態になるかもしれませんが、ひょっとしたら以外なところから出ているかもしれません。

多分なんでも作業して心がおれかかかっているかと思いますが、もう一息！なにせ原因がわからないと対策のしようも無いので、もういっちょがんばってみましょー！

いつも詳しくありがとうございます。コイル、ローターを外して再度確認してみます。オープンキットが画像のタイプなのでバラすまでの手間が多くて慣れてきたとはいえそろそろ心が折れそうでした(汗)気になるのは自分のオープンキットの場合バックプレートが邪魔でコイル、ローターを外しても漏れの確認は難しい気もするのですがどうなんでしょうか。

ですねー

だからバックプレートも取ります
いずれにしても修理には取ったり外したりしなければならないので、余計なものはすべて外してしまいましょう。

バックプレートなしで走ると5速ミッションだとマウントプレートの関係でミッションがズレてしまいますが、走らなければ大丈夫です。

もう思い切ってプライマリーはセルやキックの動力だけを伝えるものと割り切って取ってしまいましょう。

多分めちゃくちゃスッキリ環境で確認もできるし、何より修理箇所へのアクセスがフロントプーリーを外すだけになるのでやり直しがものすごく簡単になるはず。