ショベル ミッションオイル
こんばんは。
良くエンジンオイルに関してはアレがいい、コレがいい!な話を聞きますが、ミッションオイルはどうなんでしょうか?
もちろん違いは出るんでしょうが、エンジンオイル程では無いのでしょうか?
今は何となく良さげな気がしてロイヤルパープル使ってます。
エンジンオイルは某用務員さんのところで開発してますが、ミッションオイルのオススメってありますか?
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・・・実はミッションオイルも開発中だったりして
えー、ミッションオイルですね。ミッションオイルの現在の主流は半化学合成となっています。エンジンオイルについてはいまだに鉱物油が多い中、ミッションはなぜ半科学がおおいのか?
エンジンオイルの主な仕事は潤滑ですが、ミッションオイルの場合は耐圧…でいいのかな?ギヤ同士が噛み合い、力がかかるときにギヤの面に猛烈な圧力がかかります。
この圧力に負けない、押しつぶされずギヤ同士が直接接触しないクッションの役割をするような作用があります。普通のエンジンオイルにもこの作用がありますが、ミッションオイルほど強くありません。
つまりミッションオイルは耐圧、潤滑の2つの性能がある(めっちゃ大雑把に言ってです)ので、ただの鉱物油よりちょいと科学に頼ったほうがいいものが作りやすいって事になります。
これを一つの目安としてオイルを選んでいいかと思います。
つまり半科学合成以上のものであれば、ミッションオイルとしての基準を満たしていることが多いですよって事です。
さて、ここまでは綺麗事です。
個人的にはバイクのミッションオイルは別にエンジンオイルでもいいと思っています。
まず国産車などのハイパフォーマンス系、それこそ200馬力以上の出力を持ちとんでもない加速をするこれらのミッションはエンジンオイルで潤滑、耐圧されています。
また、使用環境も過酷で、車やハーレーと違いエンジンの中に収められその熱にさらされています。こんな環境に比べればハーレーのミッションなんぞぬるま湯です。
それでもミッションに問題は起きない。
ハーレーもエンジンなどの部品から見るとかなり高寿命なものが多い。ギヤなんてパンヘッド時代のがそのまま使えたりしますし。
これはバイクと車と違い、車重が軽くギヤにかかる圧力もその分少ないからできる事なのかなーなんて考えています。つまりミッション専用のオイルを入れる意味があるのか?って事です。
ってことで、今現在売っているハーレー用のミッションオイルについてはこれといってこだわりはありません。
一つ注意したいのはミッション、特に4SPミッションは水が入りやすく、気がつくとオイルが乳化してたりします。エンジンオイルのようにチンチンに温まる環境なら水ぐらい乗ってりゃどっかいくんですが、ミッションはそうも行かないので、乳化したら即交換です。
ぶっちゃけこれこれが一番怖いし、問題を起こします。種類より雨天や水たまり踏んだとか濡れる環境でバイクを使ったらミッションオイルをチェックしましょう。
ちなみに今作っているミッションオイルはバイク用として過度な耐圧性能をもっと少なくして潤滑性能と他の性能にもうちょっと振った形で考えています。
オイルの製造は素人なんで、オイルやさんが頭悩ますようなことばっかり言っています。理想論だけってやつです(笑)
エンジンオイルはもうちょいで行けそうですが、ミッションはまだ時間かかるかなーって感じです。