ハーレー EVOソフテイル 始動トラブル
初めて質問させていただきます。見当違いなことをしていましたら何卒ご容赦下さい。
95年製EVOソフテイルです。ノーマルベースでマフラーScreamin Eagle(トルクコーン有), S&Sエアクリ、HSR42 キャブ、点火ダイナSに変えています(点火は元々純正フルコンでしたが、クシャミで相談した悪徳ショップでぶった切られた後、試行錯誤した後セミトラに変更しました。その後も症状治らず他店でのセカンドオピニオンでフュエルフィッティングの亀裂と分かり、フルコン無関係だったと判明した末のカスタムですが)。
今回点火時期調整についてアドバイスお願いします。ネット情報など参考しつつで調整して、これまで特に問題もなかったのですが、前週の快調ツーリングから翌週急に始動不良になり、色々チェックした結果点火系の15Aサーキットブレーカーの不具合だったのですが、そこに辿り着くまでの過程でダイナSも弄り、スペア品に替えたりしました。
で、現状火花は出るようになったのですが、排気音はボボボボ…と変な連続音で、マフラーから断続して黒い煙を吐きます。スロットルを開けてみると即ストール。プラグは全体煤けた真っ黒。ダイナSも前の物に戻し、点火時期再調整すると前回プレートに付けた印になるので正しく出来ていると思ったのですが、その内セルスタートと同時に派手なガッチャン!という金属の衝撃音が出てまたボボボボ+黒煙+ストール、再度セルスタートすると今度はクゥンと詰まった音で始動しない、始動しそうでしない、若しくはボボボボ+黒煙、という状態です。あと、この症状を確認後、キーオン時数秒程度で、恐らくマフラーからこもった音でボンと一回出る時があります。
質問:
1)点火時期が極端に遅い調整ミスかと想像しているのですが、ご見解ありますでしょうか?
2)ダイナSの個体が同じで、センサープレートの位置も同じでも、点火マークは排気時になっていたりすることはあるでしょうか?
3) 確実に圧縮時の点火マークである確証をマフラー外さずにする方法はありますでしょうか?(当方手が少々不自由なところ連結管で組み付け大変やり難く出来れば避けたい)
宜しくお願いいたします!
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まず、
キーオン時数秒程度で、恐らくマフラーからこもった音でボンと一回出る時があります。
これはダイナSの特徴です。結構どのバイクも割と頻繁になりますので、全く中身とかチェックしてない段階で、これが出ると
『お、ダイナSはってんな』
って感じで判断すします。それぐらい頻発するものなので、異常ではないかと。
さて、症状から見るにかなり濃い状態になっているのかなーと思います。HSR42って事で、オーバーフローしたりなんかしても大丈夫だと思うのですが、95年EVOってことなので、ノーマルであれば負圧コックだったと思います。
稀ですが、この負圧コックからガソリンが流れ込むなんてこともあるので、一度吸気系も見直してみましょう。
その辺を踏まえてと、
1)点火時期が極端に遅い調整ミスかと想像しているのですが、ご見解ありますでしょうか?
ありえると思います。ただセルがガキン!っていうのは点火が早すぎる場合に出る症状ですね。遅すぎる…ではなく早すぎも疑ってもいいかなと。
2)ダイナSの個体が同じで、センサープレートの位置も同じでも、点火マークは排気時になっていたりすることはあるでしょうか?
ダイナSもガバナも真ん中のローターも同じものをつかって同じ位置に組めば元通りの点火時期に戻りますよ。
ただ、どれか一つでも特にダイナS本体のプレートが変わっていると同じ点火時期にはなりづらいと思います。
特にダイナS本体ってかプレートですね、ここ最近はいい感じにみんな同じみたいですが、以前はねぇ・・・
で、点火タイミングが排気の時にってことですが、これはないかな…カムできっちり減速されているのでタイミングマークであればともかくカムカバー内で間違うってことは起こらないと思います。
次に
3) 確実に圧縮時の点火マークである確証をマフラー外さずにする方法はありますでしょうか?
これはタイミングホールをのぞけば一発です。マフラーを外す必要性がちょっと理解できないのですが、完全な位置を出したいならプラグを外しインテーク側のプッシュロットを外してタイミングマークを確認すれば所定の位置にピストンを持ってくることができるでしょう。
ただし個人的はやりません。何度もいろんなところに書いていますが、既にカスタムされた点火装置をノーマルの位置に持ってくることに意味があるとおもえません。
その辺もセッティングと一緒でガンガンいじっても問題無い場所と考えています。
ツー感じです。
ただ点火時期が悪いにしてもなんか極端に悪そうなので、ガバナにくっつけて周るあのローターの向きを一度見てください。
あのローターにもちゃんと向きがあって、ローターをガバナに刺す?でいいかな?わかると思いますが、そのガバナと接する場所は切り欠きが着いています。半円みたいな感じの形状になってますね。
で、そのかけた面をガバナから生えている小さいピンの方に向けてください。
ナンノコッチャ?
と思うかもしれませんが、バラして見てみればわかります。これで正しい向きに組めます。
どっち向きでも入るのでややこしいのですが、簡単な部分なんでここも確認してみましょう。ってか、ここが原因のようなきがする。
管理人様、早速のご見解いただきありがとうございました。ローターに向きがあるのは承知しており、まさかと思いましたが、なんとご指摘の通りでした。
最初は躊躇いがちに、ガッチャン音はないが一旦ボボボボ+ストール、かかりにくい状態があり、ローター以外にも何か複合的な問題かと思いましたが、行けそうな気配に勇気を出して何度か回して、一応通常の排気音になりました。ただやはりスロットルを開けると止まるのですが、多分症状が尾を引いて、当方のミスに機嫌を損ねているのでしょう…吸気系もチェックしつつ様子を見ます。
経験が浅いとはいえ何度も組み付けているダイナSで、実にお恥ずかしい凡ミスです。しかしこんな症状になるとは…1つ学びました。
当方の拙い説明にもかかわらず、さすがの的確なインプットと解決策への導きをいただきありがとうございました!
追伸: 既述のマフラー外すと申し上げた件ですが、あるネット情報でタイミングマーク出ても排気時の可能性に言及していて、確実に圧縮であることを確認する手段としてエキパイを外し、バルブが閉じている状態を確認する、と紹介されていたものを参照しました。
やっぱりローターでしたか。あれねー、向き分かりづらいってか、なんでか逆に組みますよね。
安心してください!管理人はいまだにたまーに逆に組みます。んで、エンジンかけてやっべっとかおもって戻す次第です…
だからすぐに症状に思いあっただけでございます。
で、追伸の部分が気になったので返信します。
なぜマフラーを外すのかさっぱりわからなかったのですが、排気上死点を確認するためですか・・・初めて聞いた方法ですが、作業する側にとって、たがが圧縮上死点を出すのにマフラーはずすとか無駄以外のなんでも無いのでやめましょう。
こんなのバイク屋がやってマフラー着脱で工賃計上したらボッタクリとか言われちゃいます///
普通は簡単お手軽に外せるプッシュロットで十分ですよ。
しかもインテーク側だけです。インテークのプッシュロットが開いてとじるのを確認したら次に来るマークが圧縮上死点orBTDCのマークです。
それすら面倒ならプッシュロットでインテークの動きみて、プラグホールに割り箸でも突っ込んで、登ってくるピストンの動きを追えば正確では内にしても圧縮上死点ぐらいすぐ出せますよ。
参考にしてください
追加コメントありがとうございます。はい、いつも指突っ込んで圧を感じたら圧縮として、タイミングマーク出して、割り箸差し込んで位置みて…とやってきて問題なかったのですが、今回の症状になって、当該ネット情報からもしかして排気上死点になっているのか、と思い、より確実な圧縮確認しないといけないと思い込んでました。結局今回は必要なさそうですが、インテーク側プッシュロッド見る件参考させていただきます。