走行中にエンジンストール
初めてご質問させて頂きます。
タイトルの通りですが原因探しに困窮しています。
車両は2003年883です。CVキャブ、点火ダイナS,コイルダイナ、点火時期は最大限早めでリアプラグだけ黒すぎたり低速ガクガクが激しい場合は少し遅らせて調整してます。
症状ですが、20分程走行後まずタコメーターの針がぴょんぴょん跳ね出します。(通常走行時も2000から3000回転の間でフルスロットルすると8000まで振り切ります。)最初はタコの故障かと思っていたらそれに伴いパワーが明らかに落ち時速60kmくらいで走行中にスッとエンジンが止まります。アイドリング中に止まることもあります。一度止まるとセルは回りますが火がつきません。10分ほど待つと復活しますが症状は変わらずいつ止まるかわからない状況です。プラグ、ダイナs、コイル、レギュレータを新品に交換しましたが治りません。バッテリーは停止時に計って12.8Vでした。症状発生時バックファイヤ、アフターファイヤはありませんでした。他考えられる故障箇所有ればお教え下さい。それと症状が出る直前にロッカーボックスとカムを取り外して組み直しに苦戦しましたが、今の症状とは切り離して考えて良いのでしょうか?よろしくお願いいたします。
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なかなか難しい症状ですな
全体の症状、例えばタコメータが踊るとか20分程度走る、その後止まるとかだけならほぼ確定でダイナSの不良だと思います。
ただ、
パワーが明らかに落ち時速60kmくらいで走行中にスッとエンジンが止まります
これですね。これ。これはいかんと思います。
通常電気系やキャブの場合、ある程度走行してパワーが落ちるってのはあんまり無いんですよ。この手の症状は大体オイルの潤滑系に問題があることが多いです。
この症状が出る前に、カムカバーとロッカーボックスを外したってことですが、どーかーなー。オイルポンプとオイルライン外していなければオイルが回らなくなるってことも無いでしょうし、ガッツリ油分切ってそのまま組んだとかじゃなければ、多分それほど影響は無いとおもうんですが、ちょっとわかりません。
ともかく、点火周りを新品に交換したとのことですが、まずコイルの抵抗値をチェックする、ダイナSはチェックする方法が無いので、その辺の適当なポイントに交換してみる。
コイルについているタコメーターなんかの配線も外し、バッテリーから直接一本電源を引き、電装系のトラブルが無いかどうかを確認する。
それでもだめならいよいよエンジンです。とは言っても今現在もオイル関係が疑わしいので、あんまりエンジンもかけたくないし、こりゃちょっとバイク屋さんに相談してみてもいいかもしれません。
ご返答いただきありがとうございます。
コイル抵抗値は1次5.1 2次2162でした。エンジンは普通にかかりましたが800回転まで下げるとタコがピョン跳ね状態です。ご指摘頂いた通りまずは電装系やり直してみます。ダイナSを交換した際にギボシで延長した先は替え無かったのでその辺も全てやり直してダメならポイント仕入れてやってみます。
故障以前にガスコックを負圧から落下式に替えて一晩明けたらコックの締め回しが不完全でポタポタ漏れていた事があり、配線をつたって巻いてるフリクションテープが溶けてたりしたんですが、ガソリン漏れで導通がへたる可能性は考えられますでしょうか?ダイナの配線も湿っていたので気になりました。
ガソリンが配線を犯して導通が落ちるってことですよね?
まず考えられないかなーと思いますよ。配線の被覆は溶剤で溶けますが、芯線は銅ですからガソリンごときで侵させるってのはまず無いでしょう。
そーですね、まず点火周りの配線を車体から電気的に独立させてみましょう。
まずはコイルからダイナSの配線以外すべて外してください。もう全てです。
その後バッテリーのプラスから適当な配線で一本コイルにつなぎ、エンジン始動です。これで車体の配線を全く使わないでエンジン始動可能です。
原理的にはタコメータも絶対動かないので、タコメーターが起因するトラブルなんかもこれで切り離せます。
簡単ですし、確実に問題の切り分けができるのでやってみてください。