ハーレー 1998年 エボ FLSTC 始動&点火不良
はじめまして。
1998年エボFLSTCを所有しておりますハーレー歴1年の初心者です。
少し前からエンジンのかかりが徐々に悪くなってきて、チョークを目一杯引っぱってセルを何度も押してようやくかかるといった感じでした。
それがついに先日、セルをいくら押してもシュイーーン、シュイーーンと空回りしてるような音で、まったくかからなくなってしまいました。
とりあえずプラグを新品に交換したらなんとか始動したのですが、翌日にはまた同じ症状でまたかからず…
その後、バッテリーをフル充電して電圧チェックもOK、イグニッションコイルの通電&抵抗値もチェックして正常値、念のためプラグをさらに新品に交換してプラグコードに繋いでシリンダーにあててチェックしたところ火花が飛んでいませんでした。
次にタイマーカバーを開けたところ、純正のフルトラのカムポジションセンサーの絶縁体部分が少し溶けていたのですが、これが原因でしょうか?
このセンサーが正常かどうかをチェックする方法はありますか?
もしくは他にも考えられる原因などがありましたらご教授いただきたいです。
何卒、よろしくお願いします。
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はじめまして。
まず問題が2つあるような1つに集約するような…
セルをいくら押してもシュイーーン、シュイーーンと空回りしてるような音
これは空回りしていると思います。てかしてる(笑)
ここで細かくセルの仕組みについて書くととんでもない文章量になるのでやめますが、セルって大雑把に2つのシステムが組み合わさって動いています。
一つはセルを回すためのモーター、んでもう一つはその回転をうまくクランキングに伝えるためのソレノイド部分です。
このソレノイド部分が壊れるとセルは空回りをしてエンジンをクランクングしなくなります。
クランキング=エンジンが回らないってことなので、もしこの症状が続いているようであれば火花テストでも当然火花は飛ばないってことになります。
まずはこのセルの空回りを直してしまいましょう。方法としてはソレノイドのリビルトって感じになりますが、これ、取るのがかなり面倒なのでここはバイク屋さんにお任せするのがいいと思います。
次に
純正のフルトラのカムポジションセンサーの絶縁体部分が少し溶けていた
これですね。ものすっごく溶けていてボロボロになっていると確かに火が飛ばないってのはあります。
確認方法はもしかしたらマニュアルとかには書いてあるのかもしれませんが、ちゃんとクランキングしてこいつが溶けていた場合は転ばぬ先の杖って事で先んじて交換しちゃうので、ちゃんと確認したことがないです…
ともかく溶け始めている以上はそのうち壊れるってのがお決まりですので、どのみち交換になると思います。
というわけでまずはセルモーターの完治、それがおわったら火花の本格的チェックといった流れになると思います。