ショベルリジット朝一エンジン始動
はじめまして、質問なのですが当方1982年ショベルリジットでキャブはS&S Eキャブ、点火はダイナSです。半年ぐらい前までは、数回のキックでエンジン始動してましたが、それ以降、朝一のみエンジンのかかりがすこぶる悪い状況です。何とか汗だくになり必ずかかるのですが、アドバイスいただきたくお願いします。エンジンがかかってしまえば出先では何の問題もなく1〜2発ですんなりかかります。コイルの抵抗値も規定内、プラグの火花も前後共に出ています。燃料もアクセルをあおれば元気よく噴射しています。ダイナSもガバナーやダイナSの清掃もしてみましたが、駄目でした。キャブのオーバーホールはしていません。ちなみに朝一エンジン始動手順は、アイドリングを2回転し、アクセルを5〜6回あおり、からキック3回、オン、キックです。かからないので途中アクセルを数回あおってキックという感じです。チョークは今まで使用したことがありません。すみませんがよろしくお願いします。
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ですね。スロットル回度と加速ポンプは構造上つながっていて、アイドリングを上げるってかアクセルを開ければ開けるほどでなくなります。
で、
キックに少しガタがある気がしますし、キックするとき、重いというか、固くて踏み込めない時が何回もあります
これはキックのクランキングギヤがヘタレ始めているんじゃないかなと思います。
ハーレーのキックってキックアームがついているシャフトにクランキングギヤが付いていて、これがメインシャフト側についているギヤを回す構造になっています。
ただ、いっつもこのギヤ同士が噛み合っているとエンジンがかかっているときにもギヤに回る力がかかってしまいますので、キックをふんでいない位置(な~んもしていないときの位置)とキックでエンジンをかけた後にエンジンのちからがキックにかからないように完全に踏み抜いた後にこのギヤ同士が離れる仕組みがついているんですね。
この離す、くっつくはクランキングギヤについた・・・鉄板みたいなので結構無理矢理動作するようになっています。
この鉄板ががですね、キックを使っているとギヤにあたってめくれたり傷んだりするんですよ。
そうすると離れるのが悪かったり、めくれた部分がギヤにあたったりしてキックの動作を邪魔します。
おそらくステップさんのクランキングギヤはこんな状態になっていてキックの邪魔をしているんだと思います。
また、ガタがあるとのことですが、これもキックカバー内のシャフトが収まっているブッシュの摩耗や、キックカバーそのものが摩耗していたり、組む際にしっかりスラスト調整をしていなかったりするとシャフト自体も動きます。
このスラスト調整はマニュアルにはのっていません。おそらくすべて純正で組んでいる場合はこんな問題は起きなかったのでしょう。
ただし、社外品で組み上げてく場合は別です。キックカバーやシャフト、そしてギヤ本体も寸法がまちまちなため、派手に動いたり逆にネジを閉めるとかしまった全く動かかなくなったりすることがあります。
この辺は慣れたバイク屋さんにしっかり見てもらう必要があると思いますよ。
心配なら一度キックカバーを外してチェックしてみてください。