コンバーチブルトップモーターやシリンダーの汎用品
お世話になります。
コンバーチブルのトップモーターとシリンダーについて質問です。
ブレーキと同じでなかなか前だの後だのがあると思いますが、モーターから出る油量を調節できれば大きめの容量のポンプからXXcc 出せば、このシリンダーはXXcm伸びる。そのXXcmが純正と同じになればいいのでは?と考えるのが確実に間違っているのはなんとなくですが理解します。なぜなら21世紀になって半年も経つのにホットロッド屋が出さないはずがないからです。業界の圧力というわけでもないでしょう。もしくは角ネジが出てきます。みたいのも見ないのはコンバチなのに惨め。以外で何か理由があるのでしょうか?もし何か思うところがあれば教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。
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我がノートPC、ついこの間GPUファンが逝かれてしまい、せっせと修理したら今度はCPUファンが御臨終。部品注文してやっと本日から稼働です。
パソコンもマザボが逝かなきゃきゃ大体修理するのですが、ファンが壊れたのは初めてだったな。外れかな?
ともかくガチのマジでコンバーチブルの油圧関係の質問だったですね。
あんまり当てにならないですが、検索結果の写真をみてお答えします。
まず基本的に油圧ポンプ、というより液体ポンプの類はハーレーのオイルポンプも含めてリリースラインとオイルのキャッチタンクを持っています。
これはポンプをガンガン動かしたときに必ずでる余剰オイルが特定の圧力以上担ったときにリリーフラインが開き、そのオイルをキャッチタンク(マスタータンク?)に返して各部に必要以上に油圧がかからなくなる機構です。
これは屋根が空ききって油圧シリンダー等が伸び切った時なんかに効果を発揮するものです。
検索内容の円筒形電動油圧ポンプもおそらく内部に似たような構造を持っているんじゃいないかと思います。
で、窓からシート、屋根まで同一のポンプでポンプで賄うとなるとそれ相応の油の量が必要になるでしょう。おそらくどの機能も油圧伸縮アクチュエーターを使っている(窓は回転かも)としたらそれらがすべて伸び切ったときにはそれ相応の油量を必要とするはずです。
仮にこれらが途中で止まるとなると押し出す油が足りない=リザーバータンクが小さいってことになります。
次に開閉のスピードやカクツキなどの問題。
これは純粋に油圧での話です。ポンプの能力不足や電圧低下などいろいろな要因で起きますが、もう一つは上で書いたリリーフバルブが動作途中で開いてしまい作動オイルがリリーフ(開放)されてしまい、シリンダーを押せない、モーターが回せない等の症状が出ます。
写真を見る限り完全に推測で当て推量、おそらくオイルの中にポンプを入れてポンプそのものが発生する熱をオイルに逃がして冷却するタイプのものでしょう。このタイプは分解ができないものが多く修理ができない事が多いです。
このへんは電動ポンプの欠点です。コンパクトで設置場所を選ばず電気があれば油圧が取り出せるというメリットがありますが、ポンプの冷却という問題がつきまといます。
なんなら外部モータでガンガン回す油圧ポンプなんて発想も出てきますが、装置の大型化は避けられないですし、いくら車でもそれを積むほどのメリットがあるかどうかはちょっと疑問です。
ということでまとめます。
- 電動式油圧ポンプの汎用品はあるかも。でもDC12V限定とかどんな用途だ…
- ポンプのちからはデカくてもリリーフ圧力があっていれば汎用品でも行けるかも。その場合は猛烈なスピードで動くかもしれない。
ただし各アクチュエーターがそれに耐えられるかは謎 - 屋根から窓まで収縮アクチュエーターを動かすにはおそらくそれなりのオイル量が必要
- 3を鑑みるにそれなりのサイズがあればいいかも。大は小を兼ねる
とまぁこの辺をヒントにアリエクあたりで探してみると面白いかもしれません。
ただ、1にも書いたように交流電源での使用するものならあるはずですが、DC12Vというバッテリー駆動前提のポンプで小型となると一体どこで使用するのかという感じですので、汎用品は難しいかもです。
以上、勝手な推測となりますが以前燃料ポンプで頭抱えていたときにつけた付け焼き刃の知識でお答えしました。
面白いですねー

油圧は沼もいいところです。この辺のリリーフバルブなどが謎すぎですが、この文章を読んでかなり興奮してしまいました。ただ、トライアンドエラーが効く人件費の国ですからトライアンドエラーを繰り返してできるものは必ずあると信じてやってみます。窓は電動にして何おかなるのですが、おかげでホロの方の帳尻が合わなくなるし、かといって夢のような「窓とシートを電動にした人用トップモーター」なんて、売っていないのでいくつかの案を考えてやってみようと思います。電動ウィンチと滑車で開けられないかとか、スペースはとりあえず無視してやってみます。買った時点で窓と幌がないために晴れの日専用ですし、そもそも運転中に降られた時のためにそんなに予算もかけられないので、予算とギミックで何か面白いことができないか?そこから突破口を見つけてみます。ありがとうございます。