ショベルヘッド メインシャフト付近のオイル漏れについて
ショベルヘッドメインシャフトのシール交換をしたのですがオイル漏れが止まりません
詳しい方教えていただけると嬉しいです。
メインシャフトあたりからオイル漏れがありましたので先週シール等の交換をしました。
交換部品は、メインシール、コルク、スペーサーです。
その際、漏れる可能性がある場所(シフターシャフトの穴、カウンターシャフトの穴、メインシールとケースの隙間、スプロケットをはめ込む溝、スプロケットの両面、スプロケットナット)
にも念の為ワコーズの液体ガスケットを塗り、
乾かす為3日間サーキュレーターを使い乾かしました
次にオイルを入れ、1日様子を見て
漏れがなかったので、いざ始動し走る
近くのコンビニでみると、また漏れていました。
すぐ帰宅し、分解
この時スプロケットにはほとんどオイルが付いておらず、
ミッションケースのボルト、ケースを置く鉄板付近からたれていました。
ここで疑問に思ったのが、
オイルを入れ1日おき、ネジ付近などからも漏れていないのをチェック済み
始動させ走り出すと、漏れ始めた
メインシャフトのガタも思いましたが、スプロケットをした状態で上下左右にふっても、びくともしません
行き詰まっているので詳しい方教えていただきたいです。
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あるあるトラブルですねー
オイル入れたてじゃ無反応、走るとでる。
走るとめちゃくちゃオイルかき混ぜて内部では噴水の如く飛び散るし、あったまって粘度下がるし内圧が多少なりとも上がるしでまぁ漏れて来るって感じでしょうか?
で、液体ガスケットですが塗布する前に死ぬ気で脱脂しました?ちょっとでも油分や汚れ、水分なんかがついていると密着しなくて漏れて来るなんてことがよくやります。
今回はメインドラブギヤのシール類は交換済みでシャフトとかもそれほど大きく動かなくそこからは漏れていないという前提で行きます。
全部なおしたのにどっからオイル出てんだ!おまえ!
のパターンで見落としがちなところって感じになるかと。思いつくままに書いていきます。
まずはケースがこっそり割れてる。レアなケースですがたまにあります。謎のヒビです。
次にメインドライブギヤとメインシャフトの間にある小さなシール。こいつは基本2種類あって前期と後期が一緒。真ん中の年式だけがちと違う、その上ぱっと見た感じじゃどっちかわからんという実にいやらしいシールです。
交換したつもりが年式違いのシールを使っていて漏れてくる、しかも走らないと絶対に出てこない位置についているので混乱を招く筆頭です。
続いてはミッションマウントスタッド。下にあるミッションを置く鉄板(ミッションマウントプレートって言うよ)に刺さるスタットボルドです。こいつは4本全てケース内に貫通しているという謎構造になっていまして、ケースが弱くなってネジがゆるゆるになっていると出てきます。
で、大穴がプライマリーマウントスタッドの穴です。
クラッチ側から見てプライマリー止める4本のすたっとが生えていると思いますが、これの左下のボルトはケースに貫通しております。初めて見たときは
ほーん。さすがハーレー。メカニックいじめるのに余念がないなぁ!
と関心したもんですが、大体の4速ケースでは貫通してたはずです。
邪魔とかいろいろな理由で外されてネジ何かで対応されてたりしますが、これやると結構な確立でオイル漏れてきます。
以上!
ヒビとかはちょっと反則ですが、上に書いたどれかが真犯人だと思います。
面倒だし大変だともいますが、対して走っていないうちにもう一度バラしてしげしげと眺めてみましょう!