低速スナッチングについて
はじめまして!
毎日覗きに来るくらい楽しく閲覧しています!
当方ショベル3台エボ4台乗り換えてますが車両ごとに、各ギア1500回転以下はガクガクギクシャクとしたスナッチングする車体、回転数1000回転以下例えばトップギア30kmh走行でもギクシャク感ゼロで低速ヌルヌルな車体、があります。
圧縮確認、点火システム、吸排気、セッティング、カム、ドライブラインのたるみやギア比まであらゆる条件は揃えてもギクシャクする車両はマシにはなってもゼロには持っていけません。
試せてないのはあとはクランクバランスくらいです。
何が原因でこんなに違いがあるかを知りたいのですが、何か思い当たる事はありますでしょうか?
よろしくお願いします!
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毎日!!
いやーありがとうございます。(でもあんまり更新頻度高くないよ)
さてさて、ショベル3台とエボ4台とかかなりいろいろ乗り換えてますね。それだけ乗ってれば車両固有のクセみたいなのも気になるかもしれません。
今回は極低回転での話、ガクガクギクシャクの部分ってことですがこれは極めてエンジンに悪いためにやめましょ!ってのはとりあえず置いておきましょう。
また、1500rpm程度の回転だとショベルあたりならまずガクガク、エボならまぁまぁ走るといったところでしょうか?
それでも車体の状態、例えばノーマルなのかリジットなのかで車重はガバっと変わりますし、運転手の体重にも影響を受けるので一概にはいえません。
ではでは、同じ状態にしたのになのになぜ個体差が出るか?
答えは簡単、同じになっていないからです。
まずエンジン単体で見ても圧縮比というか燃焼室のサイズ差があったりしたらそれはもう同じとは言えません。
他にもピストン周りのフリクション、バルブスプリングのテンション、突き出しなどなど微妙ながらもエンジン回転に影響を与える部分を上げると色々あるでしょう。
他にもドライブ周りだとオープンベルトとクローズではどえらい差が出るはずですし、ミッションなんかでも違いがあるはずです。ショベルなんかだとFLかFXかでギヤ比が変わったりしますし、二次ドライブのチェーンの状態や寿命なんかでも結構な変化があります。なにせこのチェーンだけで数馬力食ってますから。
極低回転での影響はそれなりにあるはずです。
上げればキリが無いのですが、全く同じ状態を作るのは至難の業、そして細かいところの積み重ねがその車両の個性となって行く感じでしょうか?
更に仮の話になりますが、それだけ個体差があるならせめてエンジン(ショベルでいいや)だけでも同一にできないものか?
これはできます。それはもう爪の先に火を灯すように地味ーな作業と計測を行い全く同じに仕上げることができるでしょう。今は測定機器から工作機械まで発展してるしね。
で、それを片方を新潟、片方を東京で使い慣らし運転をしたとしましょう。
慣らしがおわったらどうなっているか?多分別のエンジンになっていると思います。慣らしの環境にもよってなんか結構エンジンの印象って変わってくるのです。
何が?と言われるとなんだろ?となりますが、変わるの!
と、まぁこんな感じなので完全に一致する条件はまず作れないでしょうし、個体差があって当たり前ってなるのもかな~り無理やりですが理解・・・むずいよね
最後に話が変わってスナッチング(実は初耳)なる状態について。
先にも書きましたが、この状態はオーバーヒートに次ぐぐらいエンジン、特にクランクピン周りに悪影響を与える行為だと思ってください。通常走行時にはこれが起きないように注意して走行するべきです。
どう悪影響かというともうなんか油膜がきれるのかな?ベアリングのコロが直接クランクピンを叩いて削ってしまうイメージです。もちろん一回二回やったところでダメージが入るってわけじゃないですが、それでも悪影響を与えるのは間違いありません。
これも地域差によって壊れる壊れないあるみたいですが、当地では低速ダラダラ系でフロントコンロット大端部が逝くイメージです。
しかしながら各地のバイク屋さんとの共通認識として低速のスナッチングはエンジンの腰下を破壊しかねるやっちゃいけない乗り方等ので一致しています。
十分注意してバイクに乗りましょう!

なるほど
避けるための知識的な感じですかね
まず個体差についてはどーしょうもないってのが前提です。低速で粘りのあるやつもいればそうじゃないやつもいるのは仕方ない感じです。
全く同じ車種でもなんであんなに違うのかってぐらい違いがあるのもわかります。で、バラしても対して違いがないってのも身を持ってわかるんですが、細かい原因追求はしたことが無いです。
ただ、上に書いたように予想はできてている感じです。
その要因を一つ一つ潰していく、というより低速が粘るエンジンや車体、ミッションを参考にそれを模していくような作業になるんじゃないかと思います。
ただなー、同じバイクでも高速とかで1時間2時間ぶっ飛ばした後と普段使いの状態じゃ全く別物の調子になってたりするからなー。
このへんもなんとも言えないかも。
んで、ハーレー、エボとかショベルとかそれ以前も含めてですが、音の雰囲気とかから与えられるイメージと違って低速でのパワーが正直無いですよね。
初めて乗ったときの拍子抜け感、『?????なんだこれ?』感は今でも忘れません。
パワー無いから回すとアホみたいな振動出るし、低速は無いからすぐゲツゲツするしで何だこりゃと。
この傾向はエボになるとますます強くなる感じですが、エボの場合はその分スムーズに回るエンジンとパワーでまぁなんとかといったところでしょう。
つまり1,500rpmとかの回転数でその走行はもともとノーマルのハーレーには難しいんだと思ってください。
逆にチョッパーてかリジットフレームにしてあるような車両はいろんなものがなくなってノーマルに比べると超軽量化されています。なんなら100Kg近く軽くなる。
このへんだと非力なショベルエンジンでもブイブイ走ったりします。
んでここからは低速で粘るエンジンって果たしてどんなことが中で起きているのだろ?という想像。つか多分これは公道での乗りやすさにつながっていくような気がする。
- 腰下は各部のクリアランスが適正、もしくはちょいとでかめ
- ピストンリングは完全に張りが落ち着きコンプレッサーがなくてもシリンダーに入る程度にこなれている
- 圧縮比は低め。ローコンプピストンとバルブシート摩耗によるバルブ突き出し増大
- バルブスプリングプレッシャーも上記の理由により弱め
とこんな感じかなぁ。
要するにいい感じにこなれてヘタれてきているエンジンがパワーないものの低速では気持ちいい感じになる気がします。
ちなみに低速とかでも歯切れの良い音がほしいのであれば、圧縮上げればそんな雰囲気になりますよ。ただし、低速は落ちますが…

またまた早速の回答ありがとうございます!
(始業前にこんなお金にもならない相談にお答え頂き恐縮です…!)
バラしても明らかな違いは見受けられなかったんですね、、、!
ドナーとして自分のショベルをお預けしたいところです…
もしくはいつか自分でも調査してみたいですが時間の作れる定年後(19年後)にご報告することになりそうです(笑)
始めての拍子抜け感に激しく同意です!
雑誌ネットなどで、とろける鼓動感、突き上げる振動、削岩機、といった記事を読み、
スティード乗りながらワクワクしていましたが、
迫力不足の883を経て夢のショベルを買うも低速ゲツゲツ、回しても鼓動じゃなく振動、排気音はダダダ!じゃなくダー!って感じで、納車の帰り道は悪い夢でも見てるかと思いました…、オイル漏れも無く三万キロノントラブルのいいやつでしたが(笑)
その後も乗り換えの度にがっかりしてたのですが、友人のエボは低速粘るし何かあるはずと思ってました
やっとゲツゲツしないエボに出会えるも回すとスムーズでトルクというよりパワー感だけなのでワイドオープン多用してしまいました
そして現在のショベルは低速は粘りまくり、回しても排気音ずっとダダダ!(2500 rpmまでですが)
とても楽しいですが、夢に見ていたイメージに届く程ではないです。
こなれてフリクションが減ったエンジンが低速粘るのは理屈から言っても当てはまると思いますね!
圧縮比に関してもそうだとは思いますが、実圧縮?だと、
自分のショベルはコンプレッションゲージだとセル11kpaキック9kpaと、歴代車両の中ではいい数値なのに低速が粘ります、、、!
ハイコンプなエンジンがアイドリングからズドンズドンとした排気音なのはカッコいいんですよねえ、、、!
音圧上げたり振動感じたいけど、低速がなくなったり、速すぎたり、熱持ちすぎたり耐久性がなくなったりするのも避けたいところ、、、
結果、今のショベルは満足なのですが、
歴代の車両はどう治したら同じ様になったのかを知ってからじゃないと、この世の未練として成仏できなさそうです(笑)
(定年退職までにガソリン廃止になったらどうしよう、、、)
そんな今のショベルは出どころ不明のオイル漏れに悩まされているのでまた改めて質問相談させて頂けたらと思います!
ありがとうございました!

不明のオイル漏れ…
頑張ってください
早速のご返答ありがとうございます!
しかもこんな丁寧に沢山!
ありがとうございます!
低速ガクガク走行が良くないのは理解しています!
むしろその良くないガクガク走行にならない様に気を付けている為、限界点が車両ごとに違いすぎる原因が知りたい感じです。
例えば交差点右折を40kmhトップギアのままいける車両、いけない車両はガクガクしないよう半クラ、またはギアチェンジして抜ける感じで、
渋滞も常に半クラッチ、
30キロ制限の道なんかは半クラ3速または2速2000rpmあたりで、ガクガクを避ける為に速度はゆっくりだけどエンジン唸るように通過する必要があります、、、
いける車両はトップギア1200rpm以下でスルスルトコトコ〜です。
ちなみに昔乗ってたスティードや883は、
音圧が足りないのでハイギアで無理矢理ワイドオープンしてたのでそれはそれはエンジン駆動系を痛めていたと思います。
スティードはハブダンパーあるから大丈夫かもですが。
ショベルに乗ってからはむしろ、下から上まで音圧というか粒感鼓動感があるので
各ギア2000rpmまで丁寧にアクセルを開けますが、
エボは鼓動感弱くどうしてもワイドオープン気味、各ギア1500rpmでギアチェンジしてしまいます、、、良くないなあと思いつつガクガクはさせない走行を気を付けてます。
比較車両は基本ノーマル好きなので車重の条件は近いと思います。
ショベルFLH後期ラチェットガクガクする、しないありました。
オーバーホールされた際のパーツ選び、クリアランスなど設計思想、使われたオイルや走行距離など、厳密な条件は揃えるのは難しい事は仰る通りですね、、、。
エンジン内部も含めた様々な要因が原因であれば1個ずつ潰すしかない、といったところでしょうか、、、?