はじめまして！

質問にお答えします。まず、この方法を使ってもしっかりと配線してあれば電気系統などにトラブルが起きることはまずありません。
そもそもVOESの仕組みが作動したらアースを落とすか落とさないかの選択しかしないので、コレを人為的にやっても電気的には問題ないよーって感じです。

で、このVOESとの戦いはそれはもう古い歴史を持ってまして、恐らくVOESが搭載された80年代から、管理人の記憶の限り90年代からこの戦いはくりかえされてまして、このスイッチをつけてVOESを強制的にON／OFFするのは一番古い方法かと思います。

この方法の一番の問題点は走行中にスイッチを入れ忘れる（切り忘れるかな？）ことがあること、そのいちいちスイッチ操作をしなければダメな煩わしさでしょう。

これが面倒ってことで、キャブに針金付けてスロットル開度によって自動的にアースを落として無理やり自動化しようとするような商品が実際に売っていたり、そもそもこの針金みたいなのがアメリカで販売されていたことを考えるとアメリカ人もVOESが嫌いだったんだなーと思います。

ここまで書くとなかなか有用そうな感じですが、欠点を書いておきます。

それは切り忘れるととんでもなく遅い点火時期で走ることになるのでエンジンにダメージがあることです。
ともかく走らなくなり、音ばっかりで前に進まず発熱がも高くなりオーバーヒートの原因になったりとまーろくなことがありません。

その昔はVOESそのものを取っ払うとんでもカスタムが存在しましたが、こんなことをやってもバイクがまともに走らなくってその楽しさは半減しオーバーヒートリスクがつきまとうことになります。

んじゃ、メリットあるの？となりますが、一番のメリットは安ぅぅぅぅううぅいいぃぃ！！になるでしょう。あとは比較的優れた純正の点火システムがそのまま使えるってことでしょうか？

最後に個人的におすすめするかしないか？ですが、しないかなー

一番はめんどくさいこと！だって、乗るたびにON/OFFしなきゃならんとか面倒なことこの上ない。そして万が一スイッチいじるの忘れたらまともに走らんし、エンジンアチアチになるしでものぐさ管理人にその作業ができると思えないから！です

以上！メリットデメリットありますが、方法としては電気系統にダメージを与えず運用することが可能です。

でも確かにとんでもなく安くVOESがキャンセルできるのはまぁ魅力かもしれん…