アイドルスクリューを緩めてエンストしない場合の条件
アイドルスクリューを緩めていくと徐々に回転数が下がっていき、最終的にエンストする事が一般的に多いと思うのですが、セッティングしていく過程で、気になった事があります。
アイドルスクリューをスロットルドラムに当たらなくなるまで緩めていってもエンストしない事がありました。これは、どのような条件が重なってエンストしない仕組みになっているものですか?
自分なりに考えてみたのですが、キャブのスロットルバルブが標準で僅かに開いている事とミクスチャーが濃い目にセットアップされる事でエンストしない条件になるという理解で正しいですか?
よろしくお願いします。
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まずニードル変えてミクスチャーに影響が出ることはまずないかなと思います。もしかしたらあるのかもしれませんが、切り分けて考えた方が吉です。
んで、Oリングが消えるってことですが、これ経験ないですでね。入れ忘れはたくさんありますが…
これがもし本当に消えてるようであればまずこの原因を特定しないと不調の根本的原因にたどり着けないと思います。
一番最初に考えちゃうのがガソリンによって侵されて溶けてなくなるパターンですが、あのOリングリング自体当然ですけど耐油となっているので、これは考えづらい。もしガソリンで溶けるようであれば、考えれられるのが不良品です。でも今まで経験ないですし、流石の不良品でもまさかそんな物があるとは…思いたくないなぁ。
次は熱によっての変質とか溶けて燃えるパターンかと思います。
これは吹き替えしによるインマニ内の燃焼なんかだとありえるのかなと思います。
ただし相当頻繁に燃えないと無いと思いますし、燃焼自体がミクスチャー部分に回り込むぐらいじゃ無いとないんじゃないかと思います。
ともかく異常事態ですね。
一度しっかりOリングを再度いれてちょっと様子みがいいと思います。
アイドリングの部分は一度放置です。とにかくOリングが本当になくなるかどうかの注視が必要です。
また、アイドリングが安定しない原因って簡単なところだと確かに2次エアーとかガバナの問題とかもありますが、カムだったりカムカバー内がおかしなことになっていても起こり得ます。いずれにしても総合的な判断が必要かもしれません。