バッテリー電圧異常
いつもお世話になっております。
78年式FXS1200ローライダー、CVキャブレター、Dyna2000i、VOES、32Aオルタネーター&レギュレーター仕様です。
週末はいつも2~300kmくらい走っていますが、ゆったりと走るのが好きなのでまず高速道路は使いません。
しかし先日、目的地までの時間制限から高速道路(片道200km)を往復しました。
電圧計付のUSBアダプタを取り付けているので電圧を走りながら確認しているのですが、通常走っているときにはいつも14.5V前後を表示していました。が、今回高速を走ったとき(90~100km/h)の電圧はほとんど12.5V前後でSAで休憩時には14.5V前後を示していました。
日を改めて走る(高速ではなく下道)と電圧がいつものように上がりません。セルは問題なく回りましたが。
そこで先日そのバッテリーを充電したところ、電圧は上がってはいくのですがいつものような電圧の上りがなく、とても遅いです。
ちなみにバッテリーはユアサのYTX20-BSです。
高速走行による過充電が問題なのか、レギュレーターの故障なのか、それともバッテリーがたまたま死んでしまったのか、オルタネーターに対するバッテリーの容量不足なのか・・・
何かヒントをお教えいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
スポンサードリンク
まず電圧計が正常かどうか確認してみましょう。
以外とあるのが計器類の故障です。そーですねー、充電中とそうじゃない時に電圧表示が変わるかどうか確認してみたほうがいいと思います。
次はお約束のレギュレーターが壊れた。
この辺は消去法で判断可能です。
- まずはエンジンをかけ、バッテリー電圧をちゃんとしたテスターで測る
- 正常電圧が出ていたら完了。だめなら3へ
- ステーター端子とエンジンが導通するかチェック。導通するようだとステーターがだめ
- 端子間の電圧チェック。電圧がでれば発電機は以上無し。レギュレーターと配線交換
こんな風にやってみましょう。
週末はいつも2~300kmくらい走っています
まじ?すげーな!ってのは置いといてこの乗り方ならバッテリーの寿命も結構長いと思いますが、それでもショベルのあのマウントだと持って4年、普通なら3年程度かと思います。
バッテリーってアレでも熱と振動に弱いですから、エボ以前のハーレーのバッテリーは総じて短命な傾向があります。
もしばってりーを交換したばっかりであればバッテリーの不良品も疑えます。実はコレも結構多いんです。
これは今も昔も変わらず一定の数で不良品が存在します。YTXってことなので、第1世代の密封バッテリーだと思いますが、この手のバッテリーは電圧は上がるが、電流が流れないって形のが多いです。
あくまでも傾向ですので、参考までに。
後は32Aのはでかいか小さいか。
低回転でしっかり発電するらしいのでいいと思います。ただ走っている間は発電した電気はほとんど無駄になるので、いらないっちゃいらないかなーと。
バッテリー容量に対してですが、32Aはエボの1989年以降に純正採用されていて、FLTを覗くほとんどが16、もしくは20サイズのバッテリーを採用していました。
ここから考えると20であれば問題なく使えるはずです。
と、ここまで書きましたが、正直すべてが怪しいのです。
計器、バッテリー、レギュレーター、ステーター関連、配線。
どれが悪くても同様の症状がでると思ってください。故に消去法で潰していきましょう。