ショベル プライマリーカバーからのリターンオイルの回収について
こんにちは。
バカな考えかもしれませんが、ショベルのプライマリーカバー→オイルポンプへの戻りラインの間にオイルキャッチタンクを設置して、汚れたオイルがタンクに戻らないようにできないか考えています。
プライマリーチェーンへのオイル供給量がそれほど多くないのであれば、それほど容量の大きなオイルキャッチタンクでなくともいけるのでは?と思っているのですが、プライマリーチェーンへのオイル供給量は大体どの程度かご存じでしたら教えていただけないでしょうか?
また、オイルキャッチタンクを設置することによる問題等あればご指摘いただけないでしょうか?
キャッチタンクの発想はなかったw
えーっと、あのオイルですが結構ジャバジャバで超オイリーです。オイルポンプの個体差なのかわかりませんが、かなり車両によってまちまちですが、ジャバジャバなのはかわりません。
キャッチタンクでは処理しきれないほど潤滑しているので諦めましょう。
仮にキャッチタンクを付けてオイルを回収したらおそらく5キロぐらい(もっと短いかも)走ればオイルタンクのオイルが空っぽになると思います。
で、こんな発想に至ったのはおそらくクラッチのプライマリーチェーンのカスが入ったオイルをエンジンに戻さない用にするためだと思おうのですが、サンダンス-RKでいいチェーンが出ているのでおすすめですよ。
パッケージにはスライダー付きでの使用は不可、つまりパン、ナックルかオープンチェーンでの使用しかできない的な事が書いてありますが、当方クローズドプライマリーで2年以上はしっている車両が会いますので、定期的なチェーングリス散布は必要ですが、クローズでも使えるんじゃないかと思います。
ただし販売先が推薦する使い方ではないので、何があっても自己責任だと思ってください。
このチェーンのメリットはエンジンオイルを通さなくても使えるってことです。
プライマリーに3本もホース繋がなくてもいいし、汚いオイルがプライマリーに帰ることもない。
乾式クラッチがオイルでベタベタになることもなくメンテナンス頻度が下がるなど正直いってここまでメリットしか無い商品も珍しいと思います。
キャッチタンク案のような考え方は実に素晴らしいと思います。
メカニックはいつでもどんな古い車両に対してでも新しい修理方法を考え、解決してくものだと思っていますので、こんな風にアイディアが出てくるのは素晴らしい事だとおもいます。
が、オイル量が多いのでつかえません。って事でチェーンを交換してみるのをおすすめします。
ご回答ありがとうございます!
もっと前の車両はドライブチェーンにもオイルを供給していたそうですが、それと同じくらいの少量なのかと思っていました。ガソリンを入れるたびにキャッチタンクの油を抜いてあげてその分タンクに補給して・・・の運用を想定していたのですが、そんなにたくさん供給されているのであれば全然成立しませんね。残念ですがボツにします。 サンダンスのノンオイルチェーンについては、どなたかのブログでスライダーがボロボロになってしまったのを見かけたことがあったので無理なのかな?と思っていましたが、そうでもないんですね。気軽にチェーンルブを吹けるようにプライマリーケースのチェーンの真上あたりに小さい穴を開けちゃうのもありですかね。 ところで、もしこのチェーンに交換した場合、供給と戻りはもちろんですが、ベントもつなげる必要がなくなるということなんですね。つまり、書いていただいたように3本とも不要になると。確かに魅力的です。 ちなみに、各ラインを殺すときはどのようなやり方がスマートなのでしょうか?一応元に戻せるようしたければ、各ノズル部はそのままでホースを切って、そこに適当なボルトを入れてホースクランプで固定する、とかしか思い浮かばないのですが・・・多分全くの無給油で使うとスライダーはボロボロになると思います。
一応全く推薦された使い方ではないのですが、プライマリーのシールチェーンはそれこそ長年の夢の産物ですので、多少の無理は承知でもつかってみたいのです。ただし販売先の推薦する使い方ではないので、何があっても自己責任ってことをお忘れなく。
FLであればインスペクションカバーのネジを4本緩めればチェーンにアクセスし易いのであえて加工は必要ないかなと。
もしならこの辺を取っちまったほうが冷えていいんですけどね。
各ノズル部はそのままでホースを切って、そこに適当なボルトを入れてホースクランプで固定する
はい。塞いで機能させるだけならこれで十分です。見た目もスッキリさせるとなると
まずプライマリーのホースは全部はずします。それで空いちゃう穴は無視でOK。ゴミ?クラッチから出るやつのほうが凄まじいです。
水?冠水したところを走るとかならともかく、普段使いで入る程度の水なんて気にするレベルじゃ無いでしょう。
次に車体側。これはオープンプライマリーにならいます。
オイルポンプの行きラインはホース繋いで塞ぐなり、ホースエンドにふたするなり適当に、ベンドラインはオイルホースを交換してエンジンからオイルタンク一本に、吸う側のラインはエンジン根本で蓋して(ふつーに売ってますし、なんならただの管ネジですので、ホームセンターにも売ってます)しまってOKです
こんなもんかな?注意するのはエンジンとオイルタンクとプライマリーをつなぐラインで、これのタンク⇔エンジンラインを殺さなければほかは適当に塞ぐだけで問題無しです。
非常に分かりやすく記載していただきありがとうございます。理解できました!
ちょうどFLですので、確かにインスペクションカバーからチェーンルブを吹くことで良さそうですね。サンダンスチェーン+オイルライン閉止+インスペクションカバーからの定期的なグリスアップを主案にしたいと思います。
主案と書いたのは副案としてプライマリーカバー下部に溜まるオイルを電動ポンプでチェーン給油ラインに戻せないか?を妄想中だからです。ポンプは12Vのチューブポンプで、プライマリの下部のホースとチェーン供給のホースの間に設置すればいけるような・・・
何かご意見やアドバイス等あればもらえると嬉しいです。
なるほど。
中に溜まっているオイルを循環してチェーンを潤すって事ですね?
おそらく少量のオイルで潤滑をってことでしょうが、これを面倒だから大量のオイルに浸してしまえ!ってのが後期湿式クラッチです。
当方もポンプで潤滑とかするとなるとオイルキャッチやポンプの設置に電源、大量のホース類等々考えるとメリット<デメリットになるので、この方法を選ぶぐらいならクローズド式にしてオイルガバガバ入れる方法を選びます。
んでですねー、このプライマリーオイル問題は、若かりし頃の管理人の中でも大問題でして、ありとあらゆる実験を行っています…ポンプは付けませんでしたが、少量のオイルでクローズド式潤滑はやったことありまして、結果はやっぱりチェーンが伸びるというものでした・・・
高級グリス系の潤滑はスライダーが溶けました・・・
湿式にしたときはすでにひずみまくってたプライマリーのあちこちからオイルが漏れ、どうにもならない(と、いうかこの辺で気力が切れた)のでこの問題に目をそむけて来ました。
ポンプでの循環、たしかにやってませんが結構たいへんだと思います。ただ、適正なオイル量を確保してしっかり冷却、潤滑できるなら多分効果アリかと。でもねー・・・大変そう
ありがとうございます。
色々経験されていることも共有していただき、大変参考になります。
なるほど、熱の問題も考えないといけないのですね。プライマリーケースからのオイル漏れとクラッチへの影響回避のためにケース内に留まるオイル量を減らしたいので、オイルは出来るだけ少なく、しか考えていませんでした。
もう少し妄想を楽しんでみます。
ところで、プライマリーチェーンオイラーとインナープライマリーって本来らどうやって固定されているのでしょうか?私のはコーキングっぽいんですが・・・
オイルの出口ってことですよね?
あれ、たしかネジ…じゃないかなー。もしくはそこまで力がかからないので圧入ってことも考えられます。
なにせ外したことが無いので、わかりませんが確かになんかコーキングみたいのなのがこびりついている車両もあるから、圧入でそれがゆるくなって液体ガスケット塗られているのかもしれません。
ありがとうございます。
「ショベル プライマリーオイルチェーンオイラー 圧入」で検索したら部品を販売しているショップがあり、説明に、”ロックタイトを塗布してプレスで軽圧入です。”とありました。
私のはご指摘の通り緩くなったのをコーキングで取れないようにしているだけのようです。
プライマリーチェーンオイラー系統の単独化、ついにプロトタイプが完成しました。といってもこれでほぼ完成ですが・・・笑
ポンプとチューブの耐久性と振動による影響が気になりますが、ちょくちょく点検すればいけるのではと思ってます。
ポンプはボックスに入れてミッションの下のスペースに設置するつもりです。
おおおおおお!!!
なんかすげー!こういうのやっぱかっこいいわ!
これに挑戦して実践するのってすげー事だけど、写真だけ見るとあまりの馬鹿馬鹿しさ(褒めてます)に笑いが止まららない。
ポンプの耐久性とか問題もあると思いますが、ぜひぜひくっつくけてはしってみてください!
んで、失敗しても泣かないでください!
いやー、いいもん見れた