バナナキャリパーのアルミリングをローレット加工してくれるお店
こんにちは
以前ネットでバナナキャリパーのピストンの部品のアルミリングにローレット加工することを紹介しているのを見かけましたか、当時なぜそんなことをするのか理解できませんでした。
その後自分のバナナでアルミリングがキャリパーに対してゆるゆるになる事象があり、その時意味(ローレット加工は周りが盛り上がるので外径を増すことができる)に気づいたのですが、検索しても見つけることができません。
仕方ないので自分でアルミリングにポンチを打って外径を増して使っているのですが、盛り上がりの面積が足りず、またすぐ摩耗して元に戻ってしまうと思われます。
どこかこの加工をしてくれるショップがあれば教えてもらえないでしょうか?
ちなみに、私のケースでは新品のピストンでも解決策にならずです。(ボアゲージがないので測れませんが、おそらくキャリパー側の摩耗過多)
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こっち答えるの忘れてました。
まずローレット加工ですが、旋盤とローレット用の…工具を持っているショップなら結構できるかなと思います。何件か思い当たりますが、ちょっとここでは控えます。
で、管理人もできないわけじゃないんですが、多分依頼されても仕事受けないと思います。
圧入がゆるくなるってことで、1982年以前の初期型バナナの事ですよね?
こいつはキャリパーとしてはだいぶ特殊で、ピストンをプレス、もしくはハンマーでひっぱたき(マニュアルにはこう書いてあるw)入れますが、この圧入しろが弱くなったってことでしょう。
で、何故やらないかって言うとローレット加工で果たして本来の圧入しろが戻るかどうかが疑問、その後の耐久性も疑問、オイル漏れるとかその辺が疑問
こんなところでしょう。
今まで何個もバナナを見てきましたが、ここがゆるくなるほど使い倒されたキャリパーってのも数えるぐらい、多分5個にも満たないぐらいしか見たこのと無いので、そこまで頻繁じゃないならいっそボディ交換の正攻法で直すのが正しいんじゃないかと思います。
いくら純正部品といえどブレーキって超重要部品です。そこに命が乗る部分です。
昨今の安全<純正神話はメカニックとしてどーなんだと思うことが多い。
部品を直して乗るのもいいんですが、ブレーキほどの重要部品であれば確実性を取って交換することをおすすめするかなー
ありがとうございます。
ご指摘の通り初期型バナナです。確かに内径が拡がってしまっているということはオイルシールもその機能が低下する方向ですし、安全性に問題ありですね。
せっかくのバナナなので大事にしたいのと、交換ではなく直しているという感覚が好きだったのですが、人様や自身の安全と天秤に掛けるものではないと思いますので、やめておくべきですね。アドバイスありがとうございます!!
直すのはすごくいい事です。
ただ、ピストンを簡単に言えばボコボコに凹凸つけてグリップさせるってのはどうかなーと。対費用効果としては高いのですが、その場しのぎといえばそうなります。
完全に直せとなるとキャリパー内径に乗るかどうかわかりませんが、硬質メッキで肉盛りして研磨とか、大きめにボーリングした後にスリーブ作って入れるとかになるのかなー。もしくはピストンバラシて圧入部だけ作って入れ直すか。これが一番費用がかからないかな?
でもこれだと買い直すよりお金かかるから現実的じゃないとか、色々あります。最終的にはこの費用の部分で色々引っかかるので、再生される部品ってのはそもそも価値が高い部品ってなっちゃいます。
この辺はバランスなので、そう考えるとローレットもこんな状況から生まれた修理方法なんだなーと思います。以外とすげぇ発想だ
ローレット加工って削っているものだと思っていたので、どうして削ることが圧入の復活に寄与するのだろう?と不思議に思ったのを覚えています。
上述の通り、ブレーキへの修理方法としては万人に勧められるものではないと今では思っていますが、このアイディアを思い付いた人は凄いなと思います。