ピストンの破損
度々申し訳ございません。ご教授願いします。
昨年末アメリカから新規輸入の1976年式XLH1000(ベンディックスキャブ)完全オリジナル(ノーマル)を手に入れ、その時の走行距離が8,068マイル(約12,000km)で状態からおそらくメーター改ざんはないかと思います。

それからいろいろメンテナンスをし、現在は約1,000kmくらい走っていますが、アイドリングも安定しており調子は絶好調です。
一昨日(4月26日)の日曜日、平湯までの往復245kmを走ってきました・・・というか、ガレージまで残り50kmでトンネルを60~70kmで走っていたところ、何の前触れもなくカチャンという音と同時に突然エンジンが止まりそのまま惰性で進んでいました。
運よくトンネルの道路が下り坂だったことでトンネル内で止まることなくトンネルを脱出することが出来ました。
この場でなんとか出来るような感じではなかったので、ロードサービスを呼んでガレージまで運んでもらいました。
プラグを外しリアタイヤを浮かせ4速に入れてタイヤを回してみましたが、少し回ったところで全く動きません。
いろいろ見たところでプラグを外したリアバンクを覗いてみると、なんとピストンの上部に傷があり、さらに穴が開いていました。
走行距離はそれほど走っていない、オイル交換等はかなりマメにやっている、調子も絶好調、荒い運転はしない、なのにどうしてこんなことになったのでしょうか。
どういう可能性があるのかを教えていただきたく、よろしくお願いいたします。
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まずは無事で何よりですね。
エンジンロックとかオイルが吹き出してやけど―とかで怪我したらいやですからなー
海王丸パークからの立山連峰バックですね。そこの橋の上からみた晴れた日の残雪残る黒部と富山の町並み風景は現実感無くきれいで結構好き。
さて、原因ですがぶっちゃけ全く検討がつかん。可能性があるのはバルブががじって動かなくなり、ピストンが当たったとかです。いずれにしてもバラなさいとだしバラせば多分はっきりするので原因はおいておきましょう。
まずはハーレーの絶好調ほど当てにならんものはない。
バルブスプリングが折れてて破片がオイルラインを下りピストンに当たってた、カムベアリングが粉砕していた、クランクピンベアリングがほとんどなくなっていたなどなどこれらは全部オーナーさんが絶好調といって乗っていたら止まったハーレー達の症状です。
これで走るハーレーが大概 なんですが、何よりも恐ろしいのはオーナはその異変に全く気がついていなかったこと。
これがまず1。ハーレーの絶好調は騙されることが多いのです。
次に1976製のバイクで12,000キロ走行です。
これ、年換算すると・・・
12000/50=240
となり、ならすと年間に240キロしか走っていないバイクとなります。もしかしたら年間1000キロぐらい走っててそのあと寝かして、また叩きお起こしてとかなのかもしれません。
いずれにしてもこれって長期間止めてオイルが完全に落ちきった後にエンジンの始動をした回数が多かった可能性の示唆です。
この始動の多さがエンジンに与えるダメージがとても多く、正直走行距離よりも恐ろしい。管理人が中古の車買う時には1年一万キロ程度走っている車を目安に探すことが多く、コレ以下はドライスタートの多さを懸念して手を出したくない気分になるほどです。
つまりですね―、旧車を買うに当たって走行距離何ぞなんの約に立つ指標になり得ないのです。
仮にドライスタートを何百回とやられた5000キロ走行のエンジンなら10年で10万キロ走ったエンジンの方がマシ・・・ってこともありえます。
tomさんのところにやってきて、日本で登録されて走り出してからは適切なメンテナンスと乗り方をされてきたのかと思います。
でも、その前から、アメリカの地ですでにそのアイアンは壊れていた可能性高い。で、今回のツーリングでついに健在化したってのが正しい状況かと思います。
とか書いてて思ったけど、アメリカから持ってきた車両にはよ―――――くあります。
あるなんてもんじゃないです。バイク屋やってたらこの手の車両を引き当ててことがないなんて人は居ないでしょう。
同然こんなの買わされてたお客さんも溜まったもんじゃありません。なにせ安い買い物じゃないですから。当然トラブルに発展していきます。
これ(お客さんとのトラブル)に懲りて自分のとことでオーバーホールしなきゃ売らない!ってお店も結構ありますよね。
ともかく今回のは50年も前の車両であるならばむしろ過走行の方がコンディションがいいこともありえること、そのうえでそもそもぶっ壊れていた可能性が高いこと、そしてとんでもなく沢山ある事例って感じです。
腹くくってまずは腰上からバラしていってみましょう。
多分
( ゚д゚ )
こんな顔することになるでしょう


