「夏場のアイドリングについて」の内容について
こんにちは。題名にあるとおり、内容を読んで興味があり投稿しました。
私のバイクは47FL リンカートM74Bですが、あの、高速2人乗りで走り続けたのちの調子良いっていうのがよく分かります。
自分の場合は2人乗りはしないけど、時にはある程度の時間、エンジン回して80㎞ぐらいで巡航したり、それこそ旅に出て、毎日300㎞ぐらい走ったりするとなんか調子良くなってきた、または調子良くなってるって感じます。
それと、疑問に思ってたことがあるのですが、朝一の暖気運転を終えて、走り始めて数㎞ぐらいで給油すると、次のスタート時になんかエンジンが軽く回り、トルク感も出てメカノイズも静かな気がします。もちろんそうでない時もあるんですが、実際に何度もそう感じたことがあります。(まだエンジンは暖まりきってないはず)
もしかしたら、給油中に(3分ぐらい)ヘッドやマニホールドが暖まってガスがいい感じになったとかでしょうか?
燃料の量はリザーブではなく、まだ残ってる状態です。
あと、オーバーヒートの話ですが、家が市街地なんで、どうしても家から数㎞あたりからノロノロ運転を強いられます。で、信号が3つ4つあるんで、停まっちゃったら熱もってきますね。
バイクにもよるんでしょうが、あるとこまではすぐに上がるが、そこからはなかなか上がりづらいとかありますか?
自分のバイクは、マイペースで郊外をトップギアで走ってると全然大丈夫ですが、渋滞やノロノロ運転、ストップ&ゴーだと熱持ちますが、それぐらいの時の方がパワーが出てる気がする時があります。
アイドリングも元気に安定して、オイルランプも点きません。
メカノイズはたしかに大きく聞こえますが、元々してる音がそのまま大きくなった感じです。普段か聞かないような音も出てません。カチカチって感じの音はちょっとよく聞こえますが、走ってたら聞こえません。
過去にはオーバーヒートをやらかしたことあるんで、気を付けているつもりですが、もちろん走り続けてる方がいいに決まってますが、エンジンにとってはある程度熱を持った方が良かったり、熱持ってもじつはまだ大丈夫な範囲だったりとかありますか?
オーバーヒートしたときは、渋滞や長い登り坂でした。まずはオイルランプが点き始め、そのうちパワーが少なくなり、最終的にカンカンと明らかな異音が大きく出て、ガス欠みたいに止まっちゃいました。
なにも分からない乗り始めた昔の話ですが、今はオーバーホールもしてあります。
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疑問に思ってたことがあるのですが、朝一の暖気運転を終えて、走り始めて数㎞ぐらいで給油
あーこれもわかります。よく分かる。完全に温まっている状態じゃないときですね。
別に給油じゃなくて一旦止まると良くなる感じでしょうか?
これもハーレーに限らず、車での他のバイクでありますねー。割と頻繁になるんで、明確な答えがあるとは思うんですが、正直見当が付きません…。
でもぶん回してきた時や長く乗っていた時のソレとはまたちょっと違う感じですよね。でもなんかやたらパワフルってか…。でも長続きはしない。というよりいつの間にか気が付かない程度になっている感じでしょうか?
もしかしたら止まっている間に熱が全体に回っていい感じに温まるのかも知れません。それでもう一度乗ると変化を感じるとか。ちょっと見当がつかん・・・
で、オーバーヒートですが温度が上がるのは一定です。走行条件にもよりますが、調子が悪くなってきたな、苦しそうだなってところから一定で温度が上がっていくイメージです。
また、
エンジンにとってはある程度熱を持った方が良かったり、熱持ってもじつはまだ大丈夫な範囲だったりとかありますか?
これは温度の話ですよね。割と難しくて、基本はヘッドの温度で判断することになると思います。
具体的な温度はヘッドの部位によって判断が変わるので避けますが、ハーレーの外側なら100~130度前後ってとこでしょうか?
あとはオイル温度。たとえヘッド温度が上がっていてもオイルが冷えていればなんとかなることもあります。これも理想は90度ぐらい、実際は120~30度ぐらいまで上がっているっぽいです。
これらの温度が限界を超えるとオーバーヒートです。
んじゃ実際の快適温度はっいうと、ヘッドならだいたい100度前後、オイルは90度前後ってとこです。オーバーヒートまで30度程度上がっても(あくまでも感覚です)大丈夫?でいいとすればこの約30度の幅がショベル以前のハーレーの動作温度って考えでいいと思います。
この質問でも書きましたが、ぶっちゃけバイク屋はビビりすぎなところがあります。
怖いのはこの暑さってか夏場の町中や、紅葉シーズンのソレこそ上り坂の渋滞とかでハーレーのような空冷バイクはあっさりとオーバーヒートするってことを知らない方が結構いるのです。
先にも書きましたが、バイク屋はビビりです。試乗する際にありとあらゆる振動や音に聞き耳をたて、多少のコンディションの変化にもビビっています。バイクが壊れるのがそれだけ嫌なのです。
また、どこが壊れているかの診断時にも当然試乗します。
これで故障箇所を決めていったりします。こんな感じで常にバイクのコンディションをめっちゃ気にしながら乗る癖がついているんですよ。もう普通に楽しくハーレーに乗れないんじゃないか…っていっつも思います。
なので、オーバーヒートへの書き方もかなりシビアですし、実際にお客さんに話す時もかなりシビアに伝えます。
コチさんは残念ながら(笑)オーバーヒートの経験があるので、大丈夫です。帰宅時の数キロもうまくやり過ごしているはずです。
そうですね。給油以外で止まった後に走り始めた時もありました。なんかこの前は給油だったんですが、その日は燃費もいつもより2㎞弱/リッター伸びてました。いつも早朝に走るルートと同じルートを、同じ早朝に走ったんで比べやすいかと。何かあるんでしょうね。もしかしたら、暖気運転中のプラグの煤けとかでしょうか?あのときって煤けつづけてるのかなと思って。
ほんと、オーバーヒートさせた時はビックリしましたが、「何も知らない」っていわゆる怖いもの知らずですね。
色々と知識や経験が増えてくると、そのバイク屋さんがビビりって感覚が少し分かります。壊せば高くつくし、やはり長年大切に乗ってきて、自分の手を汚してメンテナンスもして、沢山の楽しい思い出があるバイクですからね(笑)
自分も特に暑い時、エンジンに酷な時はビビり、気にしながら乗りますね。
だから飽きないのかもしれませんが(笑)
自分のはナックルなのですが、ヘッド温度はけっこう熱くなります。夏場と冬場ではかなり差がありますが、今は気持ち良くマイペースで走れる状況だと(早朝でたぶん外気温25℃ぐらいかも)、フロント150℃ちょい、リア170℃前後って感じです。
よくフロントの方が熱くなるって聞きますが、自分のは逆なんですよね。昔からそうです。
ただ、コールドスタートして暖気運転の時は、フロントのが熱くて、排気温度もフロントのが熱いです。
冬はこれまたあまり熱くならず、アルミのロッカーカバー(拳の部分)を手でしばらく触ってられる温度です。
サイドバルブの温度も測ったことありますが、200℃いってました。パンヘッドはかなり低くてナックルとの差は20℃~30℃弱ぐらいありました。
もちろん車両、交通のコンディションはありますが、こんな感じでした。
自分のバイクはこんな感じで、ストップ&ゴーとかで熱持つと、プラス20℃~30℃アップって感じになります。
ナックルは鉄ヘッドで、暖まらんし冷えづらい。あとやっぱり低発熱だと思います。
オイルもヘッドに回る量がすくないんで、いつまで立ってもぬるいですし、パン以降のエンジンとは色々違うところが多いです。
ヘッド温度にしても冷えづらいのでやっぱり高めに出ます。あとフロントのほうがバイクの形にもよりますが、風が当たるんでよく冷えますよ。ノーマルのでかいタンク乗っていると明らかにリアのほうが熱いです。
ともかく暑い時期ももうちょっとです。くれぐれもオーバーヒートにはご注意ください