パンヘッドの点火時期調整について
初めまして。
パンヘッド55flhなのですが手動デスビから自動デスビへと交換し、ポイント調整をしたいのですが、55年のパンヘッドは⦿もしくはIマークどちらに合わせればよいのでしょうか?
まずポイントのギャップを調整し、タイミングホールからIマークを確認し、いざプラグから火花を確認しようとするとカム山がずれており、接点もくっついています。
タイミングマークを確認してからポイントのギャップの調整でもよいのでしょうか?
そのあたりがわからなく、、
教えて下さい。
はじめまして
パンの自動進角の調整ですね。これってアーリーのマウントが1本タイプのやつですよね。
まずはポイントギャップ等は無視で、クランクの位置を決めます。
タイミングホール覗いているようですので、とりあえず縦の|←これに合わせましょう。
ただしフロントのインテークバルブが閉まった直後の縦マークです。プッシュロットカバーを開けて確認してからマークを出します。
これ、圧縮上死点だったと思うんですが、ココ基準で充分です。というよりキック始動での自動進角であればココ基準から始めた方がわかりやすい。
位置が出たらいよいよポイントを触りましょう。この時点でいい感じでデスビが刺さっているならすでにフロントが火が飛ぶ直前か、若しくはポイントのヒールが乗るかどうかって感じだと思います。
あまりにも極端にずれている場合はデスビを引っこ抜いてギヤのかみ合わせを一つずらすとかそんな作業が必要になります。
自動進角でアーリー用であればクランクケースにマウントしているネジが一本でしかもステーがデスビ本体に固定されているわけじゃないので、配線を気にしなければグルグル回ると思います。
デスビ抜くのが面倒なら回して合わせてしまうのも一つの方法です。
ともかくココでデスビの位置を決めます。クランキングを一切せずデスビってかポイントプレートというか、ともかくポイントを動かしてなんとなくポイントが開いたかなって位置になったら仮固定します。
んで、ここでやっとポイントギャップの調整です。しっかり前後の開きを確認しましょう。
すべての調整が終わったらいよいよエンジン始動となります。
この方法(適当圧縮上死点設定方法)で点火タイミング調整をしますと、うまく行っていれば結構遅めのタイミングだが、絶対ケッチンが来ず且つ始動するという調整用でエンジンかけるには絶妙なタイミングになっているはずです(笑)
かかったら暖気運転してみて様子見です。恐らく点火タイミングが遅いと感じると思います。
ここでエンジンがあったまり、始動性が上がったらちょっとずつタイミングを早めて行って見ましょう。
この辺は適当です。管理人は必ずしも純正の点火タイミングがこのご時世にあっているとは全く思えないので、ノッキングせず、且つキックでケッチンが来ない場所を探して行ってください。
ちょっと長くなりましたが、こんな感じです。
ここもちょっとやそっとではぶっ壊れるところじゃありませんので、色々やってみましょう。
てか一番壊れるのはタイミングホールです。そこのネジって固着しててとれないとか舐めてるとか多いんで、開け閉めには充分な注意が必要です。
長くなりましたがこんなところだとおもます。