ショベルヘッドプラグについて
チャンピオンのプラグについては残念ながらよくわかりません…
品番の意味がわかる品番表みたいなのが本国アメリカのサイトにもなく、品番をみてプラグの選択が難しいのです。
また、日本にはNGKがあります。それはもう世界中で使われているプラグメーカーですし、値段もお手頃、しかも品番がわかりやすいと選ばない理由が無いので、もっぱらNGKオンリーです。
長く慣れ親しんだせいかどうかはわかりませんが、NGKのプラグは品番の付け方がシンプルで品番を見ただけで、なんとなくそのプラグのサイズと確実な熱価がわかるってメリットもあります。
てことで、NGKの説明をさせてもらいます。
パンやショベルの短いプラグであれば、通常の品番はBP5SとかBP5HSとかを使われているかと思います。
これが、BPR5HSと、真ん中付近にRがが入ると抵抗入りになります。
これだけです。品番として存在しているかどうかはちょっと確認していませんが、NGKの場合は最初の何文字かの後にRが入ると抵抗入りプラグとなります。
で、フルトラ化した際に必ずしも抵抗が入っていたほうがいいかって言うとそんなもとも無いと思います。実際抵抗無しのプラグでガンガン走っている人もいます。
プラグは…ん~わかりやすく噛み砕いて言うと回りに電子的な高周波ノイズを撒き散らしているんですね。これを低減するための抵抗なんで、当然電子機器たるフルトラあたりにも影響があるんですが、これまた現在の製品であれば、その辺もしっかり対策されているので、それほどプラグの抵抗にこだわらなくても、影響は少ないと思ってください。
ただし、この高周波ノイズはバイクじゃなくて走行している場所の回りには影響を与えることがあります。
てことで、ポイントであれなんであれ実は抵抗入りを使うってのが一番いいことだったりします。
若干お高くなりますけどね。
あとはポイントギャップに注意です。点火メーカーにもよりますが、ギャップを広げて火花を大きくしろって書いてあるかもしれません。
この場合は手でギャップを大きくするか、もともとギャップが広いプラグを買いましょう。
たとえばショベル後期からエボに使っていたBPR5ES-11の最後の-11はプラグギャップが広くなっていることを表します。
この辺を組み合わせると、74年以前のショベルフルトラにくっつけるNGKの最適品番は…
BPR5HS-10
とかに…なるんかな…あるかどうはわかりません(笑)
ちなみにHが入るとプラグのネジ部分がちょっと長く(2mmぐらい?)なります。本来だとH無しが正しいらしいんですが、両方とも問題なく使えるので、マニュアル原理主義者であればH無しを、そうでなく当たらず問題なく使えればいいってんならHが入っているので構いません。
参考にしてください