エンジン始動時の点火タイミングとミッションオイル漏れ?
こんばんは。お世話になります。
ナックルヘッドでキャブはリンカートM74B、手動進角なのですが、先日、デスビを分解し掃除をしました。わりと汚れがありました。
その時にポイント(デスビにネジで固定されてるやつ)は外さず、他のパーツは外しました。なのでポイントギャップはほとんど変わってないと思うのですが、なんか早めになったかもと感じました。
というのも、誤差の範囲かもですが、若干ポイントギャップが分解前と再度組み立て後で、広く感じたのと、タイミングマークを出した位置では以前に合わせた時より若干早くポイントが開きました。
そこで、エンジン始動時に最遅角位置にした状態で掛けたところ、すんなりかかりました。十分温まった時と、走行後数時間たった時です。
もうずっと始動時は少しだけ進角させて掛けてて、むしろ最遅角ではかからないのですが、それがかかりました。
これは点火タイミングが早すぎでしょうか?
走行事態はわざとノッキングしそうな感じに運転してみても、そのような感じにはならずにスロットルを開けたらしっかり反応して加速し、トップギアでトロトロと50キロちょいで走っても安定してました。管理人様がよく点火タイミングの話を書いてくれているので、マニュアルはあくまで参考で、自分の感覚で合わせてみてるつもりなんですが、少し不安もありまして。
もう一点ですが、クラッチハブとハブナットの間、ちょうどロックワッシャの辺りからミッションオイルが漏れます。なんとか止めたいのですが、対策はありますか?
液体ガスケットは試しましたが、上手くいかなくて数百キロ走るとまたクラッチ板にオイルが付いてきます。
よろしくお願いします。
追記
以前、FXRについて質問させていただきました。その後ですが、FXRは金額が高くて諦めました。ただ、4速エボがわりと安く出たので、そちらに決めました。アドバイスありがとうございました。
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まずポイントをベースプレート?でいいのかあのでかいの・・・に残して残りを全ばらってことですよね?
あのデスビの構造だとこれだけで点火時期とかポイントギャップとか変わると思いますよ。つーか変ります!(断言)
ですからあの辺バラしたらちょっとした調整になると思いますが、ポイントギャップから何から何まで微調整がいると思いましょう。
んで、点火タイミングです。
まずナックルのとかの手動進角デスビとかって、可動域が広すぎるんですよね。手元のスロットル・・・でいいか、あそこを全閉状態、デスビも当然一番遅い位置に止まっている。
この時の点火タイミングはキックで始動するにあたって超絶ベスト、なく子も黙る完璧な点火タイミングだと仮定します。
んじゃこの状態で走行中にスロット全開!フルに進角を進めるとどうなるか?
これがねぇ、大体早くなりすぎるんですよ…
んじゃ早い方に合わせてスロットルを戻すとどうなるか?
これも予想通り始動時に点火が遅くなりすぎたりします・・・。これが今現在のコチさんのバイクの状態です。
こうなるのが面倒なので可動域をなんとか抑えたりワイヤーのながさとか色々つかって全閉時と全開時に最適な位置に止まるように色々手を加えることもありますが、手動進角のデスビのセットアップは点火時期云々とこのマウント方法の2つ面倒事あるのを覚えておきましょう。
ちなみに点火時期はケッチンが来ず!かかりやすく!かつノッキングしないこと!
これでOK!
で、クラッチハブのあのオイル漏れかぁ・・・
あれっておそらくなんですけど、ハプとシャフトのテーパーがあってなくてハブがちょっと浮いたり斜めになっているやつが漏れるのかなーと思っています。
しっかり検証はしていないんでなんですが、あそこからオイル漏れるバイクってだいたいクラッチハブプーラーなくてもハブが抜けるんですよね。
要はテーパーにしっかりハブがはまっていない。
これはハブの社外品の精度かここ最近某所で行われているメインシャフトの硬質メッキによる強度アップの際にテーパー部の処理ミスにより太ったため・・・
の両方のケースを確認していますのでこの辺が原因なのかなと思っています。
ちなみに普通であればあのナットをがっちり締めておけば不思議とオイルはもれません。漏れそうな構造しているのにね。
対処としてはお試しにもうちょっとハブナットにトルクをかけてみましょう。それでもだめなら小手先の手段では場所が場所だけに通じないと思います。
ちょっと諦めるか・・・となりますかね
やっぱりずれるんですね。だとしたら少し早めに振れた方へずれたっぽいです。
乗って色々試したら、始動時に点火タイミングをいつものように少し進めた位置でもケッチンは来なく、かかりは良く(冷感時、温感時ともにほぼ一発)、ノッキングもなく、調子も良かったからこのままいきます。また、なぜか燃費が良くなってました。2キロぐらい伸びました。燃費はたまたまかもしれませんが。
オイル漏れは対策ない感じですか。
実はハブのキーがはまる溝あたりから延びてる小さなクラックを発見してて、交換しようとハブなど一式部品を揃えたところです。いちおハブナットも新品を準備しました。
もしかしたら、小さなクラックが原因ってありますか?
外す時にははまり具合に注意します。その他、分解時、組み付け時にチェックするポイントはありますか?
燃費は点火時期が適切だと伸びることありますよ。燃焼効率が上がってパワーが出るので結果的にアクセル開度が低くなり、燃費が伸びるって寸法です。
この辺はより厳密に点火時期や空燃比の調整ができるインジェクションチューニングをシコシコややっていると猛烈に体感できます。
管理人が旧車でも全くノーマルの点火時期を気にしないのはこの辺にも理由があります。旧車も点火時期セッティングしちゃいかんの?と。
んで、ハブですね。
小さいクラックでもハブとシャフトのテーパーにはめれば多分ガバッと広がって圧入できないでしょうからオイル漏れ影響あるんじゃないかなーと。
もしかしたら昔良くやってたハブナットにオイルシール2個入れるとメインシャフトのオイル出口とナットのクリアランスが極小になってオイルが出なくなるとかあるかもしれません。
2個入れるのはプッシュロットからの漏れ防止だと思ってやってたけど、ひょっとしたらするかもしれません。ためしてみてください。
やっぱりそうなんですね。キャブの燃調も少し濃い目だったのか、①ノッチ絞りました。点火タイミングが早まったからなのか、元々濃い目だったのかは分かりませんが、たった①ノッチですが乗った感じが良かったんで。
じつはハブナットには2個入れてます。クラックがあるのは事実なんで、これが原因ではまってなく漏れるなら良いんですが。交換しないと分からないですよね。
メインシャフトのネジ山にシールテープを巻いておくのはどうでしょうか?意味ないまたは、余計な不具合でますか?
近々交換作業します。
うーん
シールテープは多分意味がないと思います。あれって基本は管ネジ、テーパーねじに巻くものなんですよ。
一般的にはガス管とか水道管の連結部とか。ハーレーならオイルポンプとかショベルのオイルラインフィッティングの一部に使います。
普通のストレートタイプのネジはネジの途中で〇〇を止めるって効果はなく、あくまでのネジ部とかの接面のたいらな部分でオイルを止めます。
対して管ネジ、テーパーネジはネジそのものに漏れを止める構造をしていますから、この補助でシールテープを巻く感じですね。
たまーにゆるゆるになったミッションのドレンとか各部ドレンに巻いてあることもありますが、大体まとまって根本に密集する形になっていて、殆どが意味を成していないです。
こんなですので、普通のネジのクラッチハブナットとメインシャフトに巻いてもみんな取れて奥で団子になって終わりかなと。
リンカートはたしかに1ノッチ程度でも結構セッティング変わるイメージです。季節とか気温で割りと頻繁に調整するので、適当にいじりながら乗ってみてください。
多少は効果あるかと思いましたが、ないんですね。明日、ハブ交換をしようと思ってますので、ハブナットのネジ山も新品と見比べて組んでみます。回答ありがとうございました。