パンヘッドエンジンからの異音
はじめまして。皆さまに質問させてください。
当方1965年のパンヘッドを所有しているのですが、先日30分ほど走行していたら高回転時は気にならないのですが1500回転くらいまで落ちてくるとリアシリンダーのヘッドあたりからギュッギュッっと異音が発生しはじめまして、急いで家に帰ってきたのですがずっと回転が落ちるとその異音がでていました。
帰宅後にすぐプラグを外して確認したら黒くもなく白くもなく悪い感じは感じませんでした。そしてそのままプラグを外したままプッシュロッドカバーを外してロッカーアームとプッシュロッドの動きを見ながらゆっくりキックでクランキングしてみました。そしたらリアバンクの吸気ロッドが上がりきって降り始めるタイミングでギュッっとヘッドカバー辺りから異音がします。そのタイミングのみ一クランキングで一回って感じでギュッ音がします。
ロッカーアームへの給油不良かと思いオイル量も粘度も確認しましたが特に問題無さそうでした。
オイルはSAE50のシングルです。
そして1時間ほどエンジンを冷ましてみたら異音は全くなく調子もよくアイドリングしていました。おそらくまた30分ほど走らすと同じ異音が出ると思います。
ヘッドカバーを外せれば確認できるのですがフレームとのクリアランスが無くこのまま外せれそうにないので、あくまで予想になってしまうのですが皆さまからのお知恵を貸していただけないでしょうか?よろしくお願いします。
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始めまして
なるほど。プッシュロットをとって且つどこでなるかも確認して、再現性もあるってことですね
で、ここまで確認しているのでもうリアのインテークバルブ周りに何らかの異常ありでいいと思います。
で、ショベルまでのハーレーは車体の上でロッカーカバーとれないんですよね・・・なのでヘッド周りを確認するには必ずヘッドを車体から外すことになります。
んで、原因ですがオイルの潤滑不良ならタペットスクリーンのゴミ等が疑えます。が、オイルの入り口から遠くて熱的にも苦しいエキゾーストのほうにダメージ行くんじゃないかなーと思います。
で、仮にロッカーアームが正規のクリアランス(たしか0.04mmぐらい?)で組まれていた場合オイル不良をおこしたのであれば、キュッキュと音を出すために焼けてしまって動かなくなってしまうことが多いです。これは残念ながら経験済みなのでなんとなくわかる。
ってことでまずはタペットスクリーンがゴミが詰まっていないかどうかの確認です。
仮になにかが詰まっていた場合はそのゴミがなにかを確認して起きてください。具体的には金属片からもしくはそれ以外かです。
金属片の場合はエンジン内部からその金属片が出てきたと考えるべきです。こうなると結構な重症が予想されます。
それ以外のもの、結構多いのが謎の糸くずや液体ガスケットみたいなのです。これらはどうにもなりません。定期的な掃除を心がけるしか無いとおもってください。
で、タペットスクリーンに問題がなくてもリアのヘッドは分解確定と思ってください。その手の異音がする時点で何かが起きています。
原因がオイル不良だとしてももう音が出ている以上はそのまま乗り続ける事はできない程度のダメージが入っています。
跡はバルブスプリングが折れてたとか、ガイドシールが外れて一緒に動いてたとかそんな何かが起きていると思ってください。
で、これらがもしかしたらリフターとかでなにかの異常が起きている可能性もあります。
ともかく一旦乗るのはやめて分解して確認するべきだと思えるほどの異音が発生していると思ってください。