パンヘッドにs&sオイルポンプ取付
質問させてください。よろしくお願いします。
ただいま1965年式のパンヘッドにs&sのオイルポンプを取付しようと準備をしているのですが、いろいろ調べていくとクランクケースにリリーフ穴あけと、カムカバーからヘッドへの油が通る経路へのメクラプラグ取付などの話が出てきます。
できればクランクケースの加工をせずに取付たいのですが、やはり穴加工はしなければ危険なのでしょうか?ご教授ください。
因みに現状はシフトンのオイルポンプが取り付いていました。
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最終パンヘッドか
ええなー
で、S&Sポンプですが、実は未加工でもパンヘッドならつけることができます。
ショベル以降の一部年式ではリリーフホールっていうよりキャップのエア抜きベンド穴をケースに開ける必要がありますが、パンの場合はこれらの加工は必要なく、純正のリリーフホールからケース内オイルが排出される仕組みです。
んじゃ、あのぱっと見複雑怪奇な穴あけ作業はなんなんでぃ!てなると、アレはですね、オイルポンプから2系統の行きのラインを作ってやるのがおもな目的です。
実はパンヘッド、純正だとオイルポンプからボディへ行く穴が一つしかなく、腰上にくのも腰下へいくのも一つのラインしかなく、真ん中で適当に分かれて双方に流れていきます。
クランク周りへのオイルラインの関係でこれでも当時は良かったのかもしれませんが、これだと一番熱的にも潤滑的にもきついヘッド側にオイルが行くのを優先できないんですよね。
これじゃいかんと後期型になるとオイルの出口をポンプ側に2つそなえ、まずは優先的にヘッドを潤滑させ、それで余ったオイルを今度は腰下へ、更に余ったオイルは排出・・・となりました。
あの穴あけ作業はこのラインを通すためのもので、パンヘッドにショベルと同じオイルラインを作り潤滑させるための作業になるんです。
で、やらないでつけるとせっかく増大したオイルが一つの穴(元々開いているノーマルの穴)から送れるので多分結構無駄が多くなると思います。でもノーマルポンプよりはましでしょうけどね。
で、今現在シフトンのポンプってことですが、これってももしかしてすでにS&Sのポンプ取り付けと同様の加工がしてある可能性があります。
その確認のためにも今のオイルポンプ外してみるのが一番かもしれません。
ひょっとしたらポン付けで交換可能かもしれませんよ?