4速、クラッチプッシュロッドと調整スクリューの削れ
いつも、ありがたく拝見させていただいております。
さて、そろそろまたメンドラ周辺のオイル漏れを直そうと思い、ネット徘徊で情報収集していたところ、以下のような記述を見かけました。
>プッシュロッドを2秒以上押し出していると削り始める
多分、信号待ちでローギアに入れたままクラッチを握っている状態が2秒以上続くと削りはじめる、
ということを言っていると思ったのですが、
エンジンが停止していない
==>
クラッチシェルは回転している
==>
クラッチが切れているので、クラッチハブは回転しない
==>
クラッチプレッシャープレートも回転しない
==>
調整スクリュー、プッシュロッドも回転しない
ということで、
車体が完全に停車した状態でクラッチを切っていれば削れるということはないが
半クラッチが数秒続くとビミョー、となるのでしょうか?
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いろいろとアドバイスありがとうございます。
あれから暇を見つけて、少しづつ
ミッションスプロケ裏のオイル漏れ対策、プライマリチェーンのアライメント調整
作業を行いました。
プラグを抜いて、セルを数秒回す、を数回繰り返したところ、
異音もなく、普通に回っているようだったので
プラグを戻してエンジン始動しました。
すると、プライマリケースあたりから、カンカンと音がしたので
数分アクセルをあおって、音の出どころを探って、エンジン停止して
プライマリケースを開けてみました。
このようにエンジンスプロケ周辺のカバー側が削れていました。
不思議なのはアライメント調整でスペーサーを5mm厚===>2mm厚に薄く変更したのにカバーと干渉するようになってしまったことです。
というわけで、カバーをガスケットなしで左右でどれだけ移動するかやってみました。
ノックピンがないこともあって1mmほど左右に動いてしまうのですが、
(下)写真のように思いっきり右に寄せてカバーを組付けました。
これでも、少々、当たっているような音がしてしまうのですが、
これはやはり。アライメント調整に失敗しているのでしょうか?
一応、プライメリーチェーン外側とケースインナー奥の壁との距離が
エンジン側、クラッチ側、とでほぼ同一(49mm)なのは簡易的ですが確認したのですが、、、
スペーサー交換前のエンジン側は52mmだったので、奥に移動して、カバーとは干渉しづらくなるはずなのですが、、、
とりあえず、エンジンとミッションがつながっていると音がしなくなるので、
30キロほど試走したところ、
クラッチの切れが良くなり、
エンブレ時の唸りも解消したようなので、
今度は中間あたりでカバーを組み付けてみて、
まだカバーと干渉するようなら、カバー側を少し削って対処しようと思います。
ありがとうございました。