鉛バッテリーの寿命
鉛バッテリーの平均寿命は、どのくらいですか?それこそメーカーによって耐久差がありそうな感じですが、例えば、ユアサと台湾ユアサ、その他メーカーと比べたら、どんな感じですか?
バッテリーが上がったら充電して電圧が正常に戻らなかったら不良扱いという理解で正しいですか?
何回くらいバッテリーがあがってしまったら使い物にならないことが多かったしょうか?数回レベルであれば問題ないですか?
リチウムだとバッテリーをあげてしまうと寿命が弱くなってしまうと思うのですが、昔ながらの亜鉛バッテリーはどうなのか?気になりました。
よろしくお願いいたします。
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まず鉛タイプのバッテリーですが、現在でもおおよそ3タイプに分けれられるものが購入可能です。それぞれに対空っぽ性能が微妙に違うので、構造的に古いものから管理人が勝手に読んでいる名前で説明します。
1、保水タイプバッテリー
昔からある保水が必要なバッテリー。最初に入れる希硫酸と別々で販売されていて、使用前に希硫酸を入れる事で初めてバッテリーとして使用できる。使ってるうちに中の水分が蒸発してなくなるため、こまめに保水(蒸留水)をしてやる必要があった。
また、自己放電率が比較的高いためちょっとでも乗らないとさっさとバッテリーが上がる。ただし、完全放電を数回繰り返しても長めにやわやわ充電すれば割と復活する。
寿命は使用環境がいい場合(車)だと4~5年。ハーレーのような劣悪な環境だと早ければ2年といった所。
2、シールドバッテリー
上記保水バッテリーの新品儀式後に完全に密封をして以降保水の必要がなくなったタイプ。恐らく他にも色々改良されているのだろう。旧タイプに比べパワー感がある。
メンテフリーになると同時にあくまでも個人的体感であるが、自己放電率も多少減少、乗らない間の充電作業も頻度を落とすことになる。
ただし、完全放電には異常に弱い。へたすりゃ一回、運が良くても3回も完全放電すれば以降使えなくなるなんてことはザラだった。これじゃあんまりだってんで、ハーレーや車ではそれほど馴染みが無いが、世の中にはディープサイクルバッテリーなるものがあり、かなり深々と放電しても平気なタイプも販売された。
寿命は車での使用の場合7年程度持ったなんて話も聞く。ハーレーの場合は大体3年ってところか。
3、第3世代バッテリー
現在ハーレー純正で採用されている方式のバッテリーで、従来のバッテリーのように内蔵電解液を液状にして保存しているわけではなく、半液体状態にして密封している。
基本はシールドタイプであるが、工場で完全状態で作られ密封されて世に送り出される。これが可能になったのは半液体ってことで液漏れの心配もなく、搭載の向きも限定されづらくなったこと、構造により自己放電率ががっちり下がった事に起因する。
またこいつも前世代に比べると非常にパワフルになった。
欠点としては、テスターでVを測っても平気な顔してることがあるが、実際には雀の涙ほどのAしか出ないって死に方をすることと、値段が高い事か。
からっぽ耐性は2のシールドバッテリーより高いイメージ。でも似たようなもんかもしれない。
寿命は環境のいい場合だと相当あると思われるが、経験が無い。ハーレーの場合はやっぱり3年か4年、うまく言って5年程度って感じ。
で、Li-Feだけどどうなんでしょ?まだ寿命に達するまで使っているのを見たことありません。でも自己放電は極端にしないし、今の携帯とかって極限までつ買っても寿命に影響しないっていうし、ノートパソコンなんかはたまに完全放電させないとバッテリー寿命が短くなるし。
基本はリチウム電池だからこの辺は当てはまるのかなとは思っています。なんでもしかしたら完全放電には強くなっているのかもしれませんね。
てことでバッテリー寿命はこんな感じです。あんまり説明している所がなかったんで、長々かいてしまいました。間違っていたらごめんなさい。