どちらを優先にすべきでしょうか?
どちらを優先にすべきでしょうか?
A. これまでベストセッティングだったのですが、今くらいの暖かい時期でも始動直後のみアイドリングが弱い感じです。始動性は全然問題ないのですが、始動直後は燃料が少し足りない感じでチョークをほんの少しの間だけONにすると燃料がアイドリングが思いっきり上がって安定します。しかしながら暖気後の加速~走りは快適です。
B. 多少濃くしますと始動直後からアイドリングが安定します。
しかしながら暖気後の加速~走りは少し濃いような感覚がしています。
個人的には暖気後に調子良くなりますのでA状態がベストと考えていますが、
距離を走り込んだ事でセッティングが少し変わったような気がしています。
これはキックが軽くなり絶好調になった事でセッティングが変わったような気がしています。キックが軽くなったといっても極端にプラグを抜いた状態のキックの軽さレベルではなく、きちんと圧縮も感じられて、圧縮後のキックの重さが非常に楽になったという軽さになります。
そして、以前にも質問させて頂いた事があるのですが、
キックが軽くなった事で、今くらいの時期でも少ない燃料で冷間時の始動もするようになりました。
以前までのキックが重たい状態の時は、なぜか他のショベルに比べて多くの燃料を送らないと掛からなかったです。他のショベルが3回程度で掛かっているのに、自分の車両は5回~10回の加速ポンプが必要でした。
現在では加速ポンプ3回でも簡単に掛かりました。
現状のAでは始動性から乗る分には全然問題なく完全暖気までの始動直後のみ燃料が足りない?薄い感覚がしているだけで加速~走りは絶好調です。ギクシャク感やキャブからの吹き返しなし。少し肌寒い時だけ1回、くしゃみする程度で冷間時のみなので正常と見ています。
そのまま少し暖気していれば問題なくエンストしたりといった事もないのですが、始動直後に燃料が足りない感じがちょっとだけ気になっている点ではあります。絶好調なので問題はないとは思っているのですが、管理人さんの経験から何か引っかかるような事はないでしょうか?
よろしくおねがいします。
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キャブのセッティングでしたら断然というより必須ってレベルでAを選択するべきです。
冷え切ったエンジンの状態なんてアレです。かかれば良いのです。読む限りではAの状態が内燃機として正常であり、ここから崩す要因はゼロといえます。てことでセッティングはいじるのやめましょう。
あくまでも快調に走るのが本来の目的であり目標です。
で、パンとかナックルってみんなキックが楽なんですよ。これは圧縮で合ったりバルブスプリングの重さで合ったりといろんな要因はあるんですが、総じてショベルより軽くキックが踏めます。
圧縮がかかったところからキックが重いってのは本来であれば喜ぶべき事です。冷えている時でもきっちり圧縮があるってことですからね。
んじゃ軽くなってきたのが悪いかっていうとそうでなく、うまく言えないんですが、始動性が上がって来るとキックを踏み降ろす前に爆発するんで、これがものすごく軽くなったと思わせてくれることがあります。からキックやっているときとエンジンかけるときの差っていうか…。
んで、ミッションですが、流石に1万キロは言い過ぎ方思います。
まずギヤ関係を全部新品に変えた場合ですが、確かに噛み合いが完全に出るまではならし中といえなくもないかと思います。でもミッションのギヤってエンジン内部に比べれば噛合自体はゆるゆるなんで、そもそも当たりが出るって概念があるかどうか疑問です。そもそも当たりが出るレベルで減る程のものでもないと思います。
次にギヤを交換せず、各部のブッシュやなんかを交換した場合です。
これもきっちきちに数字を詰めるべきところは少なく、5速に至ってはほとんどがベアリングマウントです。
4速は各ギヤが金属マウントや圧入なので、多少当たりがでるって概念がありますが、それでも割と数値を大きくとって組むので、あえて慣らしのような作業は必要無いかと思います。
あくまでも個人的ですが、ミッションの場合は慣らしというより様子見で最初はあんまり無茶しないでね♥ぐらいの考えで、慣らしは…いらないんじゃないかと思ってます。
エンジンに比べれば熱も食わないし、クリアランスもでかいですからねー。初期不良や組ミスが無い限り、それほど慎重にならなくてもいいと思ってます。
あかん、また長くなってしまった…