ホンダTLR200
TLR200のオートデコンプですが、マニュアル通りの遊びしろ1〜2㎜に調整してます。 なかなか、コツが掴めずキックアームがすんなり降りる時と固まる様な時があります。 この症状を改善するに良い方法ありましたらご教示お願いいたします。 試しに、デコンプをフリーにしてキックして始動は出来ますが、重たくキックアームに負担が掛かり壊れる原因は予想出来ます。 現在は、降りる位置を探ってダメならギアを繋いで探っての繰り返しで降りる位置を探してます。 ちなみに、そのときはクラッチレバーは握ってクラッチ離れた状態でもクランクは回転出来るので ここだ!と思った時にキックしてます。 …そもそもクラッチ切ってるのにクランク回るのが 構造的に理解出来ませんが… クラッチケーブル、レバーの遊び調整はしてます。
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まずどんな感じでキックをおろしているかですね。
ハーレーと違ってオートデコンプの車両はキックを一番上から下ろした時にキックレバーとかについている爪みたいなのが引っかかって、それがワイヤーをひっぱってデコンプが作動する仕組みです。
猛烈に単純なしくみで、キックレバーの位置によって強制的に動く的な感じになっています。
踏み方の手順としては
- 適当にクランキングする
- キックが圧縮で重くなって降りなくなるところを探す
- レバーを一番上からキック!
しばらくやってないので、忘れちゃったけど確かこんな感じでほぼデコンプが作動したと思います。
ともかくハーレーのようにレバーを中間で踏むとデコンプが作動しません。必ず真上、レバーがフリーな場所からおろしましょう。
余談ですが、ホンダのBAJAとかGBに積まれていたハイパワー単気筒は燃焼が割とリーンなので、始動時に加速ポンプ煽ってやるとかかりが良くなる事が多いです。
TLR200がどの血筋のエンジンかちょっとわかりませんが、デコンプ問題が解決してもいまいちかかりが悪いようなら、エンジン温まっててもちょっと加速ポンプ煽ってやると幸せに慣れるかもしれません。
で、
そもそもクラッチ切ってるのにクランク回るのが 構造的に理解出来ません
これもハーレーのビックツインばっかり見ていると混乱すると思います。
ただアイアンスポーツはクラッチ切ってもクランキング出来ます。
これは回す場所の違いから起きます。
ビックツインの場合は、
ミッションのメインシャフト
↓
クラッチハブ
↓
クラッチ経由でクラッチシェル
って動力が伝わっていくのでクラッチを切ると動力(キックの力)も切れますが、アイアンスポーツの場合は直接クラッチシェルを回します。クラッチ板を動力として介さないので、クラッチを切ってもキックができるのです
このキックがどうやってクランキングさせるか、確か両方ともハーレー用語じゃなくちゃんとした正式名称があったはずです。
が、忘れてしまった…