リベラ/プリモのプロクラッチについて
久々に質問させていただきます!
もし以前に同様な質問があったらすいません
よろしくお願いします。
オープンプライマリーでリベラ/プリモのプロクラッチを利用しています。
最近ロッカークラッチに変えたのですが、1速がうまく繋げず何度もエンストしました。
ハンドクラッチではあまりきにならなかったのですが・・・
フリクションディスクにオイルを塗ったことがなかったためジャダーが発生していると考えました。
フリクションにオイルを塗ろうとばらしたのですが、一番手前(外側)のフリクションが
かなり摩耗していました。質問は摩耗しているフリクションディスクをあまり摩耗していない
フリクションディスクの場所と変更しても問題ありませんか?
いろいろ検索したのですが順番は関係ないという記載と順番は大切という記載があり
困惑しております。
もうひとつ教えてください。
プロクラッチのダイヤフラムスプリングの調整でシムでスプリングの高低差を
0.10-0.20インチにするようですが、この高低差をどのように計測すればいいのでしょうか?
特殊な計測機がないと計測できないものでしょうか?
現在は目視で2.5mmくらいかなぁと調整してます
以上よろしくお願いいたします
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お?
お久しぶりです。元気にバイクに乗っていたようで何よりです。
確かに手動式から足動式に交換すると当然一気に乗りづらくなりますよね。しかしリベラか…部品もちょこちょこ欠品が出てきてて、元リベラの社長が初めたアメリカンプライムには期待したいところです。
んで、
摩耗しているフリクションディスクをあまり摩耗していないフリクションディスクの場所と変更しても問題ありませんか?
問題ないですよー。なぜここを順不同にしなければならないのか理解に苦しみます。
この場合問題にするべきはなぜ一番外側のフリクションプレートだけがなぜ減るかの原因です。これを優先して修理するべきでしょう。
もしスチールディスクとのあたりがどうのこうので問題にするとしましょう。でもこれって裏を返せば今までどうりに組まないとあたりがズレるほどスチールプレートが・・・癖があるっていえばわかりやすいのかな?要はひん曲がっているとか表面が荒れているって事なんじゃないでしょうか?
そんなの交換するか直すべきですし、ちゃんとしたプレードならこんな相性問題なんておきません。タイヤのローテーションみたいなもんだと思って位置なぞ気にせずガンガン組みましょう。
次に
0.10-0.20インチにするようですが、この高低差をどのように計測すればいいのでしょうか?
これはダイヤフラムスプリングの一番外側(外縁)と内側のスプリングを押せているプレートの高低差って考えで良いです。
図り方はテキトーなまっすぐそうな板をスプリングを抑えている板の外側って言えばいいのかなー、に当てて、まっすぐスプリングの外縁まで伸ばしその高低差を測る感じ(わかるかこれ?)。
でもまぁあくまでも個人的にですがあんまり気にしなくていいです。プロクラッチはそもそも性能上ただのショベルにはオーバークオリテイです。ましてやオープンプライマリー等で軽量化しているショベルにはもったいないほどの性能です。
ダイヤフラムスプリングが逆反りしない用に組んどきゃとりあえず十分なプレッシャーとストロークが得られるので適当い組んじゃいましょう。
んで、最後にジャダーです。
ここ最近、BDLやリベラ、バーネットなんかもそうですが、4速クラッチ用のフリクションプレートの多くが英語表記でdry/wetになっているものが多いです。湿式でも乾式でも使えるってことですが、なーんか使ってみるとほどんどが湿式用をそのまま流用しているような感じです。
もうオイルビタビタで使えと。
これ、乾式で使うと思いの外減るのが早いし、ジャダーも酷い。
手なことで組む際にはそれはもうたっぷりとオイルを塗ってください。つーか漬けてもいいぐらいです。実際に物によってはオイルにつけてから使えって書いてあったりしますし。
こんな感じです。
久々に飲んで回答しちゃったw大丈夫かな
管理人様
困った時だけ教えていただき感謝です。
本当に的確なアドバイスありがとうございます!
フリクションディスクは管理人様が違う方の質問で回答してたようにオイルを指で塗ってしまいました笑
それでも具合悪いようでしたら漬けてみます。
オイル飛び散るらしいので漬けたくはないですが…
フリクションディスクの件は一番奥が一番磨耗してないようなのでそちらと入れ換えてみます。
スプリング高低差の件ですが、管理人様の計測方法はスプリングを押さえてる板の厚さ分を引いた数値ってことで合ってますか?
これでなんとかロッカークラッチが楽しくなると期待してます❗
上手くいかなかったらまた質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。
最後に追加で質問させていただきます。
レリーズフィンガーの可動域ですが2cm
確保できれば遊びを多めに取っても全然問題ないですよね?
基本、レリーズフィンガーの可動域ってどのくらい確保できれば大丈夫でしょうか?
レリーズフィンガーの可動域ってどのくらい確保
可動域と言うよりクラッチを切っていない時の位置はマニュアルにて指定があります。位置が決まっているので、これを守れば可動域はそんなになかったりします。つーかたとえ可動域が5mmとかでもクラッチが切れてスローアウトベアリングに負荷がかからなければなんでもいいかなーと。
位置についてはフットクラッチだと難しいのですが、んー、なんて言えばいいんだろ?キックカバーにフィンガーが水平?に付くってか…
ちょっとオイル入れる穴からスローアウトベアリングとフィンガーを眺めて一番効率よく入力されたストロークに対してスローアウトベアリングを押せる位置を確認してみてください。
クラッチ調整での要点を箇条書きにしておきます。これさえできてればカスタムバイクである以上なんでもいいかと思います。
- クラッチ側調整スクリューを押しすぎず、常にスローアウトベアリングに負荷がかかるのを避けること。俗に言う1/4とか1/2戻しはこれのため。ただしスーサイドクラッチの用に自重でレバーを押し付けてしまう場合はこの限りじゃない。
- リレーズフィンガーがキックカバーにあたっていないこと
- クラッチが切れること
以上。これさえできてればクラッチ調整は完璧?です!
すんげー適当ですけど参考になれば幸いです
ありがとうございます!
管理人様の解説で改めて自分の設定が間違ってなかったと確信になりました
2cmの可動域はレリーズアームのことでフィンガーは多分5mmくらいの
可動ですね。
スローアウトベアリングの中心にフィンガーが来るようにしています。
今回もいろいろありがとうございました!