CVキャブを語れ--1--

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完成を迎えた可変ベンチュリー最終型

なぜか今度はCVキャブ。残念ながらまたハーレー中心である。

CVキャブはご存じ日本のKEIHINが作成した負圧式可変ベンチュリーキャブである。
その誕生は以外と古く、80年代初頭より日本車への装着が始まった。
ハーレーへの正式採用は1988年(89だったかも)からであり、その後全車種インジェクションへ完全以降する2006年(だったか?)までの間の実に18年の長きにわたり全車種へ採用され続け、その次のをインジェクションへと託したため、ハーレーで使った最後のキャブでもあるし、他メーカーでもインジェクション化の波を一手に引き受け最後まで君臨したキャブであろう。

もう一つのキャブレターメーカーの雄MIKUNIも独自形状の可変式負圧キャブをつくっていたが、名前失念しました…。MIKUNIファンの皆さますいません。
ただ、恐ろしいぐらい複雑な通路を持つ化け物じみたキャブだっていう記憶はある

その特性は非常にマイルドでおとなしく、大体のスロットルワークに可変ベンチュリー独特のテンポで着いきて、抜群の安定感をみせ、霧化特性の高さから高い燃費性能を持ち、まさに純正で使用するのにふさわしい特性を持ち、壱部の隙もない恐ろしいキャブである。
そしてこの特性は過去のハーレー達につけても如何なく発揮するという汎用性の高さもある。

その特性上乗ってて全く面白くないという評判もあり、手練れのハーレー乗りからは所詮純正としてあまり好まれない傾向もある。

だが、管理人はその絶対的な安定感がたまらなく好きなんで、ふつーツーリングに行ったり、スーパーに買い物に乗って行き「パニアバックにネギが入んねー、家から近いし、ふた開けてちょとはみださせていくかー」的な普通使いには最も適したキャブでると断言できる。

んじゃぼちぼち中身の話でも。

CVキャブの種類

  • CVの前期型のフロート。後期はもっとフロート面が小さくなるが、構造的にほとんど変化がない。

  • CVのスロージェット。バタフライの物とよく似ているが全く別物なんで混ぜるな危険

CVはバタフライのように種類が多くなく、たぶんだけどスポーツスターとビッグツイン用、そして前期型と後期型に分けることができる。
ただし、バタフライと違い基本構造は全く一緒でフロートの形状が変わるだけだ。
この微妙な変化は1992年と相当前からなので、現存するCVキャブの大半が後期型ということになるだろう。


あと、ネットとかでCVとバタフライのスロージェットは同じものなんて書いてあるのをそこかしこで見かけるけど、これは間違い
見た目もほぼ一緒だし、つくっちゃつくけど別物です。
見分け方としてはまずサイズ。CV用は現在最高でも54までしか出ておらず、これ以上大きいのが付いているようであればバタフライ用だと思っていい。
また、ジェット下側(写真参照)の部分に穴が何個か開いているんだけど、この穴のサイズがCVのほうがでかい。
比較がなくて申し訳ないが、この写真より穴が小さい場合はバタフライ用のスロージェットと思って間違いない。そしてネジ部も太さだかピッチが微妙に違う。

もし間違って組んだ(CVにバタフライの、もしくはその逆)場合、セッティングどころかなんか謎の不調を起こし、整備の泥沼にはまったり、最悪ガジってジェット取れないとか成りかねないの十分注意使用。
もうちょっと違う形ならいいのにね…

今回はここまで
次回はCVの構造をもうちょっと掘り下げてみるよ。


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