ハーレーのケイヒンバタフライ--最後--

 

果たしてケイヒンバタフライは選ぶ価値があるのか?

1はここから

2はこっち

3…ここ。

※2019.5.6追記※
  コレで最後とかいたけどもう一回セッティングについて書きました。ここからどぞ。

今回でバタフライは最後。

構造的なのは長々書いたので、最後になぜバタフライなのかってのと、欠点とかを書いてみる。
管理人がバタフライが好きなのは構造的に究極にまで進化した固定ベンチュリーってのとそのハイブリットな乗り味にある。

同じ純正のゼニス/ベンディックスと比べてもマイルドな特性なんだけど、CVのような負圧式と比べるとしっかりと固定ベンチュリー独特のレスポンス?になるのかな、 なんかそれっぽい挙動があるし、優れた霧化特性により燃費も悪くない。
キックでの始動性もそれほどめんどくさい儀式もなく、悪くないのでどのバイクにも愛称がいい。ただし、エキサイティングな特性はほぼない。この辺は好みかな。

バタフライの欠点

種類が多すぎ

前期後期などを入れるだけでもざっと4種類、それにスポーツスター用(正直これも本当にあるのかどうかもあやふや。パーツマニュアル見るとどうもあるっぽいんだけど…) とかも入ると種類が多すぎる上に、見た目で判別するのが非常に難しい。

使い回しも可能なんだけど、どうもビックツイン用をスポーツに取り付けると調子が悪いっぽい。
フロート室の形状変化も激しく、リビルトkit買うとフロートガスケットだけで何種類も入ってくる。

この辺は純正でそのまま使っていると問題にならないんだけど、中古で付けたりリビルトしようとすると非常に厄介な問題だ。

構造が複雑すぎ

固定ベンチュリーの良い特性を出すために究極までに穴をあけまくったキャブなので、とにかく通路が複雑。もはやロストテクノロジーといっても良いぐらい。

80年代って複雑な構造をもって有用かどうかわからない機能をバイクに(おそらくバイク以外でも)付けていった時代だったけど、まさにバタフライはこの複雑さを 受け取った権化見たいなもんで、機能的には成功しているけどとにかくめんどくさい。

なので一度詰まったり壊れたりすると修理は困難を極める。過去に2個程修理を諦めた事があるぐらい。

あまりの通路の複雑さにより、頑張って修理しようとして上のアルミで圧入されているふたを外して詰まりを除去、そのあと中途半端に閉じて調子が崩れている 個体が大量にあったりと、みんな苦労してるんだなーと遠い先人達の苦労に思いを馳せる時間をくれるっている良い側面も無きにしも非ずだが。

修理しながらこんなに面倒な構造にするならさっさとCVにすればよかったんじゃ…と思うこともある。

この思考はチョークバルブ周りでも引き継ぎ、たがが入口を閉じるだけなのに、めんどくさい構造をしている。
このためおいそれと外すわけにはいかず、かといって付けておくと勝手に閉じるという罠を発動する。たががバルブならリンカートみたいな単純構造にしときゃ よかったのに。

ここまでやっといてセッティングパーツがスローとメインの二つのみ

純正だから、セッティングパーツなんていらんでしょって思うかもしれないけど、 純正でも各種ジェットサイズを取り扱っているんですよ。なら、もうちょっと中速についていじれるような構造にしてもよかったんじゃ…と思うこともある。

とまぁぼろくそに書けばこんな感じ。
ダメなところは構造が複雑すぎるっていうところに集約されるんだけど、だからこそあのバタフライ特有の乗り味も出てるし、それを悪いところと言い切るのも難しい。

本当は最後に中古で選ぶ注意点とか書こうかなと思っていたんだけど、今まで書いたのみればわかるでしょ!ってことでざっくり省く。
わからないことがあれば新規質問から受け付けます。

これで終わりと見せかけて代5弾を書いちゃった


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