ハーレーのインジェクション②

ハーレーのインジェクションコントローラー

①はここから

 

今回は各種センサーとその仕事をざっくり説明。
フルコンの説明をするにあたりこの辺書いとかないとどう説明していいかわからんからね。

各種センサーとその仕事

インジェクションの話をするに当たって各種センサーの仕事がわかっていないとなんのこっちゃになると思うので、 ターボのところで省いた説明も含めてもう一度おさらい。

クランクポジションセンサー

フライホイールについている印ってか凹みみたいなのを磁性変化を利用して位置を感知し、ひいてはピストンの位置を知るためのセンサー。
ポイントとかで言うとぐるぐる回る部分のヒール見たいなもんでです。点火のタイミングを計るのに一番重要なものになってるのかなと。

MAPセンサー

インマニの中に入っています。原理はわからないけど、どれぐらいの空気がシリンダーに入っているかの予測に使います。

なんで予測?実数を図ればいいんじゃないの?と思うかもしれないけど、その手のセンサーはでかい上に高いのでバイクにポンポン付くもんじゃないんですよ…
この辺はバイクよりスペースがある車の同様であくまでもはいる空気の量の予測を行って燃調を行います。

この空気量の予測、インジェクションについて考えるのに非常に重要な要素になってきます。

スロットルポジションセンサー

スロットル開度を見るためのセンサー。点火のタイミングから燃調まで幅広い要素で使っています。

原理は全く違うけど、EVOに採用されていたVOESはなんとかこのポジションを簡単に取ってこようとしたいい機構でした。EVOの初期が1984年だからこの頃には すでに点火タイミングを決めるためにスロットル開度の重要性が認識されてたってことだと思う。

ヘッド温度センサー

ヘッド、すなわちエンジンの温度を測り、コールドスタートからの暖機運転であったりオーバーヒート対策などに使っています。
セッティング部分にもかかわっていますが、その点ではあんまり重要な役割をしていません。

O2センサー

エキゾーストに取り付けてO2の値を読み込むことにより、エンジンの燃焼状態をチェックする重要部品です。

確認する際には空燃比(空気と燃料の比率。13:1とかそんな感じの表記になる13は空気の量で、1は燃料。:1の部分は常に同じなんで、省いて13とか14とかって言っちゃうこともある
大きい数値がそのまま空気の量になるんで、数値が大きいほどガソリンが薄いってことになる)で表示されます。

種類はおおざっぱに2種類で、純正についているのがナローバンド(狭い帯域)O2センサー、フルコンについているのがワイドバンドO(幅広帯域) O2センサーとなる。

このワイドだのナローだのなんなんだって話だけど、単純な話で読み込める空燃比の幅でしかない。

純正のナローバンドの場合その幅は本当に狭くて、確か14から14.6程度しか読めない。これってエンジンが暖まってスロットルをパーシャルにして走っている時ぐらい の数値なんだよね。なんで燃調を決めるには完全に能力不足で、今がベストかそうじゃないか程度の判断材料に使っているみたい。

対してワイドバンドO2センサーはその名前の通りエンジンが動く空燃比幅の更に外側まで測れる程の性能がある。コールドスタートのチョーク引いている ような状態から、2次エア吸ってもう動けない…なんて領域までしっかり測ってくれる。

O2センサーにこの性能があるからこそのフルコンであり、フルコンの特徴であるオートチューンはまさにワイドバンドO2センサーの性能があってこそといえる。

ただし欠点もある。

①値段が高い

高性能であるが故に当然だが値段が高い。

②でかい

純正のO2センサーと比べるとでかい、長い。このため純正マフラー穴を利用して取り付けることはできず、 マフラーを加工して取り付ける必要がある。
この作業のおかげで取り付けがめんどくさくなり、取り付けをためらう方が多数いる

なら小さいワイドバンドO2センサーつければいいじゃねーか!と思う方もいるとおもうんですが、これがねぇ、更にお値段がはるんですよ…
なんでフルコンメーカーも小さいワイドバンドO2センサーで設定したいのも山々何でしょうが、商品の値段が跳ね上がる(倍以上)=だれも買わねーだろ! って事ででかいセンサーを採用しているわけでです。

今回はここまでにしておきます。本当は全部まとめて書きたいんだけど、長すぎても読みづらいかなと。

てことで③につづく

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