ケイヒンバタフライキャブ
管理人さんのケイヒンバタフライ解説を見て興味を持ちました。
1~3の解説では終わらず、さらに続いたのでケイヒンバタフライ愛を感じました(笑)
これまでネットでは不調ばかりの内容が目立っていた事と、あらゆる所に穴がありまくりという点と不調が出てしまうと迷宮入りになってしまうという事から見向きもしていなかったのですが、
今から入手するならば、何年式がオススメでしょうか?
市販のキャブサポートが見当たらないのですが、ポートはない状態で装着しても大丈夫ですか?
穴が開きまくりの詰まり不調が目立つので自分のような素人には、これから中古を入手するのは少し危険な気がしています・・・
よろしくお願いいたします。
愛を感じて頂いてありがとうございます(笑)
バタフライについては最低でも1982年アップがおすすめです。この年式以降であればあいつはフル装備状態です。状態のいいものであればステッカーが残っていてOEM番号も書いてあるはずです。また年式の高いものはたしかHurleyの刻印があったはずです。ある程度の年式の目安にはできます。
あとキャブサポートはどんなキャブでも必須です。
色々あるのですが、ショベルでバタフライであれば年式問わず使えるのがS&S品番の16-0471が使いやすいかなと思います。多少の加工が必要になるかもしれませんが、目立たずそれなりにホールドできます。
んで、バタフライですが最終のものでも1988年ともはや30年以上前の物です。
大事に、ってか普通に使われ続けているものであればこすれる場所も少なくまだまだ現役と言えるでしょうが、放置されたり過去に腐った気配のものであれば確かに危険を伴います。オークションなんかでも売ってたりしますが、再起不能なまでにだめになっているものも当然あるんで、購入に際しては十分な注意が必要です。
ただ純正最後の固定ベンチュリーってのもあってその乗り味や始動性、安定性、穴だらけ、独特の構造は他のキャブには無いもので未だにファンが多いのもわかるものです。あと小さいんですよ。その他のキャブに比べて全体的に小さい。これがバタフライの一番いいところかもしれません。
ただし、所詮は純正って事も覚えておいてください。劇的な変化やパワーアップは望めません。
もしつけてみようってことであれば、実際に手にとって確認できる物がいいと思います。